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【高評価】迷ったあげく家出中のJKを保護した話④(2/2ページ目)

投稿:2022-10-02 07:56:29

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本文(2/2ページ目)

「今の僕達の歳の差はかなり影響あると思うんだ。そりゃもちろん世の中そんな人達はたくさんいるよ?だけどさ、それは50歳と40歳とか35歳とか25歳とかの年齢層だと思うんだよ」

「うん、それで?…たっくんの言ってる事よく分かんないよぉ」

僕は彼女に申し訳ない気持ちとこの場の空気を悪くしたくない一心で口をつぐんだ。だけどここまで言ってそれが一番彼女に失礼な事だと思い、優しく言った。

「だからさ、28歳の僕は今、彼女ができたら意識するのは結婚だろ?年齢的にも…だけど君はまだ18だしそこがちょっと違うと思うんだ。そりゃ長く続けば徐々にそういう考えにもなるだろうけど、スタート時点の意識?が違うじゃん」

「何で?私もう結婚できる歳だよ?」

「そういう事じゃないんだ。まだ若いんだし年相応の彼氏の方が良いんじゃない?って事。僕は社会人だし時間にも制限がある。学生同士のカップルみたいな頻度でデートもできない。だから普通の女子高生が経験するような青春を与えられないと思うんだ。それにどっちかと言うと婚期に焦って寄ってくる女性の方が気も楽なんだよ」

「じゃあたっくんは結婚を前提にしか付き合えないって事なの?」

「必ずしもそうじゃないけど…だけどまぁその方がありがたいかな。一応結婚願望はあるし」

「それに…」この際はっきりさせておこうと僕は続けた。

「正直世間体も気になる。30前の僕が18歳の女子高生と付き合ってるってなると…皆が皆良い顔をしないだろう?え?何で?ってなるのが普通だしあらぬ誤解を招かれても困る」

「そんなの気にしなけりゃいいじゃん。私は気にならないよ」

「僕も何年か前までならそうだったよ。自分の人生に他人なんて関係ねー!って感じだった。ちょっと人と違う事が格好良いと思ってたし個性が大事だとも思ってた。だけど社会に出て徐々に変わったんだ。なるべく波風立てたくないっていうか…平凡であり無難な人生を求めてしまう」

「何それ全然分かんない」

「情けないけど結局僕は勇気が無いんだよ。他人から後ろ指指されてでも、自分がこう!って思った事を貫く勇気がさ」

彼女は伏し目がちで頷いた。

「けどこの一ヶ月瑠花ちゃんと一緒にいれてすごく幸せに感じた。僕は君が大切だし愛おしく思う。多分この感情は愛だろう」

「え…?」

「別に今日からセックス出来なくなったとしても君を愛おしいと思う気持ちは消えない。一緒に居られるだけで良い」

これはほとんど本心だったが、少し見栄を張った。

「さんざんセックスしといてあれなんだけど…ほんの少しだけ時間くれない?君の彼氏になる覚悟がしたい。ノリじゃなくて真剣に付き合いたいからさ」

「うん…!」彼女の目には涙が溜まっていたが、口を尖らせて必死に堪えていた。僕は見て見ぬふりをしたが、彼女の必死の抵抗に少し笑えた。

「何で笑うの?」

「別に。何でもないよ」

彼女は顔を背けて鼻をすすった。僕はまた笑ってしまいそうだったので先に車から降りた。

「遅くなっちまったな。早いこと飯買わねーと」

僕達ははや足でエスカレーターに乗り、一階にあるスーパーを目指した。制服姿の彼女を連れて歩く僕にすれ違う人々はちらりと視線を送る。

(あ~嫌だな。これ絶対援交に見えるよな、着替えさせたらよかった)

僕が頭を抱えてると、彼女は急に立ち止まり僕に言った。

「ねぇねぇ、お願い聞いてくれる?」

「どうした?」

「プリクラ撮ろうよ」

「はい?今?」

僕は唖然とした。

「やだよ。それにプリクラなんて何年も撮ってねぇーし」

「たっくんはどうせ盛れないから別にいいじゃない。すぐ終わるから!行こっ」

彼女は強引に僕の手を取り、ゲームコーナの隅に設置されているプリクラ機に向かった。最後に撮ったのはいつぶりだろう?どちらにせよ僕が目にしたプリクラ機は自分の知っている機種とは違った。

それにプリクラコーナーも昔と違って(女子専用)や(カップル専用)みたいな文言がでかでかと表記されており、男同士で撮っていた頃が嘘みたいに現在は男子禁制の雰囲気があった。

もちろん回りは女子高生や女子大生だらけ。カップルもいたが、とにかく女だらけだった。僕はなるべく早くこの場を去りたがったが、彼女は機種を真剣に選んでいる。

「何してんの?機種なんて何でもいいじゃん」

「ちっちっ、たっくんは黙ってなさい」

「早くしてよ、ここにいるの恥ずいわ」

「ははっ、ちょっと待ってぇ」

居心地が悪すぎて僕は彼女が機種を決めるまで少し離れる事にした。プリクラコーナーを出た所にあるガチャガチャコーナーで何気なくガチャガチャを眺めて待った。

(へぇー。最近のガチャガチャはどれも高けぇんだな。…うわっ、これ千円もするじゃん)

ガチャガチャを見ていると背後から男の声がした。

「おっ!こんなとこで何してんだよ」

「え?」

振り返るとそこには世良がいた。

「えっ…何で…?」

驚きのあまり言葉に詰まった。世良は笑いながら「夕飯の買い物だよ」と言った。

「お、おお…そうなんだ。じ、じゃあな」

僕は同様しながら世良に背を向けた。すると僕の前に彼女がいた。

「たっくんお待たせ、空いてるし早く撮ろっ」

僕は彼女を一瞥し、振り返って世良を見た。世良も僕と同様に言葉を失っている。そして僕に向かって言った。

「一条…お前何してんだ…?」

この話の続き

⑤「この子は?お前まさか…」世良は瞬きする事なく、僕の目を見つめながら言った。その表情は僕に対して敵意というか軽蔑の感情が含まれているように感じた。それは日頃世良が僕に見せている顔とは違った。全身が一気に熱を帯びるのを感じる。身体中の毛穴から嫌な汗が吹き出した。単純に焦ったし…

-終わり-
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