体験談(約 4 分で読了)
電車の揺れがもたらした話
投稿:2024-07-31 21:15:19
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高校時代のこと、部活終わりの俺はいつものように帰宅しようとしていた。辺りはもう暗くなっていた。他の部活はもう練習が終わっているようだった。自転車で帰る部員が多い中、電車通学の俺は1人で帰ることも多かった。そんな時ふと目をやるとテニスコートの一角だけが電気がついているのが見えた。見…
陽花の着替えを覗いてしまってから少しあとのこと。この日は一限目から体育だったが電車が止まってしまい、俺の乗った電車は駅と駅の間で立ち往生してしまったため振り替え輸送にも乗れず遅刻すふことになってしまった。駅員から遅延証明書を貰ってゆっくり歩き出したところ、「〇〇くん!」#ピンクと後ろ…
放課後、陽花にミスタードーナツに誘われた俺は待ち合わせ場所である駅へ向かった。
少し俯きながら時計をチラチラしている陽花がそこにいた。
「お待たせ!遅くなってごめんね」
「そんなに待ってないから気にしないでいいよー」
俺は駅前のミスドに向かおうとした
「ここにもミスドあるけど、○○駅の近くにしない?二人で話したいけど結構知り合いとかここ来るから」
「いいよー、行こう」
陽花と電車に乗った。
2人で帰ることはこれまでもあったけど、やけに緊張してしまった。
○○駅で降り、ミスドに行くと2階のテーブル席に座った。
「いただきまーす」
「ミスド久しぶりだな」
「ここって初めて?」
「家族で映画見に行った帰りに来たことある。隣映画館じゃん?」
「映画見に行った帰りに寄るのもいいよね」
「学校の帰りにミスドは初めてかも。部活とかでおそくなること多いから」
「そうだよね。○○くん、いつも残って素振りとか壁あてとかやってるから」
「いつもってほどじゃないけどね」
「結構いつもじゃん。昨日も残ってたし。」
「昨日はね」
陽花と勉強の話、部活の話、先生の話、その他いらいろな話で盛り上がった。
「これ話すの初めてだけど」
「あたしテニスやってるけど、なかなか勝てなくて悩んでたんだら、○○くんが一生懸命バット振ってて、あたしもこうしなくちゃって思って残るようになったんだ。」
「俺に影響されたの?」
「そう、それで今日も○○くん残ってないかな、一緒に頑張りたいなとか思うようになって野球部のグラウンドのぞくようになった」
「結構見られてたんだ…笑」
「でさ、」
「引いたらごめんね、この前○○くんいるかなっって見たら外で着替えてて、ごめん!て思って隠れた」
「別にいいけど笑。部室戻るの面倒だなって思ってそこらで着替えること結構ある。女子も通るの考えてなかったわ。」
「男子の着替え、あんまり見たことなかったからついそのまま物陰から見ちゃった」
お互いの着替えを覗いたことあることに驚いたが、ある意味似たもの同士なのかもしれない。
「きゃー、○○くんの裸だ!って思って」
「やめろ笑、さすがにパンツは履いてたわ。」
「履いてなかったら警察に通報するからww」
なんという話をしているのだろう。でも、陽花がこういう話をするのは気を許しているからかもしれない。
俺は部活終わりに全裸で着替える陽花を見たことを思い出した。陽花にパンイチ姿を見られたことが急にこそばゆくなってきた。
かなうことなら裸で陽花と抱き合いたい。平静を装いつつも俺のスケベ心が燃えたぎっていた。
そしたら見慣れた制服の2人組が隣のテーブルに来た。
「あれ?ハルと○○くんじゃん?」
「もしかして、いいところお邪魔しちゃった?笑」
「てか、二人いつのまに…?噂にもなってなかつったけど」
同じクラスの綾香と有希だった。
知り合いは来ないだろうと油断してたが甘かった。
「いやいや、まだ付き合ってないから!」
「まだ?」
「あっ」
ドーナツを食べ終わってた俺らは2人に挨拶すると店の外へ出た。
駅に向かうと
「なんか勘違いされちゃったみたいでごめん」
「いいよいいよ、あの2人男子といるとすぐ冷やかすのいつものことだから笑」
ただ、意識してしまったのか、若干気まずい空気も流れた。もう俺は腹を括るしかなかった。
「ねえ」
「ん?」
「土日っていつも部活あるんだっけ?」
「日曜はない日もあるよ」
「次の次の日曜って空いてる?」
陽花は一瞬考える素振りを見せたが、
「空いてるよ!どっか行く?」ピンク
「いいの?映画見に行こうか。チケット取るからさ。」
「いいよー!」
これで断られたらもう引くつもりだったが、陽花があっさりデートをOKしてくれてちょっと面食らった。
電車に乗り帰路についた途端
「急停車します。ご注意ください。」
電車の自動アナウンスが流れると急ブレーキがかかった。
「きゃっ」
「あっ」
倒れ込んできた陽花を受け止めようとしたら、右手で陽花の胸を揉んでしまう形になった。
もちろんわざとではないしすぐ離した。
「大丈夫?怪我してない?」
「全然平気、てか朝もそうだけど最近多いね。」
「なんかびっくりしちゃった。ちょっとこわい。」
陽花がバッグハグに近い状態のまま体を少し寄せてきた。いい匂いがする。柔らかい。
てか顔がめちゃくちゃ近い。斜め上から見た陽花のパッチリした目がすごくまぶしい。
踏切の直前横断だったようで、安全確認が終わってすぐ動き出した。
陽花の最寄り駅にあっという間に着いた。
「また明日ね。」
「○○、また明日~じゃあね~」
ナチュラルに下の名前を呼び捨てにされてドキッとした。そこからの帰り道は覚えていないほど余韻に浸った。
朝から見た下着姿、しゃがみパンチラ、ミスドでの笑顔、胸の感触、至近距離で見た顔。寝る前にすべてを思い出してしまい、抜いてもしばらく眠れなかった。
陽花とデート…上手くいくのだろうか。
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