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体験談(約 23 分で読了)

バイト先の先輩の娘さんとの、波乱万丈な恋物語・番外編12 迷い道(1/3ページ目)

投稿:2021-07-19 16:16:32

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本文(1/3ページ目)

ボトムズヲタク◆GABTUFY
最初の話

俺の名前は誠人(マサト)。エッチな体験談に入る前に、先ずは、自分の生い立ちを語る事を許して貰いたい。俺の両親は、俺が物心つかないうちに離婚し、親父の顔はおぼろげにしか覚えていない。お袋はシングルマザーとして様々な仕事を渡り歩き、時に親父以上に厳しく、時に親父の分までも俺に愛情を注…

前回の話

マー坊とせっちゃん、「バカ夫婦」の拙い体験談に多数の閲覧と続編希望を頂き、マー坊とせっちゃんの数少ないファンの皆様には本当に、心から感謝致しております。m(__)mペコリ相変わらず読みづらい、拙い乱文ではありますがマー坊とせっちゃん、そして子供達の結婚生活物語をお楽しみ下さいませ。登場…

マー坊とせっちゃん、「バカ夫婦」のエッチな体験談に多数の閲覧及び続編希望を頂き、エチケンを訪れる数少ないファンの皆様には心から感謝致しております。m(__)mペコリ

相変わらず読みづらい、拙い乱文ではありますがマー坊とせっちゃん、そして子供達の結婚生活物語をお楽しみ下さい。

尚、今回の話は微量のオカルト要素を含みます。怖い話が苦手な方はご注意下さいませ。

登場人物スペック

「誠人❝マー坊❞」→レストランで働いている、仮性包茎でちっぱい好きなコックさん。せっちゃん命のクソ真面目な一穴主義者。

「節子❝せっちゃん❞」→19歳で2児の母親になった、輪姦被害経験の有るアニメ顔のちっぱい幼妻。マー坊命のちょっぴりヤキモチ焼きな一棒主義者。

「鉄さん」→誠人が働くレストランの先輩コックにして、節子の父親。厳つい強面で、仕事には滅茶苦茶厳しいが孫達にはジジバカ全開の根は良い人。

「真奈美」→誠人の腹違いの妹で、巫女さんのアルバイトをしながら看護師を目指して勉強中の医大生。

・・・

「ま…?ま…ま…まくどなるど!」

「ど…ドラム!」

「む…ムスカ大佐!」

「さ…サンゴ礁!」

「ウルトラマンメビウス!」

「す…す…すーぱーまん!」

「あー、美花子ちゃん負けー」

「…!えーん、みかこまたしりとりまけたー、えーんえーん…」

「あー美花子…ほらほら泣き止んで…」

「えーんえーん…えーんえーん…」

「美花子ちゃんよしよし…ほら美花子ちゃんは良い子だから、尻取りに負けた位で泣いちゃ駄目だよ?」

「ぐずっ…ぐずっ…」

「美花子ちゃん。真奈美お姉ちゃんやお父さん、お母さんは美花子ちゃんがまだまだ知らない言葉をい~っぱい知ってるの。だから美花子ちゃん…千夏先生といっぱいお勉強して、尻取りに勝てる様になろうね?」

「ちなつしぇんしぇい…」

「おい誠人、待ち合わせしてるのはこの道の駅で良いんだよな?」

「うん、この道の駅だ」

俺の返答を聞くなり慎也はランドクルーザーを右折させて、道の駅の駐車場に愛車を停める。

「ねーねー、おとーたん!ここ、なぁに?」

「此処は❝道の駅❞って言う…お店とホテルが一緒になった施設だよ」

「みちのえき…わーいみかこ、またひとちゅかちこくなっちゃったー♡」

「やっほー、まなみん!どうも今日は!」

「あっ、麗花さん今日は!今日と明日御世話になります、宜しくお願い致します!」

お盆休みに、俺達バカ家族+慎也・千夏カップルは海への旅行を計画していたのだが…。

目を付けた宿泊施設はことごとく満室だったのと。

オカルト体質のせっちゃんのママ友、菫さんから「お盆に海水浴なんて…ハッキリ言って自殺行為以外の何物でも有りません、悪い事は言いませんから止めておいた方が良いです」と言われ、海水浴は断念。

その代わり…と言ってはなんだが、お父さんが個人経営の中華料理店をしている真奈美ちゃんの医大のクラスメート、麗花さんから「お父さんが別荘を使って良いって言うから、一緒に遊ばない?」との申し出に甘えさせて頂き、こうして道案内して頂く為に待ち合わせしていたと言う訳だ。

「麗花さん、どうも今日は。今日と明日御世話になります、宜しくお願い致します!」

「あ…まなみんのお兄様に奥様、それにお友達の皆様どうも今日は!コチラこそ宜しくお願い致します!」

「それじゃあ慎也。ちょっと買い物してくるから、休憩しててくれるかな?」

「有難う、誠人。お言葉に甘えて、ちょっと昼寝させて貰うわ」

と言うと慎也は運転席をリクライニングさせ、忽ち眠りの世界に落ちていった。

「あっ、誠人さん。このお肉、どうかな?」

「コレにしよう。それじゃあ後は…」

「はい、おとーたん!もやしとにら、いっぱいもってきたよー♡」

「有難う、美花子」

「誠人クン、塩ダレコレしかなかったけど…良いかな?」

「コレしかなかったんなら仕方ないさ。それじゃあ会計してくるから、みんなはランクルに戻っててくれるかな?」

「はーい、おとーたん」

そして会計を済ませた俺は、慎也のランドクルーザーに舞い戻る。

「慎也、お待たせ!」

「おう、それじゃあ出発するぞ!すいません麗花さん、ナビに目的地入力しますんで、すいませんが助手席に座って貰えますか?」

「分かりました。それでは慎也さん、運転宜しくお願いします」

慎也は麗花さんとカーナビに目的地を入力すると、ランドクルーザーを発進させる。

「すいません…麗花さん。わざわざ別荘を使わせて頂き…」

「構いませんよ、皆さん。私自身、別荘を訪れるのはもう10年振り位になりますから…」

「え…それじゃあ、別荘番みたいな方は…」

「今の父には…そんな余裕なんて有りませんよ。常日頃❝店のやりくりでいっぱいいっぱい❞だって口癖の様に…」

「でも凄いよね…チェーンじゃない中華料理屋さんで、麗花さんを医科大に進学させるだけの財産を作り上げるなんて…」

「私のおじいちゃんは…陸軍中尉の従卒でして…。太平洋戦争が終わった後に爵位も土地もお金も…そして仕事も全て失い、❝没落貴族❞となった旦那様と二人三脚で、ラーメン屋さんを初めて一代で評判のお店に発展させまして…」

「旦那様は元華族でありながら進取気鋭の気概に富んだ方だったらしくて…。お店のオーナーとして色々適切なアドバイスをして頂いたらしいんです」

「全てを失って尚、そこまで御祖父様が心酔していた旦那様って…相当人間的な魅力に溢れた方だったんでしょうね…」

「あの…もしかして、今から訪れる別荘って…」

「その旦那様の今わの際におじいちゃんは、❝私には君に残せる物はコレしかない。コレで良ければ受け取って欲しい❞と、お店の儲けで買い戻した別荘をお譲り頂きまして…」

「本当に信用されていたんですね…御祖父様は…」

「はい…士官と兵、華族と平民、暮らす世界が全く違うのに…❝不思議と馬が合った❞とおじいちゃんは常々、仰っていました…」

「私の…お父様以上のサクセスストーリーですね…」

・・・

「それで…卒業に必要な単位を取ったは良いけれど、就活が上手く行かない父は…❝あくまでもお前のやる気次第だが、ワシの店を手伝わないか?❞とおじいちゃんから誘われたそうで…」

「だけど…当時としたら凄い決断ですよね。大学卒業して料理人になるなんて…」

「父も…卒業当時は散々馬鹿にされたそうです、❝大学卒業して料理人かよpgr❞とかって…」

「そんな…」

「父は大学で学んだ経営のノウハウをおじいちゃんのお店に取り入れつつ…基本に忠実なお料理を提供していきまして…」

「そう、だったんですか…」

「それで…私が産まれた年に、❝この店はお前に譲る、お前のやりたい様にこの店を変えて行ってくれ❞と店の経営権を譲られまして…。父自身、❝ラーメン屋さんだけでは勿体無い、もっと美味しい料理を提供したい❞という希望から、ラーメン屋さんから中華料理店にリニューアルして、今に至ると言うわけです…」

「麗花さん。自分も❝いつかは一国一城の主として、自分のお店を持ちたい❞と思っているんですが…やっぱり、成功する為には人並み以上の苦労が必要なんですね…」

「あの、誠人さん…。父が常々言っていたんです、❝苦労はしないに越した事は無い、努力はしなければならない❞と…」

「努力は、しなければならない…」

「はい…❝苦労とは自分ではどうにも出来ない困難の事、努力とは自分から困難を克服しようとする事、苦労と努力をごちゃまぜにして考えてはいけない❞と言われました…」

「す…すいません、浅学非才振りをさらけ出してしまって…」

「そんな事無いですよ、誠人さん。私も高校に進学する際に父からこの言葉を聞くまでは、❝苦労と努力❞をごちゃまぜにしていましたから…」

「くろー…どりょく…わーいみかこ、またまたひとちゅかちこくなっちゃった〜♡」

「それで…父は❝前向きな借金こそが経営発展の原動力になる❞と、様々な投資をしてきたんです。水資源基金への寄付や、有機農法に拘る農業会社への投資などなど…」

「え…?な、なんだ、この霧…」

「うわっ…な、何だこりゃ!」

いつの間にかランドクルーザーが突き進む山道に、霧が立ち込めていた…のに気付いた、次の瞬間。

「間もなく、右斜め後方です。右斜め後方です」

とカーナビが指示を出す。

「そのまま道なりです。しばらくそのまま道なりです」

「え…ちょっと…」

「本当にこの道で大丈夫なんすか?」

「あの…すいません、こんな山道通った覚えは無いんですが…ちょっと…ちょっと待って下さい!」

と言いつつ麗花さんは携帯電話を取り出し、道案内アプリを起動させた。

「え…ちょっと、なんなんですかコレは!」

「どうしたんですか麗花さん!」

「此処が何処なのか…全く分からないんです!」

「…え!?」

俺も慌てて携帯電話を取り出し、地図アプリを起動させたが…。

電波は届いているのに、アプリは全く起動しない。

「おい、なんなんだよ!どうなってるんだ、コレ!」

「1キロ先を左折です。1キロ先を左折です」

「ちょっと、慎也クン!アタシのアプリも全く反応してないよ!」

「私の携帯も…狂ってしまったみたいです…」

「このまま道なりです。このまま道なりです」

「あっ…そうだ麗花ちゃん!確かダッシュボードに地図帳入ってた筈だから、悪いけど確認してくれない!?」

「えーと、此処の交差点を曲がって、此処を右斜め後方、って…」

「ちょっと…麗花ちゃん、どうされましたか!?」

「まなみん…この道、地図に載ってない!」

「ええっ!?」

「嘘…でしょ!?」

「みんな…こうなったら取り敢えず、ナビが指示する目的地まで行ってみよう!」

慎也は愛車をナビの指示通りに操り…ランドクルーザーでなければ通過するのは難しいであろう山道を踏破していく。

そして。

「目的地に到着です…目的地に到着です…」

の案内を最後に…ランドクルーザーのナビの電源がブツッと落ちた。

「おい!なんでこんな所で電源が落ちんだよ、おいっ!」

「慎也…あの建物、何だ…?」

ランドクルーザーのヘッドライトが照らし出す先には…見た目はまだ比較的新しめの、瀟洒な2階建ての洋館が。

「コレって…所謂、❝ペンション❞って奴か…?」

「…そう、なのかな」

俺達はエンジンを停止させたランドクルーザーから下車して、その洋館に近付いて行く。

まだ日は長い真夏の夕方とは言え、此処から今来た道を引き返せば…確実に日は落ちているだろう。

「慎也。野宿の備えとかは…」

「悪い、そこまでは流石に用意出来てねえ」

「誠人さん…節、怖い…」

「おかーたん…」

「仕方ねぇ…今夜はあの洋館で一泊させて貰うか…」

「それしか…なさそうだな」

意を決した俺と慎也は玄関に歩み寄り…ドアに付いていたライオン型のドアノッカーで洋館の住人を呼び出す。

「すいません、どなたかいらっしゃいませんかー!?」

俺と慎也は何回かドアノッカーを叩き、建物の住人に呼び掛けてみたが…返答は全く無い。

「誠人…」

「あぁ」

俺と慎也は両開きの玄関のドアノブに両手を掛け…引っ張ってみようとした…次の瞬間。

「遅くなってすいません…お待たせ致しました」

とおよそ洋館には似つかわしくない割烹着を着た、お上品そうな雰囲気を漂わせる白髪頭のお婆ちゃんが、ドアを開けて俺達の前に現れた。

「おやおや、お若い皆様…こんな辺鄙な所に何の御用でしょうかな?」

「実は車のナビが狂ってしまい、道に迷ってしまいまして…」

「申し訳ありませんが、此処で一泊させて頂けませんでしょうか?」

「おやおや、そういう事でしたか…。構いませんよ、どうぞ此方へ…」

「それではすいません、お邪魔致します」

赫灼としたお婆ちゃんの案内を受けて、俺達は荷物を持って洋館の中に足を踏み入れる。

「凄い綺麗な建物だね…」

「そうだな…」

「わーいわーい、みかここんなでっかいおうちはぢめて〜♡」

「ばぶー…」

「皆様…此方の部屋部屋をどうぞご自由に使って下さいませ…」

と俺達は、2階へと案内された。

見ると2階には客室と思しき部屋が4つ。

「すいません…お邪魔致します」

と言いながら見事な装飾が施されたドアノブを捻ると…丁寧にベッドメイクがされたダブルベッドに赤い夕日を取り込んでいる大きな窓、そして新鮮な花が生けられた花瓶に可愛らしい洋画が飾られた壁面。

「うわぁーぃ、べっどべっど〜♡(・∀・)」

美花子はふかふかそうなダブルベッドに駆け寄り、靴を脱いで掛け布団によじ登る。

「おやおや…お元気なお嬢さんで、何よりです…」

「あ、あのすいません…コラッ美花子!よそのお家だからってはしゃいじゃ駄目だよ!」

「だっておとーたん…」

「美花子ちゃん…はしゃぎたい気持ちは良ーく分かるよ。だけどね…そうやってはしゃぐのは、お婆ちゃんが居ない所でしようねー」

「まなみおねーたん…」

「悪い…誠人。荷物を部屋に置いてくるわ」

「お兄様…私も…」

「あの…御客人の方々。晩御飯は…如何なさいますか?」

「あの…すいません!俺達…今夜の晩飯はバーベキューするつもりで道の駅で食材を買い込んできまして…申し訳ありませんが、厨房をお借りして宜しいでしょうか?」

「おやおや、そういう事でしたか…では、此方へどうぞ…」

俺はお婆ちゃんに連れられて、1階の厨房へと案内される。

「うわぁ…」

見るとIHクッキングヒーターに電子レンジや食洗機等の文明の利器に包丁、まな板、フライパン、お鍋等一通りの調理器具が揃った立派な厨房に俺は目を奪われていた。

「御客人の皆様…どうぞご自由にお使い下さいませ…」

俺は蛇口を小さく捻り…出て来た真水を左手で受けると一口啜る。

「冷たくて…雑味が殆どしない…」

「此方は…井戸からポンプで汲み上げた井戸水です…遠慮なく、お使い下さいませ…」

「それでは…お言葉に甘えて、使わさせて頂きます!せっちゃんお願い、道の駅で買ってきた食材を持って来て!」

「はい分かりました、誠人さん♡」

「それじゃせっちゃん…ランクルに食材取りに行こう!」

「千夏は…悪いけど早矢斗の御世話を頼む」

「分かった…誠人クン。ほーら早矢斗クン、ほっぺぷにぷに〜♡」

「わーいわーい(*´ω`*)」

「それじゃ真奈美ちゃんは…コッチで野菜を切っていってくれるかな?」

「ハイ分かりました、お兄様」

真奈美ちゃんは俺が自宅から持参したマイ包丁を受け取ると、慎也とせっちゃんがランドクルーザーの車内から持って来た野菜を刻み始めた。

「お兄様。キャベツは、もっと小さく切りますか…?」

「いや、どうせ火を通したらカサが減るから…寧ろ少し大きめ位で大丈夫だよ」

「誠人さん。節は…何をしたら良いですか?」

「せっちゃんは…それじゃ、お肉を切るのをお願い。麗花さんは…食器のチェックをお願いします」

「ハイ分かりました、誠人さん♡」

俺達バカ夫婦と真奈美ちゃんは手際良く塩ダレ焼きそばを作り上げると、麗花さんが用意した高級そうな大皿に盛り付けていく。

「ハイみんな、お待たせー!あ、お婆ちゃんも宜しければ是非どうぞ!」

「申し訳ありませんねぇ…それでは婆も遠慮なく、御相伴に預からせて頂きます…」

「それでは頂きます」

「頂きます」

「頂きます」

「いただきまーちゅ!」

「うわあっ…塩ダレ焼きそばって初めて食べましたが…ソース焼きそばとはまた違う美味しさですね!」

「本当…何だかやみつきになりそうな味です!」

「おとーたんのやきそばおいちいー♡」

「本当に…美味しいですね…」

「あ…お婆ちゃん有難う御座います!」

「もう…何年振りになりますかな…こうやって、わいわいがやがやと大勢で食卓を囲むのは…」

「それじゃお婆ちゃん…普段は、一人暮らしなんですか?」

「ええ、その通りです…」

「そんな…お一人で、寂しくは御座いませんか?」

「いやいや…婆は今ではすっかり、一人の方が落ち着くくらいですよ…」

「そうでしたか…すいません、アクシデントとはいえ突然、お邪魔してしまって…」

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