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【高評価】奥さんが増える?!・・・3(来客の相談)(1/4ページ目)
投稿:2025-11-07 20:19:13
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私は宮崎といいます。地方国立大卒、地方のIT企業の技術職、社会人3年目の25歳です。学生時代はラグビーをしていて、身長も180センチと体の大きさと頑丈さが取り柄です。大学時代にはじめて彼女ができて、有頂天になっていたら、ラグビーの合宿で離れている間に、彼女の寂しさの相談に乗るフリをして近寄った後…
翌朝は、理子さんが朝立ちフェラで起こしてくれました。最中に、ドアの外から「おにいちゃん、朝だよ~」#イエローと声がしましたが、ドアは開けずに階段を降りていきました。笑私達も身繕いをして、居間へ。「おはよー。たかちゃんも優子も早いな。今朝はアレ、早速したの?」#ブルーと聞くと、「してもらっ…
翌日、たかちゃんと優子はお出かけ。今日のうちに役所に入籍手続きに行くようで、酒田家に寄って挨拶してから役所に行くらしいです。
午後に、来客がありました。事前に父からみんなにちょっと相談に乗ってほしい、という話があり、会ってみると、以前打合せでお会いした、香川さんでした。お子さんも一緒です。1歳、といっても、もうすぐ2歳になる女の子を連れています。ぐっすり眠っているようです。
「おひさしぶりです。すみません、せっかくの家族団らんの時間を削って頂いてしまって。」
「いえ、今回は1日延ばしたので、時間があるんですよ。それに、まだ育休中ですし。」
「あれ?鈴木さん?鈴木さんも来てたの?!どうしたの?なにかあったの?」
「あ、あの・・・」真美ちゃんが口ごもるので、「真美ちゃんは、うちの娘の親友なの。お嫁に行くまでの間ね、いろいろ話をしたい、って、泊りがけで来てくれてるのよ。」母が代わって説明をしてくれました。ありがたい。香川さんにはあみさんのことすら説明してないのに、、真美ちゃんが3人目の嫁云々って話までは、さすがにまだ話しようがないですし。
「それより、父から、なにか相談したいことがあると聞きました。わたしたちが役に立つのか、ちょっとわからないんですけど、どういったお話でしょうか?」
「あ、あの、みなさんは、ご実家で一緒にくらしてらっしゃるんですよね?その、一緒に暮らす中での、距離感というか、そういうので、ちょっと悩んでるんです・・・。」
「こんなこと、あまりお付き合いのない皆さんにご相談するのはお門違いかと思ったんですけど、宮崎部長に話したら、二世帯同居してる福島さんたちがちょうどいらっしゃるから、そのときに聞いてみたらどうだ、って言ってくださって。」
「そうだったんですね。うちは御存知の通り、妻の理子さんの実家に同居していて、理子さんの姉のあみさんも一緒に暮らしてますし、理子さんの妹さんご夫婦も近くに住んでいるので、たまに来ては泊まっていったりしますよ。つい先日も来て泊まっていったばかりです。」
「我が家も、娘の優子が結婚したら旦那さんの実家に入る予定なので、それまでの間、逆に旦那さんがうちで一緒に暮らしてくれてるんですよ。そこに悠司家族も来たので、大所帯になってて楽しいですよ。」母も家の状況を話してくれました。
「香川さんはご実家にお住まい、とおっしゃってましたよね。たしか、ご両親があまり家にいなくて、お姉さんご夫婦がいらっしゃるんでしたっけ。」
「そうなんです。その、姉妹の旦那さん、ウチの場合は義理の兄ですけど、義理の兄弟と一緒に暮らすって、普通、どんなものなのかな、って思って・・・。あみさんからみたら、妹さん夫婦と一緒に暮らしてる感じになるんですよね?」
「そう言われれば、そうなりますね。」
「あの・・・あみさんから見たら、宮崎さんって、赤の他人だと思うんですけど、家の中で一緒に暮らしてて、困ったこととか、あったりしませんか・・・?」
「困ったことって・・・。ちょっと想像がつかないですけど、それって、もしかして、香川さんがご実家で困ってることがある、っていうことでしょうか?もしよかったら、話してみてくださいませんか?」
「あ、はい・・・あの・・・私、フルタイムで仕事してるので、専業主婦の姉が、家の事とか、ウチの子どもの面倒とかまで見てくれて、すごく助かってるんです。ただ・・・義兄と、ちょっと・・・」
「お姉さんの旦那さん、ですか?なにか心配なこととか、あるんですか?」
「なんか・・・私を見る目が、ちょっと・・・。特にお風呂上がりとか・・・。意識しすぎ、って言われると、反論のしようもないんですけど・・・。女性ならまだしも、男性にそんな目で見られるなんて・・・。」
「あ~、男って、そういう本能、どうしても出ちゃったりしますからね・・・。ほら、よく言うじゃないですか、男性のチラ見は女性からみたらガン見だって。うちでも家内がたまに風呂上がりに下着姿とかで歩いたりしてると、悠司くんが口を開けて見てることあるよな。笑」「あるある~!笑」
「すみません・・・。愛美さん、美人なので、つい・・・。」
「あはは、それはしかたないと思うぞ、愛美は美人だし今でも色っぽいからなあ。」
「んふふ、この年になって男性にそう言われるのはまんざらでもないわね~。」
香川さん、びっくりしたように私達を見ています。
「あ、あの、奥様、そんな風に見られて・・・イヤじゃないんですか?」
「私?私はゆうくんは信頼してるから、イヤじゃないわよ?襲われたらびっくりしちゃうけど、ゆうくんはそんなことしないでしょうし。それ以外の人がいたら、そんな無防備な格好はしないわ。」
「私の場合は、元々彼の直属上司だったので、彼のこともよく知ってるし距離感も近かったので、あまり恥ずかしいとか思ったこともないですよ。」
「同じくらいの子どもがいるので、お互いお風呂を入れてあげたり入れてもらったりしますし、子どもをお風呂に入れた後に、子どもを受取りに来てもらって渡したり、逆に子供を入れてもらって受取りに行ったりとかもしますし。」
「もちろん、父もいますから、私はお母さんほどは居間ではそれほど無防備な格好はしないですけど。笑」
「え、お風呂の受け渡しって、ハダカなんじゃ・・・。」
「そうですね。でも、見たり見られたりするだけですしね。あ、でも一番最初、私の子をゆうくんに渡したときは、ゆうくん、口開けて見てたことあったわよね。理子さんにおタマで頭叩かれて、我にかえったの、見てて面白かったわ~!」
「そ、そうなんですね・・・。汗」
「そうよね。世の中、半分は男性なんだし。例えば、女性からしたら、自宅なんだからお風呂上りくらいラフな服装したい、とかあるじゃない?それと同じように、男性側だって自宅なんだから、外みたいに視線を気にしすぎずにぼーっと過ごしたいだろうと思うのよ?」
「その許容範囲にも個人差があると思うの。一人暮らしだったら、男性でも女性でもそれこそお風呂上りにハダカでも下着姿でうろうろしてもいいでしょうし、夫婦間でも問題ないかもしれないわ。でも、そうじゃない人がいるときはしないわよね。見られたくないだけじゃなくて、見せない配慮も大事だと思うの。」
「大事なのは、お互いのその許容範囲を合わせることだと思うの。我が家はそれがちゃんとすり合わせられてると思うわよ?ゆうくんも襲ってこないし、夫も怒らないし、私もゆうくんにちょっと見られる程度なら別にイヤじゃないし、ゆうくんのドキドキした顔を見るのも楽しいわよ。笑」
愛美さん・・・楽しんでやってるんですね・・・。私もうれしいからいいですけど・・・汗。
「ただ、それ以上の踏み込んだ行動に出るようだったら、我が家はともかく、普通の家庭なら問題になるかもしれないわね・・・。」
我が家はともかく、って・・・笑。
「そ、それなんです!あの、入浴中に、脱衣所に動く人の影が見えたり、私の部屋のものが、時々動いてることがあって。最初は気のせいかと思ってたんですけど、姉が不在の時にも、動いてることがあって・・・。姉に聞いたらなにもしてないっていうので、あとはそんなことするの、義兄しか考えられなくて。」
「え、それはさすがに・・・ダメじゃないか?」
「ですね・・・。特に部屋に入るのは、ちょっとないと思いますが。」
「で、ですよね?!男性から見てもそう思いますよね?!」
「部屋に鍵はかからないんですか?」
「古い家なので・・・。中からは鍵を掛けられるようにしたんですけど、外出中は、さすがに。姉に、それとなく部屋のものが動いてるって話をしたんですけど、気のせいでしょ、って、とりあってくれなくて。」
「あと、娘のものも私達の部屋に置いてありますし、姉が日中に取りに来たり、洗濯物を置いていってくれたりするので、鍵をかける、っていうのは難しいかもです・・・。」
「・・・まずは証拠確保したほうがよさそうな気がしますよ。もし部屋にPCがあるなら、それで撮るのもアリかもですが。」
「PCも、もしかしたら操作されてるかもです・・・。閉じてたはずのPCが、開いてたことがあるんです。」
「それはますます・・・ヤバいかもですね。エスカレートしないといいですが。どこかに、監視カメラなりビデオカメラなりをつけて、不在時に撮影しておいたほうがいいかもしれませんね。」
「そうだな。だが、相手のことがわからないから何とも言えないが、考えようによっては逆にすでにカメラが付けられたりしてるかもしれないよ。だとしたら、そういう行動も見られると意味がないぞ。」
「やだ・・・もしそうだったらどうしよう・・・」
「とりあえず、すぐできることからしたほうがいいかもしれないですね。」
「まず最初に心配しなきゃいけないのは、香川さんとお子さんの安全じゃないかしら。」
「そうね、何かあってからじゃ遅いしね。」
「そうはいっても、確証がない以上、あまりことを荒立てずにすぐにできることから考えたほうがいいんじゃないかな。」
「だとしたら、ぬいぐるみかなにか、隠しカメラを仕込んだものを、部屋に置くってのはどうかな。もし監視されてるんだったら、部屋の中での行動は全部見られてるはずだし、あからさまなカメラを設置する行動も見られたらあまり意味がないと思うんですよ。」
「それ、いいわね、事前に仕込んだものを部屋に持ち込むのね?先にテストしておけば、いいんじゃないかしら。」
「そういえば、見守りカメラみたいなので、人形の頭みたいなヤツ、ネットで見たことありますよ。」
「そういうヤツ、探してみるといいかもしれないな。いかにもマスコット的で男性があまり興味を示さないようなヤツがいいかもしれないよ。」
「すごい・・・なんか皆さんでどんどん考えてくださって・・・。」
「それはそれとして、私、やっぱり香川さんとお子さんの安全、気になるんですけど・・・大丈夫かしら・・・?」
「そうだな・・・。家にお姉さんがいらっしゃるなら、直接的な問題はないとは思うが、香川さん、今週末はお姉さん御夫婦、家にいらっしゃるんですか?」
「ええと、あ・・・今週末は、今日から姉が友人と旅行だって言ってました・・・。連休なので。」
「じゃあ、香川さんとお義兄さんだけですか・・・それはちょっと心配ですね。」
「なんか、そう言われると、私も、心配になってきます・・・。今までは、姉が家にいないことはほとんどなかったですから・・・。」
そこへ、それまで口をはさんでこなかった父が、「ちょっといいかな。」と声をかけてきました。
「すまん、あまり口を出すつもりはなかったんだが、最後のところ、ちょっと放っておけないと思ってな。ウチの優秀な社員にもしものことがあったら困るんだ。香川さん、なんだったら、この連休、お子さんと一緒にウチに泊まっていかないか?」
「え、いいんですか?」
「お姉さんがいないときに、お義兄さんと2人でいるのが不安なんだろう?これからさっき言ってたカメラ付き人形か?それを買って、一度部屋に置いてきて、代わりに数日分の必要なモノを持って、うちに来たらどうだ?」
「それはいい考えですね。泊まりで不在だとわかってれば、行動する確率が上がると思いますよ。部屋が足りなければ、私と愛美はホテルに泊まりますよ。」
「いや、客間のほかに狭いですが仏間があるので、香川さん、少し狭いけど、寝るだけなら大丈夫だと思うんだが、いいかな?」
「は、はい、でも、みなさんもいらっしゃって、お嬢さんのご結婚前のせっかくの家族水入らずのときに・・・ホントにいいんでしょうか・・・。」
「もちろんよ、香川さんでしたっけ、ウチの人、ときどき香川さんのこと、家でも褒めてるのよ?子育てとかいろいろ大変だろうけど頑張ってくれてて、こういう人にこそ長く働いて欲しいって口癖みたいに。そんな人が困ってるのを放置なんてできないわよ~。」
我が家を実質仕切っている母も、オッケーのようでした。というか、父と母がちゃんと普段からコミュニケーションとれているのが垣間見れて、ちょっとうれしい。
「そうね、不安なときは、誰かが近くにいる状態のほうがいいと思うわ。」
「奥様方・・・ありがとうございます。」
「じゃあ、どっかに売ってるのを探して、早々に置いてきたほうがいいよね。」
「ちょっと探してみるわね。」あみさんがパソコンを開いてチャチャッと探してくれました。ぬいぐるみ形のがみつかり、店頭在庫がありそうなので、さっそく買いに行くことに。
「お父さん、俺と香川さんと、理子さんかあみさんのどちらかを連れて行こうと思うんですけど、お父さんの車、お借りしていいですか?。」
「いいよ。そっちのほうが小回り効くしな。」
「悠司、領収書もらってきてくれないか。香川さんもずっと必要なわけじゃないだろうから、会社の備品として買って、香川さんに貸し出すことにするよ。」
「え、そんな、いいんですか・・・?」
「大事な社員の安全のためだし、今後も現場の防犯対策とかに使えるかもしれないからな。」
「なるほど、いかにも防犯カメラです、っていう感じじゃないほうがいい時もありそうですね。悠司くん、2つあったらもうひとつウチの会社用にも買ってきてくれ。こっちも領収書、頼むよ。」
「わかりました。じゃあ行ってきますね。」
「じゃあ、私が行ってもいい?安全対策とか、これからの仕事にも関わりそうだし、いろいろ考える機会にもなりそうだから。」
「いいの?じゃあ、あみさん、お願いします。」
「それじゃ、行ってきます。」「すみません、じゃあ、行ってきます・・・。」
そしてお店へ。店頭ですぐには見つけられず、店員に聞くと、奥から出してきてくれました。
色違いで2つ。香川さんに聞くとピンクがカワイイ、というので、父の会社用にピンクを、お父さんの会社用にブルーを購入。
万が一カメラが付けられてることを想定すると、香川さんの家では不自然な行動をとりたくないので、事前に動作を確認するため、あみさんが箱から出して説明書を読み、MicroSDカードを挿入、スイッチを入れて少し録画してみて、MicroSDカードをタブレットに挿して画像を確認します。大丈夫そうです。
そして、置くべき場所をざっくり教えてもらったあと、今度は香川さんの住むご実家へ。香川さんのご実家は、少し大きめのちょっと古い木造住宅でした。
「ただいま~。って、誰もいないと思うけど・・・」そう言いながら香川さんが家に入り、続いてあみさんと私が入ると、上のほうからドアが閉まる音がして、バタバタと2階から降りてくる人がいました。
「あ、美樹さん、帰ってきたんだ。」
「あ、お義兄さん・・・またすぐ出かけますけど。今日からの連休中は、職場の先輩のところに、泊めて頂くことになったので、着替えとかの荷物を取りに来たところです。食事とか、姉さんもいないのに申し訳ないですけど。それより、お義兄さんは、どうして2階に?」
「い、いや、なんでもないよ。ちょ、ちょっと、廊下の網戸とか、チェックしてただけだよ。それより、その人達は?」
「そうですか。ありがとうございます。あの、この方達は仕事の仲間で、今日泊めて頂く先輩のところの身内の方です。」
「はじめまして、宮崎といいます。こちらは妻です。荷物が多そうだったらお手伝いしようと思っておじゃましました。」
「そ、そうですか。あ、お、俺はちょっと出かけるから。家の鍵、かけていって。」
「わかりました。」
そしてお義兄さんはでかけていき、香川さんと一緒に部屋へ。部屋は2階でした。
「2階って、私たちの部屋しかないんですよね・・・」と香川さんがつぶやきました。
「その話は、車に戻ってからにしましょう。」
「そっか、そうですね。えっと、こちらです。」
部屋は、子供用のオモチャと香川さんの仕事用と思われるデスクがありました。デスクの上にはお子さんと2人で写った写真が立ててありました。その隣に、ノートPCが、開いた状態で置いてありました。
「あれ・・・閉じておいたハズなのに・・・」というので、「香川さん、それもあとで・・・」とあみさんが小さな声をかけ、続けて「香川さん、持って行く荷物は?着替えとか、お子さん用のオモチャとか?」と続けて話を変えてくれました。そして、2人で着替えの準備といくつかのオモチャをまとめ始めました。
その間に、私は持ってきたカメラ入りのぬいぐるみを、全体が見渡せる位置に置きました。そして、部屋をぐるりと見渡します。シンプルな部屋で、普段は布団を敷いてお子さんと一緒に寝ているそうで、ベッドはありません。
上に技術書、下に絵本などが並んでいる本棚の一番上の段の本の間と、いま開いている洋服ダンスの奥の壁に、不自然な光の反射がありました。もしかしたらカメラかもしれません。
「ゆうくん、おまたせ。準備できたわよ。」と声をかけられて、見ると旅行バッグ1つと大きめのトートバッグ。「俺が持つよ。香川さん、戸締まりとかお願いしますね。」そう言って、荷物を持って先に家を出ます。
帰りにケーキ屋に寄って人数分のケーキを買って、帰宅しました。
母と真美ちゃんが紅茶を淹れてくれて、みんなでケーキを食べながら話すことにしました。
「で、どうだったの?」
「あの、帰った時、義兄が2階から降りてきたんですけど、ドアが閉まる音がして・・・。2階は私たちの部屋しかないので、間違いなく、部屋に入ってたと思います。そして閉じてたはずのノートパソコンが、開いてて・・・。」
「とりあえず買ったカメラ入りぬいぐるみは置いてきたよ。事前に車の中で動作確認したから大丈夫だとは思うんだけどね。」
「あと、ざっと部屋を見回してみた感じだと、本棚の一番上の段の本の間と、洋服ダンスの奥の壁に、カメラのレンズかもしれない光を反射するものが見えた気がするよ。怪しまれるといけないから、詳しくは見てないんだけどさ。」
「えっ!そうだったんですか?!やだ・・・どうしよう・・・」
「それをどうにかするために、ここに泊まるんですから、香川さん、慌てないで、ゆっくり考えましょう。」
「明日か明後日、カメラを回収に行くんでしょ?それを見てからよね。」
「あと、カメラを回収するのはいいとして、その後どうするつもりか、どうできるかも、考えておいたほうがいいかもしれないですよ。」
「え、どうできるか、って、どういうことですか?」
「普通に独身だったら、最悪実家を出る、で済む話だと思いますけど、香川さんはお子さんがいるでしょう?普段はお子さん、お姉さんに見て頂いてるんだったら、あまりモメるといづらくなると思うの。」
「最悪実家を出るってことになったら、保育園とかも考えなくちゃいけないし、仕事との両立をどうできるか、っていうことを考えておかないといけないですよね。」
「たしかにあみさんの言う通りだな。ヘタをしたらお姉さんとの関係がまずくなることもありうるわけだし、それが逆に香川さんの生活に不利になるようだと困るしな。お話を聞いた限り、お義兄さんの行動に問題がある印象だが、もっと別の理由があるかもしれない。」
「こういうことは感情的になりがちですが、その分、事前にいろんなケースを想定しておいて、できること、できないこと、考えておいたほうがいいかもしれないですね。準備しておくと、それだけで落ち着いていろんな判断ができるようになりますから。」
あみさんと父、お父さんが言うことはもっともです。
「・・・そうですよね・・・。なんか、離婚されてから、私生活で男性を信用できなくなってるかもしれません・・・。」
「それ、すごくわかります!私もそうでしたから。私もきっかけがなかったら、今でもそのままだったと思います。」
「そうなんですか・・・?なんか理子さんって、すごく明るいイメージなんですけど・・・。」
「理子が明るくなったのは、ゆうくんと仲良くなってからよね。ほんとに、別人みたいに変わったのよ?」
「そうなんですね・・・。そういうことって、あるんですね。」
「我が家も悠司くんが来てから賑やかだよな。会話も多いし、夜はみんなで話をしはじめると話しが尽きないんですよ。」
「それって・・・宮崎さんがいるから、っていうことなんですか?」
「ゆうくんがメインで話したりしてるわけじゃないんだけど、ゆうくんがいるから話が盛り上がる、っていう感じはあるわよね。」
「そうなんですか・・・。男性も、人によりけり、ってことなんでしょうか。私、あんまり男性とお付き合いしたことなかったので・・・よくわからなくて・・・。」
「香川さんは、会社では普通に他の男性社員と話をしてるけど、それは大丈夫なのかい?」
「それは仕事ですから・・・。でも昼休みとかに雑談を話しかけられると、なにを話していいかわからなくて、回りに合わせてなんとかやってる感じです・・・。もっとも、鈴木さんみたいに若くもないしかわいくもないから、そんなに話しかけてくる人もいないですけど。」
「わっ、私も!男性に話しかけられるのって、仕事だと大丈夫ですけど、それ以外だと困っちゃうんです・・・。回りの女の子がフォローしてくれるから助かってるんですけど、そうじゃなかったら、もっと困ってたと思います・・・。」
「真美ちゃん、それって、前の仕事の時もそうだったの?」
「はい・・・実はそうなんです・・・。」
「そうなのか。真美さんは、転職の話をしたときからハキハキ質問に答えてくれてたし、会社でも仕事上のコミュニケーションはしっかり取れてるみたいだったから、そんな悩みがあるとは気づかなかったよ。申し訳ない。」
「しかし、そうなると、この週末はいいとして、その先、どうするか考えものだな・・・。万が一、お義兄さんのことがトラブルになりそうだったら、家をでたほうがいいと思うが、お子さん連れてとなると、行き先が難しいな・・・。」
「すみません・・・うちの家庭のことなのに、いろいろご心配おかけしてしまって・・・。」
「父さん、香川さんが数日ここにいらっしゃるなら、あわてないでその間にゆっくり考えてみたら?なにかいい考えが浮かぶかも知れないし。」
「そうだな。そうするしかないか。」
「お父さん、そういうことなら、ここにいる間は、ちょっとそのこと忘れて、ゆっくりしてもらえばいいんじゃない?」
「すみません・・・。お世話になります。」
「せっかくだから、香川さん、いる間、福島さんたちがどう普段暮らしてるのかとか、伺っておくといいかもしれないよ。福島さん、いいですか?」
「もちろんです。聞かれて困ることもないですから。まぁ、あまり人に話すことじゃないようなこともあるかもしれないですが、家族内のこと、ということで聞いていただければ。」
「そうね、もしかしたら聞きにくいこともあるかもだけど、そもそも香川さんの相談の内容って、すごく聞きにくいことがいちばん知りたいことなんかないかなって思うの。これからのお仕事のこととか考えて、主人や娘たちに聞きにくい、ってことがあったら、私にもなんでも聞いて下さっていいわよ。」
「福島さん、奥様、ありがとうございます。」
ふと子供の声に気づいて見ると、香川さんのお子さんが目をさましてたようで、うちの子たちと一緒に遊んでくれています。1歳未満とはいえ、やっぱりおねえちゃんのようです。うちの子たちも、ほんとにうれしそうにきゃいきゃい声を上げて笑ってます。
「ひながあんなに楽しそうに・・・。」
「お子さん、ひなちゃんっていうんですか。かわいい名前ですね。どんな字を書くんですか?うちの子たちは、右から、あみさんの子の悠斗、理子さんの子の悠理と理司です。」
「ひなは太陽の陽の菜っ葉の菜です。理子さんのお子さんは双子ちゃんなんですね。一度に一男一女を産み分けてすごいですね。でも、理子さん、双子はやっぱり大変ですか?」
「よく聞かれるんですけど、うちはみんなが子供のことを見てくれるので、実はすごく楽なんです。悠斗も合わせて、子供3人を大人5人で見てる感じですから。それに、子どもたちも、悠斗も含めて3人で遊んでると、お互いに牽制しあったり真似したり、大人が手を出さなくてもそれなりに遊んでくれるんです。」
「もちろん2人なので倍になる作業もありますけど、むしろ、楽しいことのほうがずっと多いですよ。」
「実は、いつも家で姉が見てくれてるので、あんまり他の子と遊ばせたことがないから、今日こちらに連れて来るの、ちょっと心配だったんです。」
「ひなちゃん、むしろちゃんとおねぇちゃんしてくれてるみたいですよ?女の子だからなのかなぁ。うちの子たちもすごくうれしそうです。やっぱり小さい子同士で伝わるものってあるのかもしれないですね。」
「うちにいらっしゃる間、一緒に遊ばせておけば保育園みたいでいいですね。これで保育士さんがいたら、ほんとに保育園になっちゃうね。笑」
「うちの妹なら保育士なんですけどね。」
「そうなんですね。妹さんは、今はどちらにいらっしゃるんですか?」
「少し前に結婚して、寿退社で仕事を辞めてたんですけど、なんか旦那さんとトラブルがあったみたいで、いま、別居というか、住み込みで仕事をしてるって聞きました。妹もあまり話したがらないので、あまり突っ込んでは聞いてないんですけど、ちょっと心配してるんです・・・。姉妹で離婚、なんてことにならないといいんですけど。」
「なんかヘンなことを聞いてしまってすみません・・・。そういうことって、あるものなんですね。私の知り合いにも、似たような話の人がいますよ。トラブル、うまく収まってくれるといいですが。」
「そうですね。お互い頭を冷やしてなんとかなることだったらいいんですけど、こればっかりは当人同士のことですし・・・。」
ケーキを食べ終えてお茶を飲みながらそんな話をしていると、私のスマホが鳴りました。聡美さんです。
「宮崎です。聡美さん、おひさしぶりです。お元気でした?今日はどうしたんですか?」
「そちらに、福島さんはいらっしゃる?実は、実家の方から、事務所をどうするんだとか、寮は要らないのかとか、いろいろつつかれてるの。実際に動くのは福島さんたちだから、そちらの都合を確認しないと、って話してあるんですけど、さっきね、いい物件が空いたんだがどうだ、って話があったの。住所を見たら宮崎さんのお宅と近そうだし、どうかなと思ってお電話したの。」
「じゃあお父さんと変わりますね。お父さん、聡美さん、というか白鳥さんから。事務所の話で提案があるみたい。」
スマホをお父さんに渡しました。
「白鳥さん、ごぶさたしてます。福島です。いまちょうどみんな揃っているところなので、スピーカーモードでうかがってもいいですか?」
「もちろんです。そのほうが話が早いですもんね。」
そしてお父さんがスピーカーモードにしてくれました。
「それで、事務所の件と聞きましたが、こちらでも、あみが正社員になりましたし、そろそろ事務所の形をつくらないといけないかな、と思っていたところなんですが、どういうお話でしょうか?」
「実家の方から、以前から事務所や寮が必要なら相談しろと言われてたんですけど、さっき、よさそうな物件が空いたんだがどうだ、って連絡があったんです。マンションのビルの2階のオフィススペースで、200平米くらいの事務所スペースで、パーティションで会議室とかに分けられるらしいんです。」
住所を聞くと、ウチの裏、というか、裏通りを挟んだ向かい側のマンションでした。駅に向かう途中でもあります。
「そこなら知ってますよ。ほんとに近くです。1分もかからないくらいですよ。というか、広すぎるくらいですが、そこが事務所になるならすごく便利でありがたいですが。」
「ホントですか。実家のほうで持ってるビルだそうで、使うなら格安でいいぞ、って言われたので、とりあえず押さえてあるんです。じゃあ、私の方で手続きする形にしますから、そこをお使い頂くことでいいですか?」
「そうですね。あの、格安といっても、家賃はいくらくらいになりそうでしょうか?」
たしかに、聡美さんだと、格安の価値観がそもそも違ってたりしそうでコワい。笑
「それはこちらで契約しますので。福島さんたちには人を出していただくので、こちらはハコモノとか、そういうのを担わせてください。」
「え、それでいいんですか?ありがたいといえばありがたいですが・・・。お言葉に甘えていいんでしょうか?」
「もちろんです。あと、同じマンションの3階に、寮スペースとして、2LDKを3室を確保してあるんです。今は、こちらに来ていただいている保育士さん2人、2人1部屋で我が家に住み込み状態なんですけど、さすがにちょっと手狭で、ずっとこのまま、というわけにもいかないですし、事務所をそこにするなら、2人にもそこに住んで頂いて、通っていただこうかなと思っています。」
「残りの1部屋を保育室にして、仕事で子どもたちを見てもらうときは、そこに連れて行く形にすれば、彼女たちの通勤時間も要らないですし、宮崎さんのところのお子さんたちも、出社ついでに子供を預けに行けるかなと思ってまして。」
「保育スペースを兼ねるので、そちらもこちらの経費で処理する予定です。私が出社したときも、子供を連れていけるので、保育室用の2LDKの1室を私用にしようかなと思ったりしてるんですよ。寮の件も2人にも話してあって、事務所がご了承いただけたら、決めようと思ってます。」
「そうなんですね。保育士さん2人は、悠司くんたちは面識あるんだったな。そうだ、香川さんもたまにお子さんを預けることになるだろうから、機会があったら会っておくといいかもしれないですね。」
「はい、清水知恵さんと、奈良美子さん、ですよね。お会いしてますよ。知恵さんは理子さんの友人ですし。奈良さんも面接のときに一緒にいましたから。」
「え?奈良・・・美子・・・?でも、まさかね・・・。」
あれ?香川さんが、なにか反応していますが、知り合いなんでしょうか。
「じゃあ、その方向で進めさせていただきますね。ありがとうございます。お仕事の話はここまでとさせていただいて。宮崎さん、まだいるかしら?」
「はい、一緒に聞いてましたよ。理子さんもあみさんもいます。いつもいろいろありがとうございます。」
「やぁね、他人行儀なんだから。あのね、亜美がいま大学の試験中で、もうすぐ終わるから、終わったら宮崎さんとストレス発散したい、って言ってるわよ?あと、結子ちゃんも、予備校の数学を教えてほしいみたいで、ついでに受験勉強の息抜きさせてほしいんですって。できたら私もストレス発散させてもらえたらうれしいわぁ。」
・・・聡美さん!なんてこと言うんですか!ってか、実家にいるって伝えてなかったぁ!!やばい!
「わ、わかりました。実は妹の結婚式が明日で、いま、実家に来てるんですよ。私の両親も一緒でして・・・。そちらに戻ったら、理子さんと一緒におじゃましますね。」
「え!ご実家なの?!も、もしかして皆さんいらっしゃったの?ヘンなこと言っちゃってごめんなさい!あ、あの、じゃあ、戻ってきたら連絡待ってるわね?!それじゃあね!」
・・・最後は駆け足で、一方的に電話が切れました・・・。
同時に、こちらの部屋の中は、なんとも言えない空気が・・・。
「・・・と、とりあえず、事務所の件は、いろいろ言ってたけど、片付いたな。ち、近くでよかったよ。」
「そうね、荷物を運ぶのも楽だし、お昼も家に戻って食べられるんじゃない?」
「保育場所も確保できちゃったし。」
「悠司。」
「は、はい。」
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