官能小説・エロ小説(約 24 分で読了)
【高評価】貧困大学生の俺が美人弁護士と一緒に暮らすことになった7(1/4ページ目)
投稿:2025-12-01 00:45:48
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街灯が等間隔に道を照らしている。俺は家の前まで来た。マンションの自動ドアを入って、エントランスでモニタ下のボタンで暗証番号を押すと、カチカチという音だけがこの空間にこだまし、ドアが独り手に開く。大学に通って三年間登り降りを繰り返してきた階段を悠々と登っていく。登り切った頃には、遠くに都心のビル群…
クリスマスから年越しにかけて、街の雰囲気が一変する。先日のクリスマスパーティーの後は、結局、何もなかったかのように、紗奈も、春妃も、それぞれが日常に戻っていった。俺が雪菜を見送って部屋に戻ると、春妃は帰り支度を済ませていて、直ぐに帰っていった。その後、紗奈の部屋に俺が戻ると、紗奈…
「今度、地元に用があって、帰るんだよね」
久しぶりに紗奈と、部屋で晩飯を食べながら、俺は言った。
この日、紗奈は珍しく帰りが早かったので、俺が晩飯を用意して一緒に食べることにした。
「そっか、、、いつ?」
「今週の土曜」
紗奈は少し黙って、一度、スプーンを口に運んだ後に言った。
「ふーん、、、私もついて行っていい?」
そんな応え、予想すらしてなかった。
「え?来ても暇だよ、たぶん」
「いいの、冬馬くんのこと、あんまり知らないから、邪魔じゃなかったら連れてって」
ちょっと、いや、かなり嬉しかった。
「このマンションの契約延長、あと一年あるし、施設の館長と話もあるから会いに行こうと思って。家賃とかタダにしてもらってるし」
「あ、、そうなんだ。まあ、あんまりついて行くと面倒だろうから、適当に独りでぶらぶらしておくし、邪魔にならない範囲で、、ね?」
俺は紗奈とちょっとした旅行できるような気がして、少し楽しみになった。
土曜日はすぐやってきた。
今回は一泊二日だ。
俺は適当に、ネットカフェにでも泊まってしまおうかと思っていたが、紗奈が良いホテルを見つけたらしく、そこに便乗することにした。
宿泊サイトの直前割引でかなりお得になったらしい。代金は紗奈が払ってくれた。
なんて都合のいい同居人だろうと思った。
朝起きて、いつもの電車に乗って、二人でバス乗り場に向かった。
俺はいつものダウンジャケットに、デニムを履いている。紗奈はニット、フレアスカートを着て、黒のコートを羽織っている。
手荷物はハンドバックに、キャリーケースを一つ。
ちなみに俺は大きめのリュック一つ担いでいるだけだ。
土曜の朝は平日のラッシュとは一変して、車内はガラガラで簡単に座席をゲットできる。
「いつもこんな感じならいいのにねー」
「ホントだよ、、、いつもクタクタなんだからー」と紗奈は横で笑って見せた。
電車を降りる時に、車内の広告に、あの映画に出ていた例の女優が見えた。
今、俺の隣にいる紗奈とやっぱり似ている。
俺は心の中で密かにそう思った。
俺たちはバス停に到着して、暫くバスを待った末に、定刻に到着したバスに乗り込んだ。
バスに乗車したのは大学生か高校生くらいの若者が数名と中年の女性が二人、年配の男性が一人だけ。
春妃が北川に会ったみたいに誰かに会うんじゃないかと思ったけど、今日はそういうことはなさそうだ。
「あんまりいないんだねー」
「大抵は新幹線か車で移動するんじゃないかなー。バスだと、途中回り道もして、まあまあかかるし」
「確かに、そうなのかもねー」
俺らは朝九時くらいに出発して、途中でいくつか停留所に止まって、結局、地元到着は昼頃の予定だ。
「あれ?どう行くのが最速で行けるんだっけ?」
紗奈が訊いてくる。
「新幹線乗って、駅からタクシーかレンタカーかな?それだと結構早いよ」と俺は言った。
「そうなんだー」
車の免許、早く取れたら楽だね、と付け加えられた。
車窓からは都会の喧騒、ビル群が見えていたが、次第に自然が多く見え始めた。
紗奈は隣で本を読んでいる。
本のタイトルがチラッと見えた。
最近、本屋に並び出した本だった。
倫理学に関するちょっと難しそうな題名の本。
確か、本の帯には、『人間の本能と余暇の過ごし方の関係を大解明』と書いてあった気がする。
このインパクトのある帯には、少し俺も惹かれた。
俺はそんな本を読んでいる紗奈の隣で、独り悶々とした。
一先ず、俺は寝ることとした。
座席上の網棚から、毛布を調達してきた。
「暖房だんだん効いてきて、眠くなるよね」
紗奈は俺の方を見て言った。
「おやすみー」と二人して言う。
真後ろの席には人はいない。
座席を傾けて、毛布をかぶって、目を閉じた。
やがて意識は飛んでった。
暫く寝て、うっすら目を開けると、紗奈も同じ格好をして寝ている。
俺は紗奈の頭の上にポンと手のひらを置いた。
寝ている?そう思って、数秒置いたのちに、手を引っ込めた。
俺は再び目を瞑って、眠りの体勢をとった。
そしたら、俺の毛布の中に紗奈の手がやってきて、俺の手は紗奈の手と繋がった。
紗奈の手は温かい。
ふと、俺が恐る恐る目を開けて、紗奈の顔を覗き込むと、目が合った。
少しドキッとする。
起きていた。
その瞬間、ちょっとした驚きと期待どおりの展開に、自然と笑顔が出た。
紗奈もクスリと笑う。
毛布の中で手を繋いでいる。
なんか、二人で青春の恋愛しているみたいだ。ちょっと恥ずかしさもありながら、そのままくっついた。
紗奈が時折笑いながら、自分の胸の中にその手を入れてしまおうと遊んでいる。
紗奈のEカップに俺の手の甲は触れる。
バスの中っていう他人が同居する空間なのもあって、ちょっと俺の息子は反応していた。
ただ毛布かぶっているしバレはしない。
少しばかり理性がぶっ飛んでいた俺は少しだけ紗奈の胸に手を入れた。
ブラの隙間から手を入れて、直に紗奈の胸を揉んだ。
まさか、バスの中で紗奈の胸を揉むなんて。
紗奈の乳首にも手のひらが触れ、俺の息子は硬直した。
「もう、、はあ、ごめん、私が悪かった、、、、ちょっとやめておこう、、、」と紗奈が小声で言うものだから、渋々止めた。
俺が我慢できず、ズボンのファスナーを開けようとすると、「それ、公然わいせつだから、止めておこう?」と制止された。
ちょっと理性がぶっ飛びすぎていたようだ。
俺たちは頭を寄せ合って、大人しくそのまま寝た。
毛布の中で再び手を繋ぎ直したのだが、紗奈が止めておこうと言ったにもかかわらず、その繋いだ手は俺の股間の上に置かれて、再度、無言の拷問を受け続けた。
途中、バスはパーキングエリアか何処かでトイレ休憩で停車した気がするが、俺たちは気にせず二人でくっついてそのまま寝ていた。
***
やがて、ピンポーンと電子音がする。
バスの中で、ボタンの効果音が流れて、俺は目を覚ました。続けて、紗奈も起きたみたいだ。
『まもなく、終点の◯◯駅前に到着します。お忘れ物のないようご確認ください』
乗務員の低い声でアナウンスがあった。
「はあ、、よく寝たー」
「だね。バスの中で久々寝たよー、ちょっと腰痛いけど」
毛布の中ではまだ二人の手は繋がっていた。
俺の股間の上で。
「ねえ、これ大丈夫?」
紗奈が俺の息子の上に手を置いて言う。
「ちょっとした軽い拷問だよね」
俺は股間から紗奈の手を外し、外の景色を見て気を紛らわした。
紗奈は毛布をたたみ、身支度を整える。
やがて、降車バス停に到着した。
バスの中の乗客は一斉に降り出す。前の乗客に続いて、立ち上がった。
後ろの男が俺たちが降りるようとするのを見て、立ち止まっている。
「どうぞ、、」
俺は頭を下げて、その男を先に通した。
すると、「ん?」と俺の顔を見て、一瞬止まった。
一瞬目が合ったその男は「チッ、、おまえか」と吐き捨て、俺の顔を睨みつけて、バスを降りて行った。
そして、俺はなぜその男がそう言ったのか、すぐにわかった。
知っている顔だった。
少し大人びた感じになっているが、あいつだ。
実は、俺が会いたくなかったやつの一人だ。
俺らが最初バスに乗る時はいなかったから、途中から乗ってきたのだろうか。
ややあって、俺は紗奈と一緒にバスを降りた。
その男は、重そうなバッグを肩に担いで、そのまま背を向けて、駅のコンビニに入って行った。
まあ、こうなったのも自業自得だ。
その男というのは、山岸だったのだから。
高校のとき、タイミングの問題で偶々俺が山岸の事情を知りながら春妃と付き合うことになった。
この前のは、春妃が山岸の彼女ってのが直前で判明したのに、やってしまった。二度目の裏切り。
これに関しては、春妃が言ってなければ山岸は知る由もないが、高校のときのはクラス中に広まったから、当然山岸も知った事実で、そのときを境に俺たちは話さなくなった。
「大丈夫?」
さっき山岸とのやり取りを見ていた紗奈が俺の横に来て言った。
「うん」と、とりあえず俺は返した。
「ごめん、、ここからちょっとだけタクシー使っていい?なんか疲れたなー」と俺はできるだけ元気に、紗奈に言った。
それがぎこちないのは、明らかだったと思う。
「う、うん。あっちだね」
紗奈は、冷静にタクシー乗り場を指差して、歩き出した。紗奈が気を遣っているのはわかったが、俺の頭の中は落ち着くまで多少の時間を要していた。
偶々そこに居合わせたタクシーに乗り込んで、俺の親がいなくなった時に世話になった施設に向かった。
「さっきの人、なんかあった?」
恐る恐る紗奈が訊いているのがわかった。
「あいつ、高校の同級生なんだ」
俺はできるだけ普通に応えた。
「春妃ちゃんも一緒?」
「そう、、、あいつさ、同じサッカー部でクラスも一緒で初めは仲良かったんだけど、あいつが春妃のこと好きなの知ってて、タイミング悪く、俺が付き合うことになったんだよね。それから関係修復不能になったってわけ」
「高校のがまだ尾を引いてるの?」
紗奈は俺に訊いた。
俺は「だよね、たぶん、、、」と返した。
「結構な恨み買ってるよね、それ。めちゃくちゃ睨んでたよ」
それはそうだよ。もしかしたら、二回分の恨みだからね、と思った。
そして、言わなくてもよかったはずだが、その続きを話した。
「たぶん、あいつ、高校の時に俺にだけ、自分が春妃好きなこと言ったと思うんだ。それなのに、俺が春妃と付き合うことになったものだから、まあ仕方ないよねー」
「春妃ちゃん、それ知ってるの?」
「たぶん、それは、知らないんじゃないかな。俺、言ってないし。山岸が言ってたら別だけど」と俺は言って、更に続けた。
「それに、春妃から聞いたけど。ついこの間、二ヶ月くらい、二人は付き合ってたらしいけど、結局別れたみたい」
「そっか、、、まー、それは冬馬くんが悪いってわけでもないよね、、、恋愛に良いも悪いもない気がするけど」と紗奈は少し外を眺めた。
そうとも言えないような気まずさが少し俺の脳裏を掠めていた。
「高校の時のって、、、春妃ちゃんは冬馬くんが好きだったんでしょ?片方の気持ちだけでどうにかなるものじゃないのにね」
それはその通りだ。
「まあ、俺は言われても仕方ないし、いいんだけど。紗奈さん、ごめんね。巻き込んで」
「冬馬くんって、そういう思いやれるところがいいよね!春妃ちゃんの気持ちもあるし、、、気にしない、気にしない。ねっ!!」
紗奈はこう言って、俺の肩をポンポンと叩いてくれた。紗奈にはいつも救われる。
「ありがとう」と俺は紗奈に言った。
やがて、施設の前にタクシーは到着した。
紗奈はそこからそのままタクシーに乗ったまま俺と別行動になった。
そこから少し行った所に、アップルパイの美味しいカフェを見つけたらしい。
そこで、独り時間を満喫すると言っていた。
俺は施設の館長のところに用を済ましに行った。
大学をあと一年で卒業できそうなことを報告して、マンションのあと一年の契約をお願いしてきた。
郵送での書類のやり取りでいいと言われたが、ここまでの恩に礼を尽くした方がいいと思って、ここまでやってきたというわけだ。
また、館長は俺の親のことも気にかけてくれていた。やっぱり何の手がかりもなく、行方不明らしい。東京なら防犯カメラによる捜索で追跡できるが、地方だとなかなかそうもいかないみたいだった。
俺は所用が全て済んだので、紗奈に連絡を取って、路線バスで駅前に戻った。
途中、俺の通った中学校、高校の近くを通ったので懐かしくなった。
***
昔の自宅を見に行こうと思ったが、虚しくなってきて、止めた。
あんまり見て回るところもなく、近くの川まで散歩した。東京と比べて自然だけは多いと思う。
東京にない自然豊かな山やその近くに川があって、のどかだ。
季節的にまだ冬だから、川沿いは寂しい。
もう少し暖かい春先になってくれば、川沿いも菜の花や桜が咲いて、綺麗だろうなと思う。
二人で散歩した。
ちょっと北風がちょっと冷たい。
「親いなくなって、もう四年だよ」
「寂しい?」
「もう慣れたかな。今、現れたところで何とも思わないかも」
「手がかりないの?」
「何にもなさそう。下手に探さない方がよさそうだよね(笑)」
「あと三年じゃない?申立できるの」
失踪宣告は、行方不明者を法律上死亡したとみなす制度だ。普通で七年だ。
「だね。その頃には俺ももう本当に何にも思わないだろなー」
「そっかー、ちょっと寂しい気もするけど、それでいいかもね。冬馬くんって強いよね」
「そんなことないよ。必死で抗っているだけ」
「そうできるのが、強いっていうのよ。何か困ったことあったら、言ってね。力になるから」
「ありがとう」
たぶん、俺が把握できていない中で色んな処理が進んでいるんだろうが、紗奈の言葉はありがたかった。
俺たちは、他に特に行く所が思いつかなかったので、ホテルに行くことにした。
***
当初、ネットカフェに泊まろうとしていた俺はこのホテルに着いて、言葉を失った。
ホテルってよりは、ペンションに近い。
スマホで検索してみると、宿賃はネットカフェの十倍くらいの金額が出てきた。
「本当に、ここ?」
「うん。せっかくだから、お部屋も綺麗で、夕食とか付いていた方がいいじゃない?あー、そうそう、ここ温泉あるんだってよ?ステキじゃない?」
「マジ?高かったんじゃない?」
「まあ、いつも働いてるんだから、たまにはいいんじゃない?」
紗奈はそう言うと、さっさと建物の中に入っていく。エントランスには、天井にファンが回っておりスペースにソファと薪ストーブがあって、ゆったりした空間があった。
その奥に、フロントスタッフがおり、丁寧に応対してくれた。
こじんまりとした感じだ。
たぶん、満室でも宿泊者数は然程多くない印象を受ける。
貧困大学生の俺がとても泊まれるような所じゃない。
比較的新しいところを見ると最近できたんだろうが、地元に住んでいたとしても全く縁のない所だと思う。
ややあって、俺たちは二階の個室に通された。
「201号室のお部屋でございます。お部屋の中に、露天風呂がございますので、ご自由にお使いください。また、地下に大浴場もございますので、ご利用の際はこちらのルームキーをお持ちになって、ご利用ください」
女性スタッフは一礼して、去っていった。
部屋の真ん中に、キングサイズ程のベッドが一つ置かれている。調度品もシンプルだけど、清潔感のあるモダンな感じがした。
「え?めちゃくちゃいい部屋だけど、、、」
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