体験談(約 16 分で読了)
バイト先の先輩の娘さんとの、波乱万丈な恋物語④ バレンタインデー・キッス(1/2ページ目)
投稿:2020-02-15 15:59:53
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俺の名前は誠人(マサト)。エッチな体験談に入る前に、先ずは、自分の生い立ちを語る事を許して貰いたい。俺の両親は、俺が物心つかないうちに離婚し、親父の顔はおぼろげにしか覚えていない。お袋はシングルマザーとして様々な仕事を渡り歩き、時に親父以上に厳しく、時に親父の分までも俺に愛情を注…
前回のエッチな体験談第二弾にまたもや多数の続編希望のお声を頂き、大変有難う御座います。m(__)mペコリ相変わらず拙い乱文では御座いますが、マー坊とせっちゃん、「バカップル」の恋物語を生暖かい目で見守って頂けると幸いです。登場人物スペック誠人(マー坊)→レストランでアルバイトを…
前回投稿したエッチな体験談第三弾にまたもや、沢山の続編希望のお声を頂き、毎度ながら大変有難う御座います。m(__)mペコリ
マー坊とせっちゃんの「バカップル」は果たしてどうなるのか?相変わらず拙い乱文では御座いますが、皆様、生暖かい目でお楽しみ下さいませ。
登場人物スペック
誠人(マー坊)→レストランでアルバイトをしている高校二年生。ちっぱい好きで仮性包茎、早漏。
節子(せっちゃん)→中学一年生の二次元アニメ顔美少女。自分のちっぱいにコンプレックスを抱いている。
鉄さん→誠人のバイト先の先輩にして、節子の父親。厳つい強面で、仕事には滅茶苦茶厳しいが、根はいい人。
・・・
「ねぇ、誠人さん…」
「どうしたの?せっちゃん」
「誠人さんと節って、お知り合いになって、もうすぐ一年経ちますよね…なのにまだ、❝マウストゥマウス❞のキスって、した事無いですよね…」
「あ…そうだね…」
ここは、せっちゃんとの初デートで訪れたピザ屋の店内。
注文したピザはとっくに食べ尽くし、アイスコーラも二人で飲み干している。
「節達って…変なのかな…キスもした事ないのに…」
とここでせっちゃんは、声を細める。
「おっぱいもみもみしたり、おちんちんシコシコしたりって…誠人さん、節達って…変なのかな…」
「せっちゃん。俺のクラスメートの女の子が、気になっていた男子とのエッチがきっかけで交際を始めた、って話を聞いた事が有るんだ」
「エッチからお付き合い…?」
「大事なのは順番じゃない。❝御互いを大切に思い合う心❞の方が、何万倍も大切だと思うよ」
「御互いを…思い合う心…」
「ま、まぁ…今言ったのも、鉄さんの、受け売りなんだけどね…」
「・・・」
「あ…せっちゃん?ボチボチ、出ようか?」
「そうですね…」
俺達は会計を済ませると、恋人つなぎで駅前をブラブラ歩く。
「誠人さん…節達って、他の人達から…どう、見られてるのかな…?」
「多分…❝仲の良いカップル❞って、見られてるんじゃないかな?中には❝お兄ちゃんと妹❞って見てる人もいるかもしれないけれど…」
と、そこへ。
「やっほー!お二人さん、愛し合ってるー?」
と、千夏が俺達に声を掛けてくる。
「ちょっと、お二人さん?そんな汚らわしいものを見るような目で、アタシを見るの、勘弁してくれない?」
言われてみると。
俺は無意識に、眉間に皺を寄せていた。
せっちゃんに到っては、露骨に千夏を睨み付けている。
「…お前、こんな所で何してんだ?」
「決まってるじゃん。リア充最大のイベント、バレンタインデーの下見よ」
「お前はどーせ、義理チョコだろーが」
「例え義理チョコでも、気になる人にはそれなりのチョコをあげたいじゃん?」
「…で?」
「せっちゃんは、誠人クンにどんなチョコをあげるのかなーって、気になってさぁ…」
「・・・」
「せっちゃん。誠人クンにとびっきりのチョコレート、プレゼントしてあげなさいよ。例え見た目が多少不細工でも、心がこもったチョコレートだったら思いは伝わるはずだから」
「千夏、さん…」
「おっ、アタシのアドバイス、参考になったかな?それじゃおじゃま虫は消えるから。じゃあねー!」
と言い残すと千夏は、百貨店へと一目散に駆けて行った。
「何なんだ、アイツ…」
「心がこもったチョコレート、か…」
「え?」
「誠人さんは、どんなチョコレートが、好きなんですか?」
「あ、俺?俺は甘ったるいチョコよりも、ちょっとほろ苦いくらいのビターチョコが好みなんだけど」
「うわぁ…誠人さん、大人っぽいですね」
「そ、そう、かな?」
「うん…」
と、そこへ。
「アレ?節?あー、やっぱり節だ!」
「あ、瑠璃ちゃん!奇遇だね、こんな所で会うなんて!」
「あ…その男の人って…前に言ってた、年上の彼氏さん…?」
「そうだよ!名前は誠人さん!お父さんと同じレストランで、アルバイトしてるんだよ!」
と、自慢げに話すせっちゃん。
「…どうも始めまして。俺、誠人」
「始めまして。私、節のクラスメートの瑠璃子って言います」
と、俺達は挨拶を交わす。
この瑠璃子ちゃん。
三編みにした黒髪に、アンダーリムフレームの黒縁眼鏡が可愛らしい、地味だけど中々の美少女。
「今日はショッピング?」
「ハイ…そろそろバレンタインデーですから、チョコの下見に来たんです…」
「…そうなんだ」
「節はやっぱり、手作りするの?」
「そーだよ!だって本命チョコくらい、手作りしたいじゃない?」
「本命…良いなぁ…そんな人が居る節が、羨ましい…」
「瑠璃子ちゃん。羨ましがっているだけじゃ、何にも始まんねーよ。気になる男の子が居るんだったら、まずはアタックかけてみたらどうだ?このバレンタインデーで」
「誠人さん…でも、私、振られるのが怖くて…」
「俺なんか中学時代、そんな赤っ恥何回もかいてきたぜ。けどさぁ、こうやって生きてるじゃねーの。それに振られるのだって、決して悪い事ばかりじゃねーぜ。振った女を見返してやりたい一心で、料理や勉強頑張ったお陰で、こうやってせっちゃんって言う可愛い彼女と知り合えたんだから」
と俺は、瑠璃子ちゃんに思わず熱弁を振るっていた。
「誠人さん…有難う御座います!」
「別に…礼なんか要らねーよ」
と思わず、ぶっきらぼうに返答する俺。
「節…じゃあ私、もう行くね」
「それじゃね!バイバイ!」
と瑠璃子ちゃんは人混みの中に消えていく。
「誠人さん、中学時代、そんなに振られたんですか?」
「恥ずかしながら、ね…」
「でも振られた経験を糧に頑張った誠人さんって、やっぱり偉い!さすが、節の自慢の彼氏だよ!」
「せっちゃん…有難う」
「どういたしまして!」
「あ…気が付けばもうこんな時間か。それじゃせっちゃん、名残惜しいけどそろそろバイバイだね」
「それじゃ誠人さん。バイバイ!」
「じゃあね、せっちゃん」
そして俺は、自宅のボロアパートへと帰宅する。
「ただいまー」
「あ…誠人、お帰りなさい。せっちゃんとのデートは、楽しかった?」
「…まぁね。ところでお袋、ビリヤードのキューなんか持ち出してどうしたんだ?」
「取引先の営業マンの方に、ビリヤードを嗜む人が居てね。❝今度、一勝負しませんか?❞って、誘われたのよ。まぁ返り討ちにする自信は有るけれど、念には念を…ってね。フフフ」
ここで、話は少々脇に逸れる。
俺のお袋の実家はプールバーを経営していて、お袋は物心がついた頃には既にキューで玉を突いていたそうだ。
それから親父さんにみっちりビリヤードの技術を直伝され、高校時代までは真剣にプロのハスラーを目指していたらしい。
俺の親父と結婚する際に相当揉めて、駆け落ち同然で家を飛び出した際に勘当を言い渡され、実家とは絶縁状態だったが、俺の小学校入学の際に送った写真入りハガキがきっかけとなり、年賀状と暑中見舞いでのハガキのやり取りは今も細々と続いている。
話を元に戻す。
「どーせ、アタシの身体目当てなんでしょうけど…❝女を舐めると、痛い目に遭うわよ❞ってのを、きっちり教えてあげないとね…」
「…ソレ、実の息子とする会話かよ(汗)」
俺が言うのもなんなんだが、お袋は30代後半にしてはまだまだ身体のラインもしっかりしているし、贔屓目抜きに見ても充分美人の部類に入る顔立ちだ。
「で?もしその勝負に万が一負けて、❝結婚して下さい❞ってプロポーズされたら、お袋は受ける気は有るの?」
「あら…そこまでは流石に考えてなかったわねー。まぁ先方も決して悪い人では無さそうだけど…取り敢えず一旦保留ね。まずは誠人の事をどう思ってるか、そこから確認しないと…」
「…お袋。俺は来年、高校卒業だろ?そっから先は俺の事は気にしないで、自分の幸せを考えたって良いんだぜ?」
「あら…誠人、随分嬉しい事言ってくれるじゃない?でも誠人。まずは自分が卒業出来るか、考えた方が良いんじゃない?後就職先もね」
お袋の思わぬ逆襲に、俺は思わずタジタジになっていた。
「お袋!腹減った!晩飯出来てる?」
「ハイハイ、それじゃご飯にしましょ。あ、麦飯と味噌汁は自分でよそってね」
「了解。おっ、今夜はブリ大根か。美味そうだな」
「それじゃ、頂きます」
「…頂きます」
・・・
ドッドッドッドッドッドッドッドッと言う大型バイクの凄まじい排気音がレストランの外壁を通り越して厨房にまで響き渡ったかと思うと、駐車場でピタッと止まり。
ライダージャケットを纏ったEXILEのATSUSHIの様な、いかにもおっかなそうなお兄さんが店内に入って来た。
俺は内心ビビりながらも、「いらっしゃいませ!」と元気よくご挨拶。
「あ…鉄さん、店に…居ますか?」
とそのお兄さんは怖そうな外見とは裏腹に、腰の低い、穏やかな口調で俺に話しかけてきた。
「鉄さんですか?少々お待ち…あ、鉄さん!」
「オウ、誰かと思えばショタじゃねーか!久し振りだな、元気でやってたか!?」
「ええ、お陰様で。去年から大阪に応援に行ってまして、今月になってやっとコッチに帰って来られたんですよ」
「そりゃあ大変だったな。積もる話も有るだろうから、取り敢えずコッチに座れや」
と鉄さんは、そのお兄さんをカウンター席へと誘う。
「ところであの若い子、初めて見る顔ですけど…新入りですか?」
「アイツは誠人つってな、去年の四月から働いてるんだ。まぁアイツはバカだけど、バカなりに一生懸命頑張ってるよ」
と、そこへ俺が二人分の冷水をテーブルに運んでくると。
「マー坊、オメェは初対面だったな。コイツは以前この店で働いてた正太郎つってな、今はそれなりに有名なホテルチェーンでコックとして腕を振るってんだ。凄えだろ?」
「あ、どうも始めまして!誠人と言います、宜しくお願いします!」
「誠人くんか、始めまして。正太郎と言います、宜しくお願いします」
人は見かけによらない、とはこの事だ。
「まぁ今でこそこんなショタだがな、昔は暴走族の頭をしてたんだぜ。信じられないだろ?」
「あ、いや…店に入って来た時、おっかない雰囲気がしたのは、そのせいだったんですね…」
「アハハ、まぁ鉄さんが言う様に、昔は相当ヤンチャしてたんだけどね。この店の駐車場でたむろしてたのが運の尽きでね。❝うるせぇぞ、ガキども!❞って出て来た鉄さんにワンパンでシメられちゃったんだ。それが縁で、この店で働く様になった訳」
と正太郎さんは屈託なく笑う。
「まぁコイツほど、手の掛かる奴は初めてだったけどな。今となっては、良い思い出よ」
「そうそう、鉄さんにステーキ皿でぶん殴られた事も有りましたっけ。俺の人生の中で、アレ程応えた一件は有りませんでしたね」
「す、ステーキ皿っすか…?」
「ホラ、コレがその傷跡。病院に行った時も相当不審がられたよ、❝レストランで何すりゃこんな傷が出来るんだ❞って(笑)」
と言いつつ見せてくれた右こめかみの傷跡は相当酷いものだった。
「そうだ、鉄さん!せっちゃんはお元気ですか?確か今中学生でしたよね?」
「ああ、元気にしてるぞ。今じゃすっかり、マー坊にゾッコンでな」
「え、そうなんですか!誠人クン、もし結婚式を挙げるなら、是非呼んでくれよっ!」
「そ、それはその時になってからと言う事で。それよりご注文は、お決まりですか?」
「おっとそうだった。それじゃあ、エビピラフを大盛りでお願いします」
「エビピラフ大盛りですね?ご注文は以上で宜しいですか?」
「ハイ、それでお願いします」
「エビピラフ大盛り、注文入りましたー!」
・・・
「節の花嫁姿かぁ」
「鉄さん…そんなにしんみりしないで下さいよ…」
「まぁ、娘を持つ父親だったらな、いつかこの日が来るのは分かっちゃ、いるんだがよ…」
「そう言えば、今の若い人は結婚式自体しないで、婚姻届だけ出してハイ終わり、ってケースが増えてるらしいですね」
「結婚式に掛かる費用を考えたら、それも理解出来なくはねぇけどな。だがな、娘の花嫁姿を見たい一心で、一生懸命育ててきた親の思いはどうなる?マー坊、もしお前が節とくっついたら、地味婚で構わねぇから式だけはやってくれよな」
「あ、は、は、ハイ…」
「おう。それはそうと、もうすぐバレンティンデーだったな、マー坊」
「あの…バレンタインデーです、鉄さん」
「おう、マー坊。オメェも…漸く、オレに一端のツッコミを入れられる様になってきたな」
「そ、そう…ですか?有難う御座います」
「なぁ、マー坊。節の作ったチョコレート、どんな味でも、きちんと食べてやれよ。アイツ相当張り切っていたからな」
「そうなんですか。大丈夫です鉄さん、せっちゃんの作るチョコレートが美味しくない筈が有りませんよ」
「だと良いんだがな。おうマー坊、上がって良いぞ」
「ハイ、それじゃ失礼します」
・・・
「ハァ?出張!?」
「そう。後輩の女の子がやらかしちゃってねー。その尻ぬぐいって言うか、後始末」
「折角の国民の祝日だってのに…お袋、それでいつ帰ってくるんだ?」
「早ければ明日の夕方ね。それまで家を頼むわよ。それと誠人…」
「何だよ」
と、ここでお袋はいたずらっぽく笑うと。
「ゴムはタンスの一番上の引き出しに入ってるから。ちゃんと避妊するのよー」
「うっ、うるせぇ!」
「それじゃあ、留守番宜しくね」
と言うと、小さなキャリーケースを引きながらお袋は出掛けて行った。
「はぁ…」
と溜息をつくと、俺はせっちゃんにメールを打ち始めた。
「今日、お袋帰って来ないから…俺ん家に遊びに来ない?」
すると数分後。
「うん、良いよ♡(^O^)それじゃお昼前くらいにお伺いしますヘ(^o^)ノ」
との可愛い返信。
そして昼前近く。
玄関の鉄扉が、どんどんどんと、小さくノックされる。
「…せっちゃん、お早う」
「…誠人さん、お早うございます」
「…あ、せっちゃん。中、上がって?」
「ハイ…お邪魔します」
俺は急須で、俺のマグカップと来客用の湯呑茶碗に緑茶を入れると、二人でお茶を飲み始めた。
(せっちゃんと二人っきり…しかも、今日はお袋不在…)
俺は何だかソワソワして落ち着かない。
見ると何時も明るく元気なせっちゃんも、今日は緊張しているのが素人目にもハッキリ分かる。
多分コレから何が始まるのか、本能的に理解しているのだろう。
俺は思わず。
「せっちゃん、緊張してる?」
と、声を掛けると。
「うん…」
とか細い返答。
「そう言えば二人っきりだってのに、ムードもへったくれもねーな、これじゃ。ちょっくら音楽でもかけるわ」
と俺は、お袋のクラシック音楽のCDを何枚か取り出すと、タイトルを一瞥して。
「取り敢えず無難に、コレにしとくか」
と呟くと、CDラジカセの再生ボタンを押した。
「コレ…何て曲ですか…?」
「リムスキー・コルサコフの❝シェヘラザード❞って曲。特に第三楽章は物凄くキレイな旋律で、お袋のお気に入りなんだ」
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1: hornさん#JzI4FQ [通報] [コメント禁止] [削除]すごくロマンティック
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2025-05-18 08:38:47
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(2020年05月28日)
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