官能小説・エロ小説(約 46 分で読了)
道流と亜樹......夏はもうすぐ。と後日談。(1/6ページ目)
投稿:2020-07-31 17:07:30
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初めての投稿です。読みにくかったらすいません。長いので、時間がある時にゆっくり読んでいただければと思います。そんなに遠くない、最近の思い出です。僕は初めての恋で自分の性癖を知る事になりました。小、中、高校とずっと机に向かっていた為、友達もかなり少なかったのです。そ…
新幹線の車窓から見える景色に、もう桜はなかった。初夏の匂いというのか、そろそろ季節が変わる。優衣香はそんな予感を抱きながら目的地に向かっていた。道流「はい、どうぞ」道流は車内販売の女性から、ホットコーヒーを二つ買って、そのうちの片方を優衣香に渡した。優衣香「ありがとうございます」車内…
その日の朝は、ドンという鈍い音で目が覚めた。
亜樹は寝惚け眼を擦りながら体を起き上がらせた。ぼんやりとした視界が晴れてくると、ベージュの絨毯の上に一升瓶が転がっていた。
亜樹「あっいけね。私の久保田ちゃんが」
ベッドから身を乗り出して一升瓶を拾い上げた。
亜樹は一升瓶に名前を付けていた。その日本酒が久保田という銘柄なので久保田ちゃんと呼ぶことにしたのだった。
亜樹は久保田ちゃんをベッドに置いて布団をかけてあげた。この数日で、亜樹にとって久保田ちゃんは道流に変わる大事な相棒となっていた。
少し細身だがなめらかな曲線美があり、性格は頑固一徹で、態度はひんやりと冷たい。愛着を持ちながら久保田ちゃんを抱いていると、いつの間にかそんな印象も沸いてくる。
窓辺に立ってモスグリーンのカーテンを開くと、初夏の日差しが眩しく入ってきた。
昨晩の気温は季節に似合わず猛暑となっていた。眠っている間に汗をかいたのか、体がべたつく不快感があった。
亜樹はキッチンに移動して、コップ一杯の水を飲んだ。体の中に水分が浸透していき、涼しげな心地好さを感じた。
ふぅと一息つくと、ベッド横にある丸テーブルに置かれていた携帯を手に取る。
コール音が一度、二度、三度と鳴った。亜樹は早くでてほしいな、とウキウキしながら待っていた。そして、
道流「もしもし、おはよう亜樹」
亜樹「うん、おやすみ道流。じゃあねー」
そんな亜樹のおふざけに、道流は声に力が入った。
道流「こらこら!それはないでしょ!」
亜樹「あははっ。ごめんごめん冗談です」
道流「まったく......」
思った通りの反応を聞けて面白かったけれど、おふざけが過ぎたかな、と亜樹は思い、茶色の髪を耳の後ろに流してあらためて言い直した。
亜樹「そっちはどう?暑くない?」
道流「暑いよ。少し外を歩くだけで汗をかくからね。でも、オフィスはエアコンが効いてるからそれが救いだよ」
亜樹「道流は暑さに弱いもんね。体調崩すのは大体夏だし。体調管理に気を付けるんだよ?」
道流「そうだね、気を付けます。それに今日を含めてあと四日だからなおさらね」
亜樹「早く帰ってこーい」
道流「ははっ。わかってるよ。あっ、でも金曜日は打ち上げがあるから遅くなります」
つい口走った一言に、思いの外亜樹は黙ってしまった。
道流「あっ......」
しまった、と道流が後悔したのもつかの間、亜樹は悲しげな声を出した。
亜樹「もうさ、私だってさ、飲みたいんだよ?美雪ちゃんがいない日は、一人ぼっちで飲んでるんだよ?私は、寂しいのよ?」
道流「ごめんごめん。わかってますって。飲兵衛の亜樹ちゃんだもんね」
すると唐突に、
亜樹「ばばん!いきなりですが問題です。餅は餅でも、人に向けて焼く......」
道流「やきもち」
亜樹の言葉を遮るように道流は即答した。その結果、二人の間には何とも言えない空気が流れた。
亜樹「......道流。もう少し悩むなり、空気を読むなりしてくれてもいいんじゃない?大人げないよ」
道流は携帯越しでも亜樹の表情が手に取るようにわかった。眉間に皺をよせて、険しい表情をしているはず。道流はクスッと笑って、
道流「その問題は考える必要もないくらい簡単だよ」
亜樹は納得いかないと言いたげに、口をぷーと鳴らした。
道流「さっきの亜樹じゃないけど冗談だよ。帰ったら皆で飲みに行こ。約束するよ」
道流の約束という言葉が、胸の奥に優しく澄み透ってくると、亜樹は心地好い安心感に包まれた。
亜樹「うん。約束だよ」
道流「じゃあ、そろそろ仕事に行くよ。行ってきます」
亜樹「行ってらっしゃーい」
亜樹は名残惜しい気持ちになりながらも通話を切った。携帯をテーブルに置くと、道流の声が後ろ髪を引くように耳に残っていた。
ふと窓の外を見ると、さきほどよりも部屋の中を日差しが強く照りつけていた。
時刻は十三時。外の気温はさらに上がっていた。一方その頃亜樹は、パート先であるパン屋にいた。
亜樹「お疲れ様でーす」
ベーカリーバスケットにパンを並べ終えた亜樹は、レジで作業をしていた女子高生アルバイトの美帆に言った。
美帆「あれ?亜樹さんもう終わりですか?」
美帆は驚きながら問いかけた。
亜樹「うん、今日は友達が家に来ることになってるから、早めに上がるよ」
美帆「はぁ。せっかく亜樹さんとシフト被ったのに」
亜樹「ごめんね。美帆ちゃんは今日創立記念日で休みだっけ?じゃあまた来年だね」
亜樹はそう言ってほくそ笑んだ。
美帆「もう!亜樹さん!」
亜樹「はは。ごめんごめん」
亜樹はそう言って、レジの横を通って厨房に入り、さらに真っ直ぐ抜けて行って裏手にあるロッカーに入った。
それは昼前のことだった。美雪からメッセージが届いた。明日が祝日で休みだったこともあり、家に泊まりに行きたいという内容だった。
もちろん亜樹は了承した。最近は仕事が忙しかったようで、なかなか美雪と会うことができなかった。だから連絡を貰ったときは自然と笑みがこぼれてしまうほど亜樹は嬉しかったのだった。
それに、もしかしたら一緒に飲めるかもしれない。前回二人で飲んでからは、ずっと一人ぼっちの晩酌が続いていたので、いつも物足りない気持ちだった。
亜樹は茶色のエプロンを取り白のワイシャツを脱ぐと、まるで服屋に陳列してある商品のように畳んでロッカーに入れた。
昔から皺を作るのが嫌いで、いつかの日に道流が仕事から帰って来ると、服を脱ぎっぱなしにしたので亜樹は怒ったことがあった。
普段から几帳面というほどではないけれど、亜樹はこだわりが強い方なので、あまりだらしがないのは嫌いだった。
そして黒のパンツも同様に畳むとシャツと並べてロッカーにしまった。
今日の亜樹は上下お揃いで、純白のレースの下着だった。
ふと横に置いてある縦長の鏡に映る自分を見て、唐突に、この恥ずかしい姿を他人に見せたいと思った。
それにきっと道流は、そんなセリフを言う自分に興奮するだろうな、なんて思ったりもして亜樹は笑ってしまいそうになったのだけれど、だからこそ、否定しない自分が......晒したいと思う自分が、なんだかおかしく思えた。
亜樹は何を考えてるんだか、と自分を落ち着かせるように一息吐いた。
グレーのチェックの膝上スカートと、白のロングティーシャツに着替え終えるとロッカーを出て、厨房にいる店長に挨拶をしてから、再びレジにいる美帆に言った。
亜樹「それじゃあ、あとよろしくね」
美帆「はい、了解です。亜樹さん、今度私も飲みに連れて行ってくださいね」
亜樹「ははっ。いいよ。でも、二十歳になったらね」
そう言って軽く手を振った。
店を後にした亜樹は、その帰りにマンションの最寄り駅にあるデパ地下に向かった。
最近は一人の時間を利用して、パート仲間である主婦の人達に教わりながら料理の腕前を上げていた。
道流の得意料理であるオムライスはもちろんだが、魚の煮付けや肉じゃがなど和食を中心に作れるようになった。今の腕前を披露すれば、きっと道流はびっくりして腰を抜かすだろうと思っているくらいだ。
そして忘れてはいけない。今夜の晩酌のお供を。
亜樹は何にしようかなと考えた結果、今夜は湯豆腐とポン酢添えにすることに決めた。
亜樹は鼻歌交じりにカートを押しながら、食材をカゴに入れていった。
地下に下りてから数分程度だったが、中は冷風が効いていて、薄着だった亜樹は肌に寒気を感じた。
まだまだ夏とは言えないけれど、ここ数日は気温が上がりうだるような暑さが続いていたので、亜樹を含め、デパートに来ている人達も半袖やノースリーブのシャツが目立つ。中には甚平を着ている男性もいて、いやいやそれはまだ早くない?と亜樹は思った。
でもそんな姿を見てしまったら、今年の夏は皆で浴衣を着てお祭りにでも行きたいなという気持ちになる。もうすぐ三人が帰って来る。そう思ったら、目の前には楽しみなことがたくさんあることに気づいた。亜樹はカートを押しながら、溢れてしまいそうになる笑みに鼻歌を交ぜた。
買い物が終わり、亜樹は両手に買い物用バッグを持ちながらマンションに向かった。
時刻は十五時でまだ日差しも強かったから、先ほどの寒さと違って今度は肌がジリジリと焼かれるような暑さだった。
今日の予報では、道流達の天気は雨だったから、おそらく湿気と暑さで過ごしにくい一日になっているはず。そう考えると、まだ暑いだけなのだから、こっちの方がマシかなって思える。
マンションに着いてエントランスに入ると、エレベーターの前にヘルメットを被った人が数人いた。
亜樹は不思議に思ったが、そういえば、と思い出した。たしか今日はメンテナンスの日だったはず。この前日程が書かれた紙が郵便受けに入っていたのだった。
亜樹は疲れた腕でバッグをよいしょと持ち直し、隣にある階段を上った。
ふぅーと息を吐きながら、ゆっくり階段を上がっていき、四階の踊り場に来たときだった。中年の二人、缶ビールを持った細身の眼鏡をかけた男と、色白の男が段差に並んで座っていた。
あまりこのマンションでは見かけない風貌だ。というより似つかわしくなかった。亜樹が住んでいるマンションはどちらかというと、若い女性やカップルが多い。
閑静な立地に、外観は白を基調にしているが、最近外壁の塗装を塗り直したので、清潔感があり新築のようにも見える。実際古くはないのだけれど。
それに加えて、便もよくデパ地下もあり、飲食店も多くて住むには不便がないので、若い人に人気があった。
だからこそ、こんなところで昼間から飲んだくれているようなら、すぐに苦情が来そうなものだった。
亜樹は塞がれている階段を見て、疲労感が押し寄せてきた。
亜樹「すいません。通してもらえますか?」
その声に、眼鏡をかけた男と目があった。
眼鏡「おっ、悪い悪い」
そう言って立ち上がろうとしたとき、眼鏡はふらつきもう一人の男にもたれかかった。
色白「ははは。お前飲み過ぎだぞ。しっかりしろよ」
眼鏡「おう悪い悪い」
亜樹はため息をついたあと、
亜樹「通りますよ」
そう言うと、二人は真ん中を空けるようにして座り直し、亜樹を通した。
しかしそのとき、亜樹が階段の三段目に足をかけたときだった。足元に違和感を感じ振り返った。
なんと二人はスカートの中を覗き込むように這いつくばっていた。
眼鏡「し〜ろ」
色白「いいねえ。可愛い顔して、パンティも可愛いな。興奮するねぇ」
興奮するという言葉を聞いた瞬間、亜樹はさきほど鏡で見た自分の下着姿を浮かべてしまい、鼓動の高鳴りを感じた。
亜樹はその場で固まってしまった。本来ならスカートを手で抑えて、声を上げて怒るべきところなのに、なぜかそうしなかった。
見られている。覗かれている。お腹の奥底が締め付けられるような感覚があった。
興奮しているのだろうか。パンティを見られていることに。それとも、覗かれているという羞恥が興奮させるのか。
動けなかった。自分がおかしいことをしているという自覚はもちろんあった。でもなぜか、それ以上にもっと見てほしいという願望が溢れてきた。
眼鏡「はは。エロいなぁ隠さないなんて。そんなに見られるのが好きなのか?」
色白「せっかくだからオマンコも見せてほしいな」
色白の指先が遠慮なく足を伝ってきた。
まるで毛虫が這っているかのような感触だった。ゆっくりと足首から膝裏に向かって上って来る。眼鏡もその指先を眺めながら、羨ましいのだろうか、恍惚な表情をしていた。
指先が太ももの裏に来た途端、電気が走り亜樹はゾクゾクした。
色白「美味しそうな感触だね。すべすべで」
頭の中が真っ白になった。自分の体のことが......自分の体なのに、なぜこうしているのかわからなかった。
何で?どうして?道流だっていないんだよ?これじゃあ意味ないよ。
道流を喜ばせたいと思う気持ちと、羞恥に溺れたい自分の欲求が入り交じっていた。
その間にも色白の指先はパンティの縁にたどり着いた。
色白「オマンコ見たいなあ」
色白は、人差し指をパンティ越しに前後に動かしながらマンコを擦った。
亜樹は体にじんわりと熱を感じた。それが恥ずかしいからなのか、疼きのせいなのかははっきりとわからなかった。
でも一つだけたしかなことは、この状況が嫌いじゃなかった。
秘密の遊戯。道流はこんな自分を喜んでくれるだろうか。それとも......。
色白「え?」
眼鏡「お?」
色白と眼鏡は同時に困惑の声を漏らし目を見開いた。
なんと亜樹は持っていたバックを下ろすと、自らパンティをずらしてマンコを晒した。
その瞬間男達の時間が止まった。異様な光景だった。
亜樹は階段の先をただ見つめていた。自分がしたことの意味を噛みしめながら。そして、視線を後ろ姿に集めながら。
眼鏡「変態女か」
色白「これは触っていいってことだよな?」
色白の人差し指が、亜樹のマンコに触れた。
色白「あぁいいねえ」
たまらず声を出した。
ふたたび、指を前後に動かす。
眼鏡もその光景に息を飲んでいた。
次第に指が、亜樹の入り口を撫で回す。
亜樹「うっん......。」
感じる。道流とは違って愛はないけれど、悪戯心が支配する一つのわがままな疼き。
胸が苦しい。これは良心の呵責?でも、ちゃんと道流に伝えたいと思った。
亜樹はスカートを捲り上げた。
お尻が丸見えになり、いっそう卑猥な光景となる。
パンティを左側にずらしているので、右側はお尻の全てが見えている。
そして、ただ眺めていただけの眼鏡も、手を伸ばしてきた。
お尻の右側をそっと、壊れ物に触れるかのようにして揉んだ。
亜樹「あん......。」
眼鏡「もちっとしてて、柔らかい」
尻肉に指がゆっくり食い込む。離しては揉み、離しては揉み。眼鏡の指の感触が、亜樹の入り口に刺激として伝わる。
色白の指も、その入り口であるマンコに入ってきた。徐々に、指先、第一関節、第二関節、さらに根元まで深く侵入してきた。
上下に指が動くと、亜樹はその度に甘い吐息を漏らした。それは、かぎりなく淫らだった。
亜樹は無意識に、少しずつお尻を付き出していった。男達の情事に寄り添うように。いや、これは亜樹のわがまま。
おそらく、これっきり。一人にしたことへの、道流に対する秘密のわがまま。
そのとき。階下からヒールの足音が聞こえてきた。
亜樹ははっとして、すぐに姿勢を戻し服装を整えると、バックを持って階段を上がった。決して、男達に向かって振り返ることをせずに。
家のドアを開けて玄関でバックを下ろすと、胸に手を当てた。乱れていた呼吸を整えるように深呼吸を繰り返す。
夢と現実の狭間を行き来しているような気分だった。
それからほどなくして美雪がやって来た。一人ぼっちだった部屋が一気に穏やかになり、優しい空間に変わった。
その後夕食が済むと、外はすっかり静まり返った夜になっていて、今にもコオロギの鳴き声が聴こえてきそうだった。
時刻は二十時。二人でくつろいでいると、亜樹はふと思い出したように言った。
亜樹「ねえ、近くに銭湯があるんだけど行かない?」
亜樹の言葉に、美雪は広げていた雑誌を閉じて物珍しそうに答えた。
美雪「いいですね。実は私、銭湯初めてなんです」
亜樹「え!?そうなの?じゃあ今日がデビューだね」
美雪「たしか、お風呂上がりの牛乳が最高なんですよね?よく聞きます」
その言葉に、亜樹は目を輝かせた。
亜樹「そう!そうなのよ!私はいちご牛乳がお気に入りなんだけどね。でも、どうして銭湯の牛乳はあんなに美味しいんだろ?本当に不思議なのよねえ」
美雪「浴槽は広いんですか?」
亜樹「普通くらいじゃないかな。あっ、て言ってもわからないか。うーん、ドラマとかで出てくるような感じを想像してもらえれば......。まあ、とりあえず行ってみればわかるよ」
二人は支度をして家を出た。
外は夜だというのに、風はまだまだ生暖かかった。
亜樹「今日は平日だから、もしかしたら貸し切りかもね」
美雪「普段のときはお客さんが多いんですか?」
亜樹「混雑してることはないかな。多分立地が悪いんだと思うけど......。ただ歩いてるだけじゃ見つけられないね」
美雪「隠れ家的な銭湯なんですね」
亜樹「そうそう。地元の人しかわからないようなところだからね」
駅とは反対の方には時代を遡るように古い家々が建ち並ぶ。その中に小さな商店街があり、以前亜樹がホワイトチョコレートを買った駄菓子屋もそこにある。店先の明かりとは別に、街頭の明かりが歩く二人の姿を路面に映し出していた。
しばらく歩くとたばこ屋が見えた。亜樹はそれを目印にするように、ここを曲がるんだよ。と言って細い脇道に入った。
美雪「この先ですか?」
亜樹「そう。全然わからないでしょ?」
美雪は苦笑いを浮かべて、
美雪「絶対わからないですよ」
二人は笑った。
そして銭湯に着くと「湯」と書かれたのれんをくぐり、入り口でサンダルをロッカーに入れると、木の板を引き抜いた。
美雪「この板初めて見ました。これ鍵なんですよね?」
亜樹「そうだよ。味があるよね。私これ好きなんだ」
亜樹はいの三を。美雪はかの六と書いてある鍵を手に取った。
美雪は興味津々に板を眺めていた。
そして番台の親父さんに挨拶をしてお金を渡し。赤いのれんをくぐり更衣室に入った。
木製のロッカーが左右の壁に一列あり、さらに真ん中に背中合わせで二列ある。
しかし、亜樹が言った通りで、二人以外に人は見えなかった。
亜樹は窓ガラス越しに浴室を覗き、
亜樹「おっ。やったね。貸し切りだ」
美雪「本当ですか!?タイミングばっちりでしたね」
亜樹「ね!じゃあさっそく入ろう」
衣服を脱いでロッカーに入れると、タオルを一枚持って、ガラス戸をカラカラと音を鳴らして開けた。
正面には横長の浴槽が一つと、その隣にジェットバスがあり、さらに少し離れてぬるま湯がある。床には天色のタイルが広がっていて、洗面鏡の前にはケ○リンと書かれた黄色い桶と椅子が並んでいる。
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(2020年05月28日)
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