体験談(約 3 分で読了)
儚く散った初恋…奪われた幼馴染〜俺がギターを捨てた理由〜①
投稿:2024-11-29 04:37:49
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「あん!あん!あん!」
「今日も中でいい?」
「うん…良いよ…」
大好きだった瑠佳…なんでこんな事になったのか。瑠佳を抱いてる男は…僕じゃない。
僕の父親は音楽が趣味だった。自前のスタジオを敷地内に作るくらいの音楽好き。その影響で僕は産まれた時から音楽に触れてきた。気がつけばギターを玩具変わりにする子供だった。
近所に住む幼馴染の瑠佳。同い年でとてもおとなしくて可愛い女の子。
産まれてから何時も一緒に遊んでいた。幼稚園も一緒…ある日幼稚園のお遊戯で歌を歌う事が有った。
「〜♪〜〜♪♪♪」
瑠佳の歌声…産まれてから音楽にずっと触れてきた僕には、瑠佳に小さい子供ながらセンスが有る事が分かった。
その歌声と容姿に僕は幼いながらも幼馴染以上の感情を瑠佳に対して抱いた。
瑠佳もその頃は僕のお嫁さんになるというのが口グセになっていた。
小学校に上がると瑠佳が歌い僕がギターを弾く…そんな毎日を2人で過ごした。
お風呂も中学生までは良く一緒に入っていた。
中学生に入ると本格的に音楽活動がしたくなってきた。
瑠佳の伸びやかな歌声…表現力の素晴らしさ僕は瑠佳に惹かれていた。
歌う瑠佳の横顔を見つめ、その唇に目を奪われた。いつかその唇にキスしたいと思ってた。そして、いつかは瑠佳とセックスも…。
思春期の僕は瑠佳を女として見ていた。
瑠佳も、僕に好きだと何時も言ってくれていた。でもそれは幼馴染の頃から続く口癖みたいな物だと僕は思っていた。
その言葉をもっとちゃんと理解していれば…と後になって思う。
瑠佳も僕も、この頃はなんとなく、互いにこのままずっと一緒に生きていく、結婚するのは2人…なんだって思うのが当たり前だった。
そんな時に父親の友人の息子が家のスタジオに遊びに来ていた。
名前は「南路永」僕達より4歳年上の男だ。第一印象は不潔なデブ…高校は中退してバンドをしているそうだ。
親達が家で酒盛りをしてる間、南路永は僕と瑠佳が練習してるスタジオにやってきた。
「よお…下手くそだなお前らw」
勝手に入ってきて僕達をいきなり貶す。
「何よ!いきなり!下手くそじゃない!」
「歌はまぁ良い…それよりオメェのギターだ」
「僕のギターが何だって言うんだ!」
「ギターは女みたいなもんだ…適当に触りゃいいってもんじゃない…ちゃんと、どっちも気持ち良くしてやらなきゃ…良い声は出さない…」
南路永は僕のギターを無理矢理奪い取ると演奏を始める。
〜♪♪〜♪♪〜♪〜〜♪
テクニックは僕の方が遥かに上だ…でも、何か…惹きつける物が有る。
「………♡♡♡」
瑠佳の目が僕の演奏を見る時と全然違う。
「瑠佳?」
「…♡」
僕の問いかけを無視して南路永の演奏に食い入る。
「瑠佳!」
「うるさい!」
瑠佳の初めて見せる強い口調に言葉を失う。
南路永の演奏が終わる。
「凄い…良かった♡」
瑠佳が南路永の元に駆け寄る。
「どうだ?僕ちゃんの演奏と俺の演奏?」
「アナタの演奏!ギターもアナタに弾かれて嬉しそう」
嬉しそうに話す2人…。
僕は悔しくて…スタジオを後にした。
この時、逃げ出さなければ運命は違ったのかも知れない。
家に戻り自室のベッドに横たわり悔しさを噛みしめる。気がつけば眠っていた。
どれだけ時間が過ぎていたのか?親に起こされリビングに向かう。
そこには、両親と南路永達家族…そして瑠佳がいた…。
僕と目が合うと不自然に目を逸らす瑠佳。
「3人でバンドを組んだらどうだ?」
親父達はその話で持ち切りだ…。南路永はニヤニヤしながら僕を見ている。
「まあ、ギターは俺だな…お前は楽器は何でもやるそうだから、ベースでも…やれ…なぁ瑠佳?」
瑠佳なら否定してくれる…しかし、瑠佳は小さく頷くだけ…ショックだった。
瑠佳は僕のギターが好きだったハズなのに…。
「バンド組みたいの?」
「うん…」
普段の瑠佳とは違う。やたらよそよそしい…。
「瑠佳もこう言ってんだし、なぁ?一緒に楽しもうや?」
俺は渋々了承した。
この日、瑠佳は俺の知らない間…何年もずっと僕と一緒に音楽してきたスタジオで少女から女になっていた。
その日、親父が僕の部屋に入るや否や、僕をボコボコに殴った。渋々、瑠佳と南路永との即席バンドで演奏する曲を書いている時だった。親父「中学生でありながら!」問答無用で殴り続ける親父。それを後ろで止めようともしない母親。「やめろ!なんなんだよ!」#ブルー前歯が折れ鼻も曲がった。血反…
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