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十五年、写真の残らない関係

投稿:2026-01-27 21:52:22

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マサル1209◆KEE1iFk(三重県/30代)

セフレとの出会いの始まりは?

そんな問いがふと頭に浮かんだので、少し書いてみようと思う。

私には、出会ってから十五年以上続いている関係の女性がいる。

いわゆる「セフレ」と呼ばれる関係だと思う。

「セフレ」と聞くと、ただSEXをして終わり、感情のない割り切った関係を想像する人も多いかもしれない。

でも、私の場合は少し違う。

そこには、確かに感情がある。

正直に言えば、相手がどう思っているのかは、今でも分からない。

それでも私は、彼女のことが好きだ。

恋人になりたいとか、将来を約束したいとか、そういう話ではない。

ただ、相手を拒絶するような言葉だけは、どうしても口にしたくなかった。

たぶん——

相手も、私を拒絶はしない。

十五年も付き合いがあるのに、

二人で写った記念写真は一枚もない。

一緒に過ごした時間や記憶は確かにあるのに、

形として残せるものは、何ひとつ残っていない。

もし、あの頃一枚でも写真を撮っていたら、

この関係は何か違うものになっていたのかもしれない。

そう思うことが、たまにある。

彼女の名前は、ここでは「A子」とする。

私の名前は「M男」でいこう。

ちなみに、私の見た目は

身長180cmで、お腹は少し出ている。

肩周りだけは昔から筋肉質で、

顔立ちは、よく言えば小島よしおに似ていると言われることがある。

自分では、特別整っているとは思っていない。

一方、A子は身長148cmと小柄で、

胸はCかDくらいだろうか。

顔立ちは、お笑い芸人のニッチェ近藤に少し似ている。

世間一般で言う「可愛い」タイプではなく、

正直に言えば、どちらかというとブサイクな部類に入ると思う。

それでも不思議なことに、

一緒に時間を過ごしていると、

そういった評価はどうでもよくなっていった。

少なくとも私にとっては、

見た目だけで切り捨てられる存在ではなかった。

出会いは、2010年8月。

当時、私は20歳、A子は19歳だった。

出会いのきっかけは、副業先だった。

正確に言えば、A子はその職場の社員で、私は少し立場の違う場所にいた。

最初の印象は、よく喋る子だな、というものだった。

明るくて、人懐っこくて、沈黙が苦手そうなタイプ。

正直に言えば、その時点では恋愛の対象ですらなかったし、

ましてや性の対象として見ることもなかった。

私たちは、しばらくは本当に「友人」だった。

私が漫画を貸したり、

映画が好きだという共通点から、一緒に映画を観に行ったり。

何か特別なことが起きるわけでもなく、

ただ時間を共有しているだけの関係だった。

距離は近いようで、どこか曖昧だった。

踏み込もうと思えば踏み込めたはずなのに、

踏み込もうと思った時には全てが遅く

あえて線を引いているような、不思議な距離感。

気がつけば、会う頻度はどんどん減っていった。

一年に一度、会えるか会えないか。

季節も、場所も、その年ごとに違う。

それでも、不思議と縁だけは切れなかった。

もしA子が、「もう会わない」と言ってきたら、

私はそれを受け入れるしかないと思っている。

悲しいけれど、相手の人生を考えれば、

会わないほうがいいのだろう、と頭では理解できる。

それでも、会っている二人だ。

そんなすれ違いを、十五年も続けてきた二人でもある。

都合のいい関係と言われれば、それまでかもしれない。

けれど、そんな一言で簡単に片づけられるほど、

軽い関係だったとは、どうしても思えない。

出会いは、2010年8月。

すべては、そこから始まった。

そして今も、まだ終わってはいない。

この話の続き

A子との出会いは、副業先の打ち上げだった。副業先は、地元では誰もが知っているアミューズメントパークの厨房だ。私はそこでアルバイトとして厨房に立っていた。本職は工場で段ボールを製造する仕事をしていたが、正直に言えば、この物語においてそこは重要ではない。なぜ本職がありながら副業を続けてい…

-終わり-
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