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【高評価】仕事仲間でお姉さんで・・・12(福島家の朝)(1/2ページ目)

投稿:2025-03-09 20:18:10

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IT社畜◆IBeJZ3k(北海道/20代)
最初の話

私は宮崎といいます。地方国立大卒、地方のIT企業の技術職、社会人3年目の25歳です。学生時代はラグビーをしていて、身長も180センチと体の大きさと頑丈さが取り柄です。大学時代にはじめて彼女ができて、有頂天になっていたら、ラグビーの合宿で離れている間に、彼女の寂しさの相談に乗るフリをして近寄った後…

前回の話

その夜は、お風呂上がりに酒を飲みながら、理子さんと録画した映像を見ていると、理子さんが言いました。「1回はいいって言ったけど、2回もしてる・・・」#ピンク「それに里美も何なの、あんなにお母さんのこと、怒っておいて。またしたいって、どうなのよ!」#ピンク「そこは里美さんも反省してたよ、お母…

朝は少し早めに目覚めました。というか、あまり寝ていません。隣には理子さんが、私の腕枕で寝ています。相変わらずかわいい寝顔です。ちょっとムラムラしましたが、さすがに朝は彩ちゃんやお父さんが起きてると困るので我慢しました。

そっと枕になっていた腕を抜き、軽くキスをして、パジャマを着直して、トイレに寄ってからキッチンに行くと、愛美さんが朝食の準備をしていました。

「あ、宮崎さん、おはよ。」

「愛美さん、おはようございます。」

「昨日って・・・私、よく覚えてないの。もしかして、宮崎さんが、寝室に連れて行ってくれたの?」

「はい。愛美さん、軽いから大丈夫でしたよ。で、部屋でパジャマに着替えさせて、眠ったところでリビングに戻りました」

「で、でも、あの、し、下着、つけてなかったんだけど・・・」

「え・・・?寝るときは下着つけないの、って愛美さんが言うから・・・脱がせて着替えさせたんですけど・・・」

「わ、私、そんなこと言ったの・・・?ご、ごめんなさい・・・でも、ありがとう。」

「脱がせたら抱きつかれて、ちょっと大変でしたけど、大丈夫でしたよ。部屋から出るときにお父さんと入れ違いになって、ぎりぎりヘンなとこ見られなくてよかったですけど笑」

「そ、そうだったのね・・・。」

「あ、あと、お父さんも、俺が愛美さん、って呼んでること知ってますから。温泉で、里美さんとつき合ってないことを伝えたときに、お母さんって呼ぶのも違うと思ってそう呼ばせてもらった、って説明してあります。」

「そうなの?じゃあ、私も宮崎さんのこと、ゆうくん、って呼ぼうかな。」

「そのほうが、宮崎、って姓で呼ばれるよりも家族に近い気がして、うれしいです。」

「じゃあ、今からそう呼ぶわね、ゆうくん!」

「はい、愛美さん。」

そこへ、里美さんが起きてきました。

「おはよー、お母さん、宮崎くん。早いね!」

「おはよ、里美さん。」「里美、おはよう。」

「いま、ゆうくん、呼ぶのって聞こえたんだけど?」

「そうそう。もう家族になるんだから名字で呼ぶのも他人行儀かなって、お互い名前で呼んだほうがいいんじゃない?、って話をしてたとこなんだ。ね、愛美さん。」

「そう。だから、里美も、そう呼んだらいいんじゃない?ゆうくんだって、里美さん、って名前で呼んでくれてるんだし。」

愛美さん、ナイスアシストです!

「そっか、宮崎くんとも義理の兄妹になるんだもんね。あれ?姉弟?どっち?」

「普通は、血がつながった側の上下がそのまま義理の上下にもなると思うから、兄妹、だろうけど、誕生日は里美さんのほうが早いし、まぁ、気にしなくていいんじゃない?だってそうじゃないと、千葉さんと俺、義理関係が逆転しちゃうし。」

「あはは!そうだよね!千葉さんと結婚することになったら、そうなっちゃうのか~!面白いね!」

「だから、お兄さんとか弟とか、気にないで、名前で呼びあうのがいいんじゃないかな。」

「そっか、そうだね。じゃあ、宮崎くんのことも、私もゆうくん、って呼んでいい?」

「もちろん、いいよ。」

「じゃあ、あらためて、ゆうくん、おはよう!」

そう言って、横から抱き着いてきました。

「おはよ、里美さん。」そう言って抱きしめて頭をポンポンしてたら、

「ゆうくん!私も~!あらためておはよ~!」と愛美さんも反対側から抱き着いてきたので、両手で二人の頭をポンポンしていると、理子さんが起きてきました。

「ゆうくん!おは・・・・ってなにしてんの!!」

「あ、あの、朝の挨拶を・・・」

「あ、理子、おはよう。いまゆうくんと朝の挨拶してるとこよ。」「理子ねぇおはよ!ほら、ここ空いてるから理子ねぇもどうぞ♪」と言い、正面を空けたので、理子さんも抱き着いてきました。

「ゆうくん・・・おはよ・・・先にいなくなっちゃやだ~」と言いながら、私にキスしてきたあと、私の腹筋に頬をすりすりしてきます。その様子を見て、

「理子が甘える姿って、そういえば、しばらく見てなかったわ・・・。ゆうくんには甘えられるのね。よかった・・・。」と愛美さんが言い、私に抱き着いていた片手を理子さんに回しました。

里美さんも同じようにして、4人で抱き合うような形になっていると、お父さんが起きてきました。

「お、おはようございます!」

「お父さん、おはよ!」

「卓也さん、おはようございます。」

愛美さんも里美さんもお父さんに挨拶していますが、私に抱き着いたままです。いいんですか?

「朝から楽しそうだな。宮崎くん、傍から見てても眼福だな。」

「卓也さんってば・・・おはよ。」愛美さんはそう言って私から離れ、お父さんに抱き着いて、キスをしています。お父さんたちも仲がよさそうでなによりです。

「う~、みんないいなぁ、千葉さんも早く起きてこないかなぁ~!」

里美さんがなんか言ってますが、ここはイチャイチャ合戦をする場ではありません。

「里美、理子、手が空いてるなら、食器とか出すの手伝って。」

「は~い」

みんなが離れてくれたので、私も部屋に着替えに戻りました。部屋に入ろうとしたところで、隣のドアが開き、パジャマ姿の彩ちゃんが出てきました。

「あ、おにいちゃん!おはよ!!」

そう言って抱き着いてきました。「彩ちゃんおはよ。」とよしよししていましたが、なかなか離れてくれません。そこへ逆のドアが開き、千葉さんが出てきました。

「あ、千葉さん、おはようございます。」

「おはようございま~す!」

「宮崎くん、おはよう・・・朝から妹さんに抱き着かれて約得だね!」

「あはは、彩ちゃんとはいろいろあったんで、ね。」

「ね~!」

「ところで彩ちゃん、俺着替えるからちょっと離れてくれる?」

「わかった!じゃあおにいちゃんの着替え手伝う~!」

彩ちゃんがそう言って一緒に部屋に入ってきます。千葉さんはリビングに向かったようです。

着替えを手伝うと言っても、男の着替えなので、パジャマを脱いでシャツ着てズボン履いて上着を着る程度です。彩ちゃんがいるけど、どうせ一度見せてるし、ちゃっちゃと着替えればいいや、と思って、パジャマを脱いで、Tシャツを着ようと袖を通したところで、彩ちゃんが抱き着いてきて、私の股間にすりすりし始めました。

こんなとこを見られると誤解されかねないので、急いで着替えなきゃ、と思ってシャツに頭を通したところで、ドアが空き、「ゆうくん!今度は彩を部屋に連れ込んで何させてるのよ!彩もやめなさ~い!」

という理子さんの声が聞こえました。遅かったです・・・。急いで頭を通すと、理子さんが腰に手を当てて立っています。

「い、いや、俺は着替えようとしてただけで・・・」というと

「彩がおにいちゃんの着替えを手伝おうと思ったの♪」と彩ちゃんが証言してくれました。が、証言になっていないというか、ぜんぜんやってることと言ってることが違います。

「いや、俺が着替えようと思ったら彩ちゃんが起きてきて、部屋についてきたんだけど、追い出すのもアレだし、さっさと着替えようとしてたら、こんなことに・・・」

「そうなの?彩?!」

「うん、おにいちゃん成分、補給しようと思って・・・あ、おっきくなってきた」

彩ちゃん、そんなスリスリされたら、誰でも立っちゃいますって!!

「ゆうくん・・・」理子さんが、呆れた顔で私を見ます。すみません。でも、俺はいったいどうしたらよかったんでしょう?

「彩、私はゆうくんを彩に貸してあげるって、一度も言ってないわよ。」

「うう、だってぇ」

「昨日も彩、ゆうくんに甘えてたでしょ。それは私も黙認してたわよ。寝かせるときだって、私もついていったし。」

「ゆうくんは優しいし彩には邪険にできないだろうし、家族になるんだから、甘えさせてくれる範囲で甘えるのはいいわよ。でも、」

「でもね、ゆうくんは、私の旦那様になる人なの。私の見てないところでこういうことされるのは、いい気持ちはしないのよ。」

「彩も、まだ彼氏いないみたいだから実感はわかないかもしれないけど、ラブラブで大好きな彼氏ができたと想像してみて。みんなで騒いでるときにさ、自分の彼氏が、友達の女の子が触られたりちやほやされたりしてたら、もやもやするだろうけど、すぐには怒りはしないよね、きっと。」

「でもさ、自分がいないときに、友達の女の子が彼氏とイチャイチャしてたらどう思う?」

「それは・・・イヤ・・・」

「だよね。そういうことだよ。温泉の時の里美はさ、ゆうくんのことを彼氏じゃない、って言ってたよね。だからああいうことすることにも抵抗はなかったのかもしれないけど、それでも別のことでね、知らないところでされるのは怒ってたことがあるのよ。」

「ゆうくんは、いまは私の旦那様になる人だから、あの時のゆうくんとは、立場も役割も違うの。わかってくれる?」

「うん・・・そうだね・・・。そこまで考えてなかった。理子ねぇ、おにいちゃん、ごめんなさい・・・」と彩ちゃんが謝ると、理子さんは、にっこり笑って「わかってくれてありがとう。素直で優しい彩、おねえちゃんは大好きだよ。」そう言って彩ちゃんを抱きしめました。

しばらくして、「それじゃ彩も顔洗っておいで。みんな待ってるよ。」

「うん、理子ねぇ、ありがとう!」彩ちゃんはそう言ってドアに向かいかけたあと、振り返って、

「でも、理子ねぇ・・・。夜は、せめてドアは閉めてね。」#そう言い残すと、トコトコ出ていきました。

「え・・・昨日って、ドア開いてたの?!私、閉め忘れた?!あんなに頑張って声我慢したのに・・・彩に見られてたの?!」

「ぜんぜん気づかなかった・・・汗」

「・・・今度からもっと気をつけなくちゃね・・・」「そうね・・・」

はぁ、と2人で溜息をついたあと、理子さんが口を開きました。開きました。

「さて、ゆうくん。」

「は、はい・・・」

「今の、ゆうくんが悪くないのは私もわかった。」

「よかった・・・」

「でもね!!」

「私のモヤモヤも収まらないの!」

「で、ですよね・・・」

「ということで、今夜は、ゆうくんのおごりでうなぎ屋さんね。いや、焼肉やさんがいいかな」

「わ、わかりました!!どちらでもお望みのほうでっ!」

「ほんと?!やったぁ!じゃあ夕方までに考えておくね!!あ、そろそろ朝食だから、ゆうくんも着替えたら早く来てね。」

そう言って、理子さんは、私にぎゅっと抱き着いてキスすると、部屋を出ていきました。

「ふう・・・」

私は大きくため息をついたあと、あわてて着替えて、リビングに向かいました。

今朝のキッチンでのことといい、私のこの流されやすい性格、なんとかしないとダメみたいです。

そしてうなぎか焼肉って・・・、今夜は絞られそうですが・・・、理子さん、大丈夫なんでしょうか。

朝食は和定食ともいうべき、鮭と味噌汁、大根おろしにほうれん草のおひたし、そして炊き立ての白いご飯でした。愛美さんの料理、おいしいです。こういう朝ごはんを食べると、日本人でよかった、とつくづく思います。

みんなも食欲があるようですが、千葉さんだけ、なんとなく昨日より疲れているように見えます。

「千葉さん、どこか具合悪いんですか?なんか昨日より調子悪そうですけど・・・?」と聞くと、

「いや、疲れてるだけだから、大丈夫だよ。心配させてごめん。」と言います。

「え?千葉さん、疲れてるの?昨日はあんなに元気だったのに~。」

それって、もしかして昨日から今朝までの間に、誰かさんに疲れさせられたってことじゃないでしょうか・・・。

しかも里美さんは元気そうというか、ツヤツヤして見えるので、

「家に帰ったら里美さんに疲れを癒してもらってくださいね。」というと、里美さんが、「わかった!もっとがんばる!」とうれしそうです。千葉さんは、疲れが増したように見えます。ちょっと心配です。

「しかし、宮崎くんは、あれだけ飲んだりしても、朝は元気なんだな。」とお父さんに言われました。

「そうですね、子供の頃から朝ごはんをしっかり食べないとダメなタイプでして。飲んだ翌日のごはんは美味しいです。しかも、愛美さんの料理、おいしいですし♪」そう言うと、

「すごいな・・・。しかもだいぶ寝不足なハズだと思うのに・・・夜遅くまで、あんなに・・・ぼそぼそ」

最後のほうがよく聞き取れませんでしたが、まぁ、大事なことだったら、あらためて言ってくれるでしょう。

食後の片付けを手伝いつつ、そのあとみんなでコーヒーを頂き、外を見ると、いいお天気、ドライブ日和です。

理子さんとの結婚に向けたスケジュールについては、2人で話し合って大枠を決めて、お父さんたちにご相談することにしました。お父さん、愛美さん、彩ちゃんとも、連絡先を交換しました。あ、千葉さんともです。

さて、そろそろ帰ろうか、と話していたところに、スマホに電話がかかってきました。見ると、亜美ちゃんです。

「亜美ちゃん?宮崎だよ。元気だった?どうしたの?」というと、みんながこっちを見てきます。え?

「あのね、大学合格したよ!!」みんなに聞こえるほどの声の大きさです。

「おお!やったじゃん!H大?」

「ううん、ちょっと共通テストの点数が足りなくてね、N大。おにいちゃんの近くだよ!」

「それはよかった。亜美ちゃんが近くに来るのかあ。うれしいなぁ。」

「それでねそれでね!!おにいちゃんトコに遊びに泊りがけで行きたいんだけど、いい?!」

泊りがけ???とどこからかつぶやく声が・・・やばい・・・汗。

「あ、それなんだけど、いま、峠で会った福島さんって女の子いたでしょ?あの人の実家に来てて、ちょっとバタバタしててさ、あとでこっちから折り返していい?そっちの希望日時は?もしかしたら時期とか、調整してもらうかもしれないし。」

「あ、ごめんなさい!再来週末が一番いいんだけど、前後一週間の週末、どっちでも大丈夫だよ~。」

「わかった、今さ、一緒に暮らしてる人がいるんだよ。だから、その人とも相談して連絡するから。」

「うん、じゃあまたあとでね。今日中には連絡するから。それじゃ。」

そう言って、電話を切りました。

「ゆうくん・・・高校生の妹さんっているんだっけ?」

「妹はいるにはいますが、もう社会人です。」

「従兄妹とか幼馴染とか、よくそういう呼び方したりするみたいだよね。」

「そうですね、でも違います。少し前知り合ったばっかりの、赤の他人です。」

そういうと、里美さんが、あっ、と声を上げました。

「もしかして峠で会った・・・女子高生とお母さん?山口さん、だっけ?」

女子高生?!みたいな反応が、周囲からありました。誰?今の声・・・汗。

「里美さん、正解です!・・・って、クイズ番組じゃないんですから・・。」

「あの、さやかさん絡みでいろいろあった家族だよね。」

「そうそう。」

ってか、あんまりご両親の前で追加で女性の名前を次々出さないで下さい・・・汗。

「さやかさん、なつかしいね。・・・理子ねぇ、その話は聞いてる?」

「うん、全部聞いてる。里美が聞いてないことも聞いてるし、ゆうくんとの間に隠し事はないから大丈夫。」

すごく誠実そうですが、単に女性遍歴をゲロさせられただけです・・・汗。

「・・・宮崎くん、なんかすごいな。」

「・・・ゆうくん、大丈夫なのね?」

「もちろんです。山口母娘の来訪については、理子さんにすでに話してありますし、どうするかも相談します。もし来たら理子さんを婚約者として紹介しますよ。」

「ついでに話しておきますが、さっき話題に出たさやかさんって人は、出張先で泊まってた宿のお孫さんなんですが、私が宿を離れる少し前に結婚が決まって、旦那さんになる人にもお会いしてきてます。」

「その宿、いい宿なんですが廃業の危機にあったのが復活することになって、改装もするらしいので、理子さんと一緒に行きたいと思ってます。」

「私も行ってさやかさんに会いたいな!岩風呂、気持ちよかったよね!お風呂でお酒のんだりとか!また一緒に入りたいね!」その言葉に、お父さんと千葉さんが、えっ、という顔をして私を見ました。

だ、だからぁ、里美さん、この場でそんな細かい説明、しないでくださいよ・・・汗。

「あ、あの、宿に混浴の岩風呂がありまして。宿泊客は私だけだったんで自由に入れたんですが、そこに里美さんが遊びに来て泊まったことがありまして。さやかさんの部屋に泊めてもらったんですけど、私が夜に岩風呂に入ってたら、里美さんが乱入してきたんですよ。」

ちょっと仕返しです。

「え~、乱入って、それに私だけじゃないじゃない、さやかさんも一緒だったじゃない!」

倍返しされました・・・汗。

「風呂に入ってたら若い女性2人が岩風呂に乱入・・・眼福だな・・・」

「卓也さん・・・?」

愛美さん、声が低いです。「い、いや、一般論だってば。な、なぁ、千葉くん!」

「そ、そうですね、でもうらやま・・・い、いや、里美さん、なんでもありません!汗」

「ま、まぁ、そんなわけで、旦那さんからも、また来てくださいと言われているので、あの、よかったら、そのうちみんなで、行ってみませんか。」

「行きた~い!!この前の温泉はおとうさんが熱出して前半いなかったし、翌日はおにいちゃん朝早く帰っちゃったから、今度はみんな一緒に行って、一緒に帰って来たいね!!」

それはいい考えです。

「私も混ぜていただいていいんですか?」

「もちろんですよ。いつ行けるかわかんないけど、そのうち子どもができたら、子どもたちも一緒に連れていけたらいいな。ね、理子さん。」

「そうね、そしたら、3世代温泉旅行になりそうね。賑やかで楽しそうね♪」

「ウチも頑張らないと!ね、千葉さん♪」

「ウチはその前に結婚することにしないとだね。っていうか、こんな居心地のいい家族団らんって、はじめてです。里美さん、私と結婚していただけませんか。そしたら一緒に行けますよ。」

「え、それって・・・」

「もう一回、言っていいですか?里美さん、私と結婚してください。ずっと、里美さんと、この皆さんの家族でいさせてください。」

「千葉さん・・・ずっと、離さないでいてくれますか?」

「もちろん、絶対離しません。約束します。」

「わぁん!千葉さん、大好き、私をもらってください!!」

里美さんはそう叫んで、千葉さんに抱きつきました。

「すごい、プロポーズって、初めて見た!!」

「いや、たぶん、自分たちのプロポーズ以外を見たことある人って、ほとんどいないと思うよ。すごいね!」

「なんかどさくさで申し訳ありませんが、お父さん、お母さん、そういうわけで、里美さんをください。」千葉さんがお父さんの方に向き直って、言いました。

「ここまできてダメとか言うヤツはいないよなぁ。千葉くん、里美を幸せにしてやってくれ。」

「理子たちとも、仲良くしてね。」

「はい。宮崎くん、あらためて、よろしくね。」

「こちらこそ、よろしくお願いします。里美さんも、おめでとう!」

千葉さん、昨夜は空気を読まずに危険な話を唐突にぶち込んできて何度も焦りましたが、今回は唐突にプロポースしてくれたおかげで、山口母娘や、さやかさんのことを、それ以上追求されずにすみました。ふう。

話も尽きたので、それで解散となり、私達は理子さんの部屋に帰宅しました。

帰宅してまず、理子さんと山口母娘の対応をどうするか相談です。

「まず物理的な話だけど、ゆうくんが私と一緒に寝てるから、客室は空いてるよ。あと、来週からしばらく、特に週末の予定はないから、一緒におもてなしすることもできるよ。」

「で、大事なことなんだけど、ゆうくんは、どうしたいの?」

「俺は、理子さんと一緒に、2人をもてなしたいんです。」

「そうなの?でも、この前聞いた話の感じだと、ゆうくんとエッチしたくて来るんだよね、きっと。それはどうするの?」

「う~ん、この前までいろんな人としてた俺が言って信じてもらえるか心配なんだけど、正直言って、今の俺、理子さん以外としたい気持ちがないんですよ。しようと思えばできるのかもしれないけど、リップサービスでもでまかせでもなく。」

「・・・そうなんだ・・・でも、この前、里美とはできたよね。しかも2回もしてたし。あれはどうしてなの?」

「里美さんの場合は、お互い、半分付き合ってるような付き合ってないような関係だったじゃないですか。あれって、里美さん自身がどうだったかは知らないけど、俺の中では、実質彼女だったり単なる女友達だったり、っていうのが揺れてる感じだったんですよ。」

「そうなんだ、中途半端が続いてたんじゃなくて、揺れてたんだね。」

「そうなんです。だから、自分としてもきっちり線引きしたい気持ちもあって、これが最後、な意味合いも兼ねて、ある程度徹底的にして、終わりにしたい、って気持ちもあったところに、里美さんからも、もう一回してほしい、って言われて、止まんなくなった感じで。ごめんね。」

「う~ん、それはもういいんだけど。そうなのかぁ。まぁ、ゆうくんが一回で済むとは思ってなかったけどね。」

「う、理子さんにはそういうのも含めて、お見通しだと思ってるますから。だから、隠れてなにかしようとは思わないし、もしそういうことしたら、俺自身が落ち着かなくて結局喋っちゃいそうな気がします。」

「そっか。そう思ってもらえるならうれしいな。私も隠し事しないからね。っていうか、私にどうこうしようって人、いないと思うし、私も他の人ととか、ありえないけど。」

「そんなことはないと思いますよ。理子さん美人だし、理子さんが俺のものになった瞬間から、心でたまんないもん。ほら、永野君事件もあったし。理子さん、女性として魅力があるから、あんな被害に遭うわけですから。」

「うわぁ、そんな事件、あったね!」

「まだ2週間しか経ってないですから・・・。そういえば、あの直後が温泉でしたよね。あのあと、会社でなにかありました?」

「永野君、速攻でクビになった。もうひとりの共犯者も。警察のお世話になる、っていうはっきりした問題が上がったしね。」

「ですよねぇ。仕事のメールアドレスから永野君が消えたから、少なくとも配置転換かなんかあったのかなとは思ったんですが、クビだったんですね・・・。いい会社で、よかったですね。」

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