官能小説・エロ小説(約 60 分で読了)
【評価が高め】波乱の教育実習が続きます。そしてセカンドレイプとオンナの生き地獄というものを知りました。(1/4ページ目)
投稿:2020-12-02 23:40:09
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これは私ことマドカ少年が中学2年の時の体験です。女系家族で育った私は、オンナだらけの中で育った環境からか、女性に対しての憧れや異性としての意識などは無縁でした。しかし、小学6年の時に高校生だった従姉妹に童貞を捧げて以来その従姉妹を意識しやがて初恋をすることとなります。しかし、…
教育実習編をお読みいただきありがとうございます。また、たくさんの評価をいただきまして光栄です。では、これから教育実習2日目のエピソードになります。前回、初日から色々あった教育実習で疲れ果てた私は、疲れ果てて自室のベットの上で気を失ったようにスーツも脱がずに寝てしまいました。…
お読みいただきましてありがとうございます。
皆様のお陰で続けさせて頂いております本シリーズは第22話を迎え、教育実習編3日目のエピソードに突入いたします。
教育実習2日目の夜、ひょんなことから舞衣先生のアパートに泊まってしまいました。
その帰り際、アパートに停めてあった舞さんの車を見て驚きながら朝帰りした私は、下宿の玄関で鉢合わせした下宿のおばさんと鉢合わせした時にもらった二日酔いの頭痛薬を飲んで自室まで帰って来たところです。
そしてベットに腰掛け、さっきまで一緒にいた舞衣さんとの事を考えていた時、不意に横になった瞬間、意識を失ったように眠ってしまいました。その舞衣さんという女性は、教育実習でお世話になっている高校の先生のことです。
今回のストーリーはここから始まります。
朝、一度私と顔を合わせた下宿のおばさんが、なかなか朝食に姿を見せないことから昨日と同じく娘のふたばに声をかけたようです。そのふたばという女性は私と同じ教育実習生で下宿の娘です。微妙なところですが元カノと言ったところでしょうか。
今日も朝からいきなり部屋のドアが開いたかと思うと、そのふたばがドカドカ部屋に入ってきました。昨日と全く同じ展開です。
「あ〜。まだ寝てる。しかもパンツ1丁で。でも、スーツはハンガーに掛かってるからいいけど・・・」
「アレッ?アンタなんかいい匂いするよ。ねえ。アンタどこ行ってたの?聞いたよ、さっき帰って来たんでしょ?どこ泊まったの?なんでこんないい匂いするのよ!」
と、私のカラダの匂いをあちこちクンクン嗅ぎながらふたばが朝から鬼のような剣幕で怒っています。
しかもうつ伏せで寝ていた私をひっくり返すと、今日も昨日と同じように朝勃ちをグリグリ回しはじめました。すると、パンツからその朝勃ちが飛び出してしまい、さらにその匂いをクンクン嗅ぐと
「なんかここもいい匂いする。しかもオンナもののボディーシャンプーの匂いがする。アンタ。あの後、彼女のところ行ったの?ねえ、何回やったのよ!」
と言いながらソレをふたばの長い指で弾きました。
「うっ・・・・・・・!」
私はこれで目が完全に覚めましたが言葉が出ません。
そしてやっと、「ヤったよ・・・・。1回かな?」と、サラッと嘘をつきました。
もちろんヤった相手は自分の彼女でもなく、回数なんて数え切れません。
「本当に?それじゃ確かめてやるか・・・・・」
と言いながら、私のカチカチの根元を指で押さえるとその先っぽを舐め始めました。しかもネットリと。
すると、今度は先っぽを舐めながら掴んだ指を上下に動かし刺激します。
ふたばの学習能力は物凄く、もう私のツボは押さえてあるようです。
「ふ・・たば。そんなことしたら、朝から口の中生臭くなっちゃ・・・・・」
「ウッ・・・・」と言った瞬間、ふたばの口の中に放出してしまいました。
しかし、それは自分でも量が少なく空砲に近いものがあることが分かりました。しかも、何度も空砲を発射してもふたばはそれをやめてくれず、寝起きの脳みそをかき回すように刺激します。
「ふ・・ふたば。分かったから・・・もう、まいった・・・」と言いながら全身ビクビクしてしまいました。
するとふたばは私のソレから「ポン」と口を離し、その生臭いものを「ゴクン」と飲み込むと・・・
「アンタ・・・・。さっき嘘ついたね。コレ1回じゃないね。ちょっとしか出ないじゃない!。」
「もう、味も匂いもしないくらい薄くって、ほとんど空砲だよ。ねえ、本当は何回出したのよ?」
「何回だっていいだろ!彼女となんだから・・・」
「ふ〜ん。一昨日は彼女でもないわたしとも何回もやったのに、そんなこと・・・どの口が言うのかね〜?」
そして続けて「まっ、どうでもいいけど。今度はきちんとトイレに流れていってね。」と言っています。どうやら私は、今回もトイレに捨てられてしまっているようです。
すると「これ。」とふたばが私に手渡したのは昨日の朝ふたばの部屋に忘れてきた私の下着でした。
「ありがとう。きちんと洗濯までしてくれて。てっきり、生ゴミ扱いで帰ってくるのかと思っていたから少し驚いた。」
「・・・・アンタ。わたしのこと、どういうふうに見てんのよ!」と言いながら、ふたばはティッシュで口を拭いています。
その後着替えを済ませた7時前、下宿の食堂でふたばと並んでおばさん特製のお粥を食べていました。
すると、他の下宿生の朝食を作っていたそのふたばのお母さんが振り返り、ふたばに問いかけます。
「ねえ、ふたば・・・。今からでも風谷さんに乗り換えない?実はあのお婿さん、大き過ぎて母さん付き合う自信ないの。風谷さんだったらちょうど良いっていうか、小さくってなんか安心でしょ?ソレにアンタたちなんかお似合いなんだよね・・・・。それにウチの家系にそんなにおっきくない人の遺伝子入れて貰ったほうが・・・母さん、ちっちゃい孫抱きたいな・・・」
「母さん。何言ってんの。もう決まってるんだからいい加減諦めてよ。わたしコイツと一緒になっちゃったら貰われて、ここからいなくなっちゃうんだよ。後継いなくなっちゃうんだよ。」
「そうよね。そうなんだよね。なんでふたばがオンナなんだろうね。こんなに大っきく育ったのに。オトコだったら何の問題もなかったのに・・・・。朝から変な冗談言ってごめんね。」
なぜか下宿のおばさんは前から私のことを気に入っていて、今でも諦めきれない様子です。ちなみにそのおばさんは身長こそふたばより低いのですが、私より大夫高くいつも見下ろされていますし、さらにふたばのお父さんもふたばを超える大男です。
そうしている時、食堂すぐ脇の玄関から「すいませ〜ん。小林です。マドカ先生いらっしゃいますか?」と言う声が聞こえました。
そして玄関に近かったふたばが玄関に行くと
「あっ、小林先生。おはようございます。あれっ、先生雰囲気変わりました?」
「化粧品変えたせいかな・・・・」
「でも、なんでこんな朝早くからここに・・・?」という会話が聞こえて来ました。
私もふたばに続いて玄関まで出ると、今日は昨日と違って胸元を隠すようなブラウスと黒のスーツに身を固めた舞衣先生がいました。
そして膝丈のタイトスカートの黒ストッキングの右膝には、朝に私が巻いてあげた包帯が透けて見えています。
そして私と目が合った小林先生は、照れたようにチョット視線を逸らしました。
「ゴメンね。今日マドカ先生に迎えに来てもらうことにしてたんだけど、学校から緊急招集かかっちゃって・・・・直ぐ送って欲しいの。」
「あっ、いいですよ。そのケガ、僕がさせちゃったようなもんですから・・・」
「何?アンタがケガさせた?昨日、何があったの?彼女と一緒だったんじゃないの?なんで小林先生にケガ?」
「アンタ。まさか先生にワルサしたとか・・・・」
「違うの。これは昨日タクシーで送ってもらった時、アパートの階段踏み外しただけだから・・・」
「本当に?じゃ、何?先生送った後彼女と逢ってた訳?」と、コソコソ言いながら私を睨むふたばの目が怖いこと怖いこと・・・・。
そして急遽準備して3人でハチロクに乗り込むことになりましたが、ここで問題が・・・
「なあ、ふたば。ふたばって後部座席に乗るの無理だよな。先生は足ケガしてるから前の座席にって思ったけど・・・」
「何言ってんの。私のカラダ、後ろに収まる訳ないでしょ。そんなの当たり前じゃない。」
「あっ、ふたばさん。わたし後ろでいいよ。」
「でも先生。その足大丈ですか?」
「大丈夫、大丈夫」と言って小林先生が運転席のシートを前に倒して乗り込もうとしましたが、やってしまいました。初めてこのハチロクに乗る人の儀式を。
「先生。ロールバーに気を付けて、頭・・・・・」まで言ったところで
「イタッ」と言って小林先生が後部座席に倒れ込むように座って頭を抱えています。そして今度はそれをとっさに覗き込んだ私とふたばがお互い頭をブツけ、3人それぞれ頭を抱えています。コレって今でいうカオスな状況というのでしょうか?
私のハチロクには義父が着けたRECAROというメーカーの、ヘッドレストの内側がメッシュになっているセミバケットシートがついていました。
このシートは、前倒しする時純正のシートと全く違うところにレバーがついていたので、大抵初めての人は倒し方が分からずアタフタしますが、小林先生は全く動じることなく普通に倒しています。
やっぱり、この人はその辺を普通に知っている人だと思いました。
そして後部座席で頭を抱えていた小林先生が「ハチロクってこんなに天井低かったんだ・・・これ、薄いウレタン巻いてあるけど、ヘルメット無しでモロにぶつけるとやっぱり痛いね。」
「すいません。ハッチバックなんでなおさら低くって。」
その後落ち着いた頃学校へ向けて発車しました。毎度のことながら背の高いふたばはシートを倒して半分寝るような体勢で助手席に乗っています。
しばらく走った頃、運転席後ろの座席の小林先生がふたばに問いかけます。
「気を悪くしたらゴメンなさい。ふたば先生っていつもそんな格好でコレに乗ってるの?」
「はいそうです。最初はキツかったですけど大分慣れました。ソレに私も最初に乗った時、頭を強打しました。」
「でも成人式の時、頭造ったうえに晴れ着着てコレに座った時は流石に身動き取れませんでした。シートなんてほとんど寝ちゃってましたし・・・帯潰さないようにするのが大変で・・。」
この会話を運転しながら聴いていた私は、その時の状況を思い出していました。
成人式のその時ふたばは妊娠初期で体調が思わしくなく、とても辛そうだったのでした。なんでその時気づいてあげられなっかったのかと今でも後悔することがあります。
そんな私の思い出はさておいて二人の会話は続きます。
「そうよね〜。私のEP71にもコレついてるけど、天井高いからさほど気にならないのよね。」と言って私の頭の脇に張り巡らされているロールバーという鉄パイプを掴みました。
「先生。普通に喋っていますけど、先生の車、さっき帰る時ちょっと見せてもらいました。先生のクルマって普通の人が見れば普通に見えるけど、僕は騙されませんよ。」
この時「さっき」という言葉にふたばが反応したのが分かりましたが、あえて気づかないフリをして話を進めます。
「あれ?、話してなかったっけ?わたしの実家って昔っから自動車板金やってて、最近弟が整備工場を併設したんだけど、そんな感じだからその流れで趣味がジムカーナになっちゃったの。過去形だけどね。」
すると、今まで黙って話を聞いていたふたばがハナシに割り込みます。
「あっ、先生。わたし、クルマのこと疎くって全然分かんないんですけど、さっき言ってたEP71ってなんですか?」
「ごめんなさいねふたば先生。EP71っていうのはトヨタのスターレットのこと。わたしのはターボが付いていて、とてもオンナの人が乗るヤツじゃないんだけど・・・」
「スターレットなら大学の友達が乗ってます。でも、なんかそれって女性仕様車って言ってました。」
「そうよね。スターレットって色んな人が乗ってるよね。それに合わせて仕様もいっぱいあるんだよね。」
「そのわたしの趣味のクルマもなんか最近あまり乗れなくなっちゃってね・・・。最近部活が強くなっちゃったでしょ?。それで休みもほとんどなくなっちゃって、自分の時間もなくなっちゃったんだけど・・・。バイクも尚のこと・・・。」
「あっ、そうなの。今なんて言ったっけ?・・・あの娘。あっ、あの早坂さんが来てから、なんか部活強くなっちゃったんだよね。まあ、嬉しいことなんだけど・・」
この時、信号待ちをしていた信号が青に変わり、私はハチロクを加速させました。
今、私のハチロクに搭載されているエンジンは、そもそもメーカーの試験機で同級生の理央がリビルドしたエンジンです。さらにそのエンジンは義父の好みでチューニングされており、思いっきり高回転高出力型のエンジンです。
そんなマニアックなエンジンは低回転域ではトルクが薄く、3人乗車の状態で加速するには高回転まで引っ張る必要がありました。
私はハチロクを加速の際に、デジタルバー表示のタコメーターのレッドゾーンまでエンジンの回転を引っ張りました。すると後部座席から・・・
「コレ、凄いね。ねえ、まーくん。コレすごくいい音する。お尻の下から響いてくるね・・・ちょっと感じちゃうかも・・・。でもこのクルマって、外見は全くノーマルだけど中身って全然ノーマルじゃないね。それにこのエンジンって、吸排気系は全部変わってて多分4連のキャブってところ?」
この時、ふたばがその「まーくん」という単語に反応して私の顔を見ましたが、コレも気づかないふりをして平静を装います。
「それで、4-1のエキマニからマフラーまでは、オールステンってとこかしら。そして、さっきのアイドリングの時の排ガスの匂いからすると触媒レスってトコかな?」
「先生、やはり詳しいですね。整備工場の娘ですもんね。あと付け加えるとしたらエンジン自体もハチロクのものじゃありません。AE92の後期型の開発用エンジンを地元のオンナ友達が組んで義父が仕上げました。」
「あと、吸気はキャブじゃなくって4連スロットルのインジェクションで、マフラーは特注のものを目立たないように、見える部分を黒塗装してます。ちなみに、触媒はメタルのものが付いてますけど、排気温が低いと効きが悪くて、アイドリングの時結構臭いです。」
「あとエンジンは1万くらいまで回るって聞かされていますが、タコメーターがこれなもんで、表示されている回転までで抑えてはいます。」と言いながらデジタル表示のメーターを指さしました。
「なんでデジタルメーターなの?なんでアナログメーターのにしなかったの?ハチロクの中古なんて腐るほどいっぱいあるから選び放題でしょ?」
「そうなんですが・・・このクルマってそもそも姉さんのなんです。そして、当時高校生だった僕が新車の頃からメンテナンスしてました。今じゃコレ以外考えられません。あと、姉は今、恐ろしいくらい速いブルドッグに乗ってます。」
「義父がコソッと教えてくれましたが、最大ブーストは1.8キロだそうです。」
「あっ、ブルドッグってシティーターボのⅡの方ね。そのクルマ出た時、あのブリスターフェンダー見て、ホンダやっちゃったって思ったよ。」
「しかし1.8キロって凄いね・・・。わたしのEPね、前にVVC回し間違っちゃってブースト1.5キロ掛けちゃって。そしたらインテーク側のパイプが思いっきり抜けちゃって・・・。」
「その後、抜けちゃったところをステンのパイプで作り直したんだけど、あの抜けた嫌な感覚がどうも抜けなくって、今はEVCで1キロに抑えてるのよね。それでも170馬力くらい出てるんだから、ターボってやっぱり大した物よね・・・。」
するとハナシについていけないふたばが再度割り込みます。
「先生。わたし、そのVVCとかEVCっていう単語っていうかその記号初めて聞くんですが、それなんですか?」
「またまたごめんなさいね。VVCっていうのはターボの過給圧を調整するバルブで、工業用の圧力弁を流用したやつ。あとEVCっていうのは電気的に調整するものでこれはターボ用の専用品。なんか最近出た新型には、初めからそんなの付いてるみたいなの。」
「なんか、ターボってなんか麻薬的なところがありますよね。僕って自然吸気しか知らないんでなんて言ったらいいか・・・」
「そうよね。ターボってやっぱり理屈を超えてるところがあって・・・小排気量でもあんな加速しちゃうんだもん。理屈から言えば、あんな小さい車に2000CCくらいのおっきなエンジン積んでるのと一緒でしょ?そんなの一回知っちゃうともう後戻りできないっていうか・・・。」
「どう表現したらいいか分かんないけど、一度いいオトコ知っちゃったら、もう普通のオトコには戻れないって感じ?」
その時ふたばが後ろを振り返るように「先生。それってどういう例えかわたし分かんないんですけど・・・」と尋ねました。
「ふたば先生、わたし知ってるよ。ふたば先生のフィアンセって物凄く大きい人なんだって?それに対して、聞こえないふりして運転しているこのまーくんがターボってところかな?・・・そうでしょ?・・ふたばさん。」
「えっ、先生、ターボがどうしたんですか?よく聞いてませんでした。でも僕ってやっぱりターボはよく分かりません。僕は根っからメカチューン好きです。回して振り絞るようにして出るあのパワーの出方が好きです。
「まーくんって、根っから機械っていうかメカニカルなところが好きなのね。それでこのハチロクのエンジン組んでくれた女の子って、まーくんの地元の彼女だったりした?」
「中学校の時はそんな感じでしたけど、今じゃ友達の彼女でいい友人ってところです。」
「ウチって実家が整備工場やってるって言ったでしょ?その父さんの知り合いのショップがあって、最近その娘さんがエンジン組んだって言う話聞いたことがあるよ。なんか最近カー雑誌の取材受けてるって。・・・。最近の女子って凄いね。」
「そうですね。ウカウカしてるとオトコの価値なんて大暴落ですよ。」
「ウチがそんななんで、わたしなんて女子大時代にダートラやってて、調子こいたらその時乗ってたKP61転がしちゃって・・・。」
「そうしたら、ダートラは危ないからってジムカーナ勧められて・・・。オレの車やるからって父さんから貰ったのが今乗ってるEP71ってところ。でも、あれって最初エアコンも付いてなかったの。」
今度も、助手席で話を聞いていたふたばが
「なんか専門用語がいっぱい出てきてよく分かんないけど、人って見かけによらないんですね。なんか小林先生って、そんな汗臭そうなことなんて興味なくって、夜の街に繰り出しそうな雰囲気ですよね。」
「それに先生ってコレのことまーくんって呼んでますけど・・」
と助手席で半分寝そべるようにして座っていてふたばでしたが不思議そうな顔をしています。
「なんか昨日の夜、わたしがこのまーくんのお姉さんってことになったらしいの。それでわたし本当のお姉さんと同じくまーくんって呼んでるの。そうよね、まーくん。」
「先生。それ恥ずかしいんでちょっと・・・」
「あれ、昨日キミのゲロ片付けたの誰だったかな?マーライオンのまーくん。」
「すいません。お姉さんには逆らえません・・・・。」
「ねえ、ふたばさん。ヒトって見かけじゃ何にも分からないのよね。どこにターボ付いてるか分からないし・・・・」
「でも、先生。そのターボってヤツは効かせすぎると壊れちゃうんですよね。」
「そうよ。ターボってヤツは諸刃の剣と一緒で、制御を誤るといつブローするか分かんないっていうヤバめの魅力はあるよ。」
すると助手席のふたばが私の左頬を指で突っつき「ほれ、効かせすぎるとブローしちゃうんだって。ちょっとは自重しろよ。」と言っています。
今度は私の後ろの小林先生が「ふたばさん。コレのどこにターボついてる?」とふたばに聞いています。
するとふたばが「多分、いやおそらく下の方・・・」と答えると一瞬の間を置いて二人が爆笑しています。この時話について行けなかった私は、恐らく何かの下ネタなんだろうなってことだけは分かりました。
そういう会話をしているうちに学校に到着しました。
私は昇降口にハチロクを横付けし、ふたばと二人で小林先生を引っ張り出し、ふたばに「小林先生を職員室まで・・」と頼んだ瞬間、背負うこともなくいきなりお姫様抱っこをして昇降口から入って行きました。
そうしている間にハチロクを駐車場に停め、私は2人の荷物と小林先生のローヒールを持って職員室まで追いかけて行きます。
すると職員室前で、ふたばが何か不安そうな顔をして私を待っていました。
そんな中私が廊下側の窓からガラス越しに職員室を覗くと、教頭先生が数人の先生を前に何か説明をしています。そして何かを説明された小林先生が驚いたような表情もしています。
そして、事情を知らない私が小林先生に荷物を届けようと職員室に入ろうとすると、そこにいたふたばが私の手を取り私を制し首を横に振りました。
どうやら昨日の夜、私が酔っ払っていろんなことをやらかしていたとき、別のどこかで何かとんでもないことが起きていたようです。
この時ふたばは「所詮私たちは大学生でただの実習生。学校の問題に首突っ込めるものでもないし、実際何もできない。私たちは今やるべきことをやるだけだから・・・」と言って、掴んだ私の手を引っ張り実習生控え室に行こうと促しました。
「そうだね。僕たちにできることって多分何もないよね。学校の問題はプロの先生じゃないとどうしようもないんだよね・・・」
「そういえば、アンタ午前中フリーだったよね。」
「うん。午後は習得があるけど、授業は明日だから・・・多分午前中は他のクラスの立ち合いとかかな・・・」
「もしかすると忙しくなるかもよ・・・」
「ソレって、さっきの・・・」
「うん。その対応で自習のクラス出るはずだから・・・」
その日、ふたば予想が当たり実習生全員フル稼働で自習のクラスを見て回ることになりました。ただ、その中に平野の姿がなかったのが気がかりです。
そして昼前に自習の監督を行った1年6組で、あの「優子ちゃん」と呼ばれていた生徒が欠席していることに気づきました。
私が出欠を取る際、「小笠原さんは休みなんだね・・」と呟くと・・・
「なんか朝から先生たちがバタバタしてるのってその優子ちゃん絡みって噂があるんですが・・・先生も知らないんですね・・・聞こうと思ってたんですが。」と委員長に言われました。
「ごめんなさい。先生も全く知りません。というか蚊帳の外です。」
私は生徒たちの自習している姿を教壇脇で椅子のパイプ椅子に座りながら見ていましたが、さすが進学校の普通科です。土木科みたいな変な緊張感はありません。
そんな中、小林先生から渡されていた出欠簿が挟まっているバインダーに生徒たちの出身中学や生年月日が記載されている名簿を発見しました。
暇に任せてソレを見ていると、先ほど話題に出た「優子ちゃん」と言われる生徒は小笠原優子という名前で3月生まれの15歳であることが分かりました。
また、入学直後に行われたであろう共通テストの順位も備考欄に記載されており、ソレを見ると相当優秀なことが伺えます。
しかも住所が2段書きになっていたことから、どこかに下宿などで親元を離れていることが分かりました。しかも、出身中学校も車で何時間も掛かるようなところにある学校です。
そしてその時間が終わった後職員室に戻ると、出欠簿を渡すべき小林先生の姿がありませんでした。
私が近くにいた教務主任の先生に小林先生の所在を確認すると、教頭先生と生徒宅を訪問しているとのことでした。場所が遠いようなことも言っていましたので、あの「優子ちゃん」の実家に行っているものとピンと来ました。
私はとりあえず1年6組の出欠簿を教務主任に渡し実習生控え室に戻ってきましたが、控え室はそのことで話題が持ちきりです。
実習生があちこちで聞かれたり、逆に情報をもらったりして情報が錯綜していました。そしてその真相について、昼休みにご飯も食べず議論されています。その中で浮かんできた有力な情報が
「平野先生が優子ちゃんをラブホに連れ込んだ」
というものでした。
私は何かの情報にオビレがついてそんなハナシになっているんだろうと思いました。でも、なんか嫌な予感がします。さらにさっきまでその議論に混ざっていたふたばが不吉なことを言っています。
「対応誤るとセカンドレイプになっちゃう・・・。」
そう言われた私はその意味が理解できません。そうしているうち、「失礼します・・・」と言って控え室に昨日の昼休みにやってきた放送部長が姿を見せました。
「あっ、マドカ先生。ちょっといいですか?ちょっと相談がありまして・・・」
と言われ連れて行かれた先は放送室の部室でした。
「相談って・・・」
「あの。ちょっと騒ぎっていうか、噂が飛び交ってる優子ちゃんのことなんですが・・・」
「昨日の夜遅くにその優子ちゃんから電話があって、泣きながら言ってたんです。」
「平野先生に・・・ホテルに連れて行かれたって。」
「なんか、わけ分かんないうちに気がついたらそこに居たって・・・。」
「そこで何かされたの?って聞いたら、服脱がされるまでは覚えてるけどあとは怖くって何されたか分からないって。」
「そして最後に、お前はオレのオンナだって言われたって・・・。」
「ソレでその後そのホテル出た時、私服警官に職務質問されて近くの交番に連れて行かれて・・・援助交際じゃないかって疑われたって、泣いてたんです。」
「あの娘、ついこの春まで中学生だったんですよ。処女だったんです。エンコーなんてするわけないじゃないですか。何もわかんないうちに平野先生に言いくるめられてホテルに連れて行かれちゃっただけなんです。」
「なんでこんなハナシ、マドカ先生にするかって言うと、一昨日の夕方優子ちゃんがマドカ先生のこと好きになっちゃった。って言ってたんです。一目惚れだそうです。」
「ソレで、本当は昨日マドカ先生と話がしたくって昼休みに伺ったんですが、どういう訳か平野先生と話すことになっちゃって・・・・。マドカ先生、なんとかしてください。なんとか優子ちゃんを救ってあげてください。」
と訴える放送部長の矢萩さんの表情は泣く寸前です。
レイプにエンコーに補導。どれをとっても最悪なフレーズです。エンコーではないにしろラブホに行って補導。ソレは事実です。
でも、ソレらのそもそもの発端は私にありました。
私は昨日、平野のことで相談をしてきたその女子生徒に対して真剣に話を聴かず、問題を先送りにしていた自分に腹が立ちました。その平野というオトコのことをよく知りもしないで、「非常識なことはやらないはず。」と自分の中で勝手に性善説に基づいたヒトの見方をしていたことに。
高校生の時、自分っていう男は、姉さんをレイプしたオトコを感情に任せ半殺しにしたこともあるのに・・・・。私はその時骨折した左手の中指を右手で握り締めながら猛烈に自分を悔やみました。
「曲がりなりにも自分は今先生なんです。」コレは昨晩、懇親会で先生方を前に言った私の言葉です。言った本人が一番分かっていませんでした。
この時悟ったのかも知れません。自分が生身の人間を扱う先生という職業に向いていない人間であるってことに。
そして午後。なんとなく落ち着いた風に見えた職員室は表面上いつもの様子と変わりませんが、あちこちで電話対応をする慌ただしい先生の姿がみられる一方、やっぱり教頭先生と小林先生の姿が見えません。
この後の私のカリキュラムは午後は2時間続けて、工業科の授業手法の習得と言うものでした。
その授業はプロの先生が行う熟練の授業です。生徒が寝てようが何かやっていようが大して気にせず自分のペースで淡々と進めています。
私が教室の後ろで見ていることもあり、たいして荒れた感じではありませんでしたが、後ろから見ている生徒の一部は落ち着きがなく明らかに授業と関係のないことをしていました。
もちろんそうでない生徒も沢山いましたが、やはり進学という目標を持った普通科の生徒との温度差が感じられる時間でした。
その放課後、私はようやく学校に戻ってきた小林先生に呼ばれて職員室にいました。
「マドカ先生。わたしこれからちょっと会議があって、部活の方お願いしたいの。今日のスケジュール表は部長に渡してあるから大丈夫かとは思うけど、マネージメントよろしくね。」
と気持ち力のない口調で小林先生はそう言うとグッタリとして疲れた様子です。
「小林先生。昨日がアレだったんでカラダ辛くないですか?無理してカラダ壊さないようにしてください。」と私が言うと、小林先生は私の耳を引っ張り顔を近づけ小声で囁きます。
「昨日、キミから元気の素いっぱいもらったから大丈夫だよ。素が切れちゃったら、もう一回お・ね・が・い」と言って、手の甲で私の股間をポンと叩きました。
「先生、勘弁してくださいよ。」
「元気ないのはキミの方だよ。あれっ?約束忘れちゃったかな?今度の休みどうだったんだっけ?」
「はい。仰せのままに・・・舞衣さん。」
私はその後吹奏楽部の部室に立ち寄り、部長と今日のスケジュールを確認しました。するとその中に私の指揮についての記述もあり、「マドカ先生に指揮の振り方について教えてやって欲しい」と言うことも書いてありました。
そしてその部室で指揮について簡単なレクチャーを受けました。曲自体は4分の4拍子で、指揮をするのは特に難しくはなかったのですが、最後にその部長が言ったことがあまり理解できませんでした。
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