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新・狙われたいもうと(3/3ページ目)

投稿:2026-08-16 18:16:37

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本文(3/3ページ目)

「結衣……お前、一体……」

「何も聞かないで……ただ、私を抱いて……お兄ちゃん以外の人になんて触られたくないの……っ!」

嘘をついている罪悪感と、蓮に汚された恐怖を打ち消すように、私はお兄ちゃんの体に自分の素肌をぴったりと密着させた。

お兄ちゃんの熱い手が私の体に触れ、敏感な場所を撫で回されるたび、昼間の屈辱が別の快感へと書き換えられていく。

「んあぁっ……!お兄ちゃん、そこ、もっと……っ!」

肌と肌が擦れ合う生々しい音と、甘い喘ぎ声が深夜の部屋に響き渡る。

お兄ちゃんの重みが私を完全に満たし、私たちは互いの存在を確かめ合うように、何度も何度も激しく、そして溺れるように求め合った。最高潮に達した瞬間、私たちは一つに溶け合うように激しく震え、甘い絶頂の果てに崩れ落ちた。お兄ちゃんの腕の中で、私は心の底から満たされるような、深い安心感に包まれて涙を流した。

しかし、翌日の放課後。

その甘い余韻は、冷酷な現実によって無残に引き裂かれた。

再び旧校舎の薄暗い教室。

昨日と同じ場所で、私は服をすべて剥ぎ取られ、完全な全裸のまま古い机の上に押し付けられていた。

「昨日の夜、誰とあんな良い顔で過ごしてたんだよ、結衣」

蓮の冷ややかでねっとりとした声が耳元に囁く。

私の抵抗など一切無視して、蓮の体温が容赦なく覆いかぶさってきた。

「やっ……!来ないで、触らないで……っ!」

「うるせえよ。お前がどんなに拒絶しようと、俺の言うことは絶対だろ」

蓮の熱い舌が、私の首筋から胸元、そして敏感な腹部へと這い回り、執拗に舐め上げる。

全裸同士の肌がベタリと密着し、逃げ場のない恐怖と、身体が勝手に反応してしまう淫らな快感が同時に押し寄せてきた。敏感な先端を歯で軽く噛まれたり、吸い上げられたりするたび、脳が痺れるような甘い痛みが走る。

「あはっ……あっ、やぁ、んあぁっ……!おかしい、こんなの……っ!」

さらに、蓮の指が容赦なく私の下半身の奥深くへと突き入れられ、グリグリとかき回される。

昨日よりも敏感になっている体が激しく疼き、私は自分の意思とは裏腹に、甘ったるい嬌声を漏らしながら悶え狂った。全裸の肌が擦れ合ういやらしい音と、蓮の荒い息遣いが教室の空気を汚していく。

「ほら、昨日みたいに、また綺麗にイッてみろよ」

「いやっ、もう無理……っ、行っちゃう、頭が壊れちゃう……っ!」

蓮の容赦ない手と舌のダブルの責めに、私の理性の糸はあっさりと切れた。

全身を激しい痙攣が走り、私は天井を見上げたまま、再び強制的な絶頂へと突き落とされた。

「ひゃあぁっ……!あ、あぁぁ……っ……!!」

息も絶絶になり、ぐったりと机の上に崩れ落ちる私に、蓮は容赦なく次の命令を下した。

「はぁ、いいざまだな。……で、俺はまだ終わりじゃねえよ。お前のその手で、最後まで気持ちよくさせろ」

逆らう気力など残されていない私は、震える手で蓮の熱いそこに導かれ、言われるがままに指を動かすしかなかった。

蓮が吐息を漏らしながら絶頂を迎えるのを見つめながら、私の心は冷たく澱んでいく。

そして、その日の夜。

私は再び、何食わぬ顔で自宅に戻り、そして深夜――。

「お兄ちゃん……」

ボロボロになった心と体を隠すように、私はまたお兄ちゃんの部屋の扉を叩いた。

何も知らない優しいお兄ちゃんは、私を迎え入れると、再びその温かい腕の中に強く抱きしめてくれる。

私はお兄ちゃんの胸に顔をうずめながら、心の中で激しく呟いた。

(私を汚す奴なんて、いなくなればいいのに……っ)

お兄ちゃんの温もりにすがり、私は昨日の夜と同じように、いや、それ以上に激しく、お兄ちゃんに自分のすべてを委ねて抱かれるのだった。汚された体を大好きな人に満たしてもらうことでしか保てない歪んだ愛のなかで、私は狂おしく身悶え続ける。

「……っ、どこに連込む気……?」

放課後の校門を出た瞬間、待ち構えていた蓮に腕を無理やり掴まれ、私はそのまま駅前の繁華街へと引きずり込まれた。

周囲の目を盗むように歩かされ、たどり着いたのは、ネオンがやけに眩しい雑居ビルの一角――紛うことなきラブホテル街だった。

「どこって見ればわかるだろ。学校の旧校舎じゃ、いまいち落ち着いてお前のこと堪能できねえからな」

「やだ……!そんなところ、絶対に入らない……っ!」

必死に足を踏ん張り、その場で突っ立って抵抗しようとしたけれど、私の細い力で高校男子の蓮に敵うはずもない。ずるずると引きずられるように自動ドアをくぐり、気まずい空気が漂うロビーから、そのままエレベーターへと押し込まれてしまった。

「暴れるなよ。お前が昨日みたいな写真をまたネットにばら撒かれたくないなら、おとなしく俺の言うこと聞くこった」

耳元で低く囁かれた脅し文句に、私の背筋が凍りつく。

スマホに保存されているあの恥ずかしい姿の数々を思い出すと、恐怖と絶望で足の力がすっと抜けてしまった。

チーン、と乾いた音がして最上階の一室のドアが開く。

蓮に腕を引っ張られたまま中に連れ込まれ、重い扉が背後で「ガチャリ」と音を立てて閉まった。

外の喧騒が嘘のように遮断された密室。

甘ったるい芳香剤の匂いと、やけに薄暗い照明が、これからここで何が行われるのかを嫌でも私に突きつけていた。

「さあ、着いたぞ。……昨日の続き、今度はもっとたっぷり味わわせてやるからな、結衣」

鍵がかけられた密室の中で、蓮は不敵に笑いながら、私へとゆっくり一歩、また一歩と近づいてくるのだった。

「やめて……っ、お願いだから、こんなところ解放して……っ!」

ラブホテルの重い扉が閉まった瞬間、私は恐怖に駆られて逃げようとしたが、蓮の強い腕に一瞬で捕らえられ、ふかふかのダブルベッドの上へと押し倒された。

「逃げられるわけねえだろ。学校じゃ周りの目がうるせえけど、ここは俺たちの貸し切りだ。誰にも邪魔されねえよ」

蓮の目にギラギラとした狂気が宿る。私の拒絶の言葉など完全に無視して、蓮は私の制服に乱暴に手をかけた。

「やっ、自分で脱ぐから、破らないで……っ!」

「なら、さっさと自分で脱げよ!」

涙をこぼしながら、私は震える手でブラウスのボタンを引きちぎるように外し、スカートを脱ぎ捨てた。ブラジャーもショーツも次々と剥ぎ取られ、私は完全な全裸の姿で、逃げ場のないベッドの上に晒された。

「はぁ……っ、いつ見てもすっげえ体だ……」

蓮は自分の服も脱ぎ捨て、裸の体を私に覆いかぶせてきた。

ベタリと密着する熱い肌。拒絶したいのに、彼の手が私の敏感な胸を鷲掴みにし、ねっとりと揉みしだくと、体が勝手に反応して甘い熱を帯びてしまう。

「いやっ……触らないで……っ!んあぁっ……!」

蓮の熱い舌が首筋から鎖骨、そして敏感な胸元へと這い回り、吸い上げるように愛撫する。さらに、彼の指が私の下半身の奥深くへと容赦なく突き入れられ、グリグリとかき回された。

全裸同士が擦れ合ういやらしい水音と、自分の卑しい喘ぎ声が部屋中に響く。

「ほら、昨日みたいに、また綺麗にイッてみろよ、結衣」

「やっ、そんなに激しくされたら、頭がおかしくなっちゃう……っ!あはっ、もう無理、行っちゃう……っ!」

指と舌による容赦ないダブルの責めに、私の理性の糸はあっさりとブツリと切れた。

全身を激しい痙攣が走り、私は頭が真っ白になったまま、強制的な絶頂の波へと何度も突き落とされた。

「ひゃあぁっ……!あ、あぁぁっ……!!」

息を荒らげ、全身から力が抜けて、私はぐったりとベッドに沈み込んだ。

頭がボーッと白濁し、意識がトロンと微睡んでいるその隙を、蓮は見逃さなかった。

(……あ、れ……?体が、動かなくて……)

呆けたように天井を見つめる私の足の間に、蓮がスルスルと割って入る。

その硬く熱を帯びたものが、私の最も敏感なところ――濡れそぼった秘部に、ねっとりと押し当てられた。

「っ……!?」

頭の奥で危険を知らせる警報が鳴り響いたが、先ほどの激しい絶頂で思考が追いつかない。

蓮は低く掠れた声で、私の耳元に囁いた。

「もう限界だ……。お前を、完全に俺のものにするからな」

「やっ、まっ、待って、それは……っ!」

私の制止の言葉は、蓮の腰の重みにかき消された。

――ズプッ……と、生々しい肉の擦れる音と、これまでとは比較にならないほどの強烈な圧迫感が、私の中を押し広げていく。

「あぁっ……!!」

あまりの痛みに、ボーッとしていた意識が一気に引き戻された。

それはただの痛みではなかった。熱くて、大きくて、私の中にグサグサと深く突き入ってくる異物感。私の体を引き裂くような拒絶反応と、脳を焼き切るような圧倒的な熱量が同時に押し寄せる。

(うそ……入っちゃった……。お兄ちゃん以外の男のものが、私のこんなところに……っ!)

涙がどっと溢れ出し、私は自分の手でシーツを強く握りしめた。

蓮は私の表情などお構いなしに、荒い息を吐きながら腰を激しく突き動かし始めた。

「はぁ、はぁっ……すっげえ、めちゃくちゃ締まりやがる……!お前、最高だよ、結衣……っ!」

「やっ、痛い……っ!苦しい、もうやめて……っ、お兄ちゃん……っ!!」

涙を流しながら大好きな人の名前を叫ぶ私に、蓮は嫉妬と独占欲を歪ませた笑みを浮かべる。

「お兄ちゃん、かよ?残念だったな、今お前をめちゃくちゃにしてるのは俺だぜ!」

ドスッ、ドスッ、と肉と肉がぶつかる下品な音が部屋中に響き渡る。

激しいピストンが繰り返されるたび、私の体は上下に揺さぶられ、逃げ場のない快感と痛みが混ざり合った地獄のような感覚が全身を駆け巡った。

「あぁっ、んあぁっ……!おかしい、こんなの……っ、イッちゃう、また壊れちゃう……っ!」

何度も、何度も、容赦なく奥を突かれ、私は自分の意思とは裏腹に、その太い熱に支配されるように何度も強制的な絶頂へと引きずり込まれた。

幾度もイカされ、頭がおかしくなりそうなほどの快感の濁流の中で、私はただ泣き叫びながら、蓮の狂ったような愛欲の波に溺れ続けるしかなかった。

どれほどの時間が経ったのだろう。

満身創痍でボロボロになり、魂が抜けたような私の体をそのまま放置して、蓮は満足げに服を着ると部屋を出て行った。

夕暮れを過ぎ、夜の帳が下りる頃。

私はフラフラになりながらも家に戻り、深夜、いつものように音もなくお兄ちゃんの部屋のドアを開けた。

「……結衣?お前、またこんな時間に……って、おい、どうしたんだよその顔……!」

ベッドで待っていたお兄ちゃんが、青ざめた顔で私に駆け寄ってきた。

私の体中には消えない赤黒い痕が残り、目は泣き腫らしで腫れ上がり、ボロボロの姿だった。

「お兄ちゃん……っ!」

私は糸の切れた人形のように、お兄ちゃんの胸へと崩れ落ちた。

声にならない嗚咽を漏らしながら、お兄ちゃんの服をぎゅっと掴む。

(助けて……。私、あいつに……全部奪われちゃったの……っ。でも、お兄ちゃん、私を捨てないで……っ)

罪悪感と、耐え難い汚辱の記憶が頭を駆け巡る。

お兄ちゃんは言葉を失いながらも、震える私を壊れ物を扱うように優しく、そして力強く抱きしめてくれた。

「一体、誰にこんな……許さねえ……!」

お兄ちゃんの低い、怒りに満ちた声を聞いた瞬間、私のなかの「お兄ちゃんに対する歪んだ独占欲と、依存心」が限界を超えて爆発した。

私は顔を上げ、涙に濡れた瞳でお兄ちゃんを見つめると、自分からその唇に強く噛り付いた。

「んっ……ちゅ、ぷぁ……っ!」

「っ、結衣……?」

「何も聞かないで……!私を抱いて、お兄ちゃん……っ。あの男の匂いも、記憶も、全部お兄ちゃんで消して……!私をあなたの色に染め上げてよ……っ!」

懇願するように、泣きながらお兄ちゃんの首に腕を絡ませる私に、お兄ちゃんは戸惑いながらも、私を拒むことはできなかった。

私たちは熱を帯びた息を交わしながらベッドへと倒れ込み、お互いの体を貪るように求め合った。

お兄ちゃんの温もりと、優しくも激しい愛撫が、私のボロボロになった心と体を満たしていく。

「お兄ちゃん……好き、愛してる……っ!私を壊して……っ!」

愛憎と快感が入り混じる極限の官能のなかで、私たちは夜が明けるまで、何度も何度も激しく一つに溶け合い、互いを求め続けたのだった。

「……全部、話してくれてありがとう、結衣」

お兄ちゃんは私の告白を聞き終えると、これまでにないほど冷たく、そして深い怒りに満ちた表情を浮かべた。

その夜のうちに、お兄ちゃんは叔母にすべてをぶちまけた。最低な真似をした蓮と、それを隠していた叔母に対して、お兄ちゃんは冷徹なまでの拒絶を示した。叔母は顔面を蒼白にして謝罪したが、お兄ちゃんがその謝罪を受け入れることはなかった。

「こんな家、もう出ていく。結衣は俺が守る」

数日後、私たちは叔母の家を離れ、小さなアパートで二人きりの新しい生活を始めた。

さらに、これ以上あの最低な男や、あいつの仲間たちと顔を合わせなくて済むようにと、お兄ちゃんは手続きをしてくれて、私は別の高校へと転校することになった。

新しい学校、新しいクラスメート。

最初は少し不安だったけれど、そこにはあの悪夢のような日々は存在しなかった。下校の途中にお兄ちゃんが迎えに来てくれて、二人でスーパーで買い出しをして、他愛のない話をしながら夕食を食べる。

両親を失ってからずっと感じていた不安が嘘のように消え去り、私と大好きな「お兄ちゃん」の穏やかで温かい日常が戻ってきた。

――だけど。

その平穏は、あまりにも脆く、そして残酷な影によって静かに破られようとしていた。

転校して数ヶ月が過ぎたある日の夕方。

買い物の帰りに、お兄ちゃんが「ちょっと忘れ物したから職員室に戻ってくる」と言い、私は学校の正門の近くで一人で待っていた。

「……ん?」

ふと、夕暮れの赤茶けた空の下、見知らぬ男子生徒が二人、こちらに向かって歩いてくるのが見えた。

制服の着こなしは乱れ、耳にはピアス。どことなく、あの蓮たちに似た「不良」特有の冷ややかな雰囲気を纏っている。

私は嫌な予感がして一歩後ろに下がろうとしたが、その男たちの先頭に立っていた大柄な生徒が、ニヤリと歪んだ笑みを浮かべて私の目の前に立ち塞がった。

「なあ、お前……瀬川結衣だよな?」

「……誰、ですか?」

警戒心をむき出しにして尋ねる私に、その男は不敵に鼻を鳴らした。

「俺は、前の学校で悠人(ゆうと)の野郎と因縁があった者だけどさ」

男の名前は、健司(けんじ)。

以前、お兄ちゃんに対して一方的なライバル心を燃やし、何かにつけて勝負を挑んでは、お兄ちゃんに完敗し続けていた有名な不良だった。お兄ちゃんにいつも負け犬扱いされていた健司は、お兄ちゃんへの嫉妬とプライドを傷つけられた恨みをずっと抱えていたらしい。

「あいつ、最近すっかりいい気になってんだよな。『妹と二人で幸せに暮らしてる』だ?笑わせんなよ。俺からすべてを奪ったあの澄ました顔の悠人の野郎に、一番大事なものを奪われる絶望がどんなもんか……よーく教えてやらねえとな」

健司の目が、ギラギラとした下卑た光を帯びて私を捉えた。

背筋に冷たいものが走る。あの悪夢の記憶が、一気に脳裏によみがえり、私の体は恐怖でこわばった。

「やめて……!お兄ちゃんに関わらないで……っ!」

「はっ、今更遅せえよ。あいつの自慢の『可愛い妹』を、今度は俺が徹底的に可愛がって、ボロボロにしてやるよ。……覚悟しな、結衣ちゃん?」

夕闇に包まれつつある校門の前で、健司の冷酷な笑い声が響き渡り、私たちの平穏な日常を切り裂く新たな恐怖の影が、音もなく忍び寄ってきたのだった。

-終わり-

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