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【超高評価】童貞の俺をバカにした読モ女子高生が義理の姉になりました(1/3ページ目)
投稿:2026-08-09 21:50:09
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「女…女子としゃべりてぇ…」
駅前のマックでフライドポテトをチビチビ食べながら、親友の玲央が呻くように言った。
俺たちの通う高校は、県内でも有数の進学校だが、むさ苦しい野郎ばかりがひしめく男子校だった。
高校に入学して早一年、俺たちの高校生活=女子とまともに話していない年月だった。
「なぁ翔太、もう女子高生じゃなくてもいい!誰かの妹でも、姉ちゃんでもいいから紹介してくれよ!」
「それはこっちのセリフだ。お前はアニキしかいないし、こっちは一人っ子だからな」
俺が玲央のポテトをひとつ摘まみあげると、同時にため息をついた。
「あぁ…どうしたら女子の友達ができるんだ?誰か教えてくれい!」
「玲央、声デカいって。ほら、笑われてるぞ」
すぐ隣のボックス席からクスクスと忍び笑いが聞こえてきた。
「ぷッ…、愛莉、聞いた?あの男子校の子たちのハナシ」
「やめなよ、心菜。しょうがないじゃない。男子校なんだから」
ちらりと隣に目を向けると、ブレザーの制服を着た女子高生ふたり組が、こちらを見てヒソヒソと話している。
「女子の友達さえいないんだってw童貞確定じゃん」
「あはは、かわいそ〜。男子校だから、女子と話すチャンスさえないみたいだね」
恥ずかしさと悔しさで一気に顔が熱くなった。
玲央なんかトレイに顔を伏せて死んだふりを決めていた。
しかもよく見ると二人とも、ものすごく可愛かった。
特に黒髪ロングの愛莉と呼ばれた少女は、小さな顔に大きな勝気な瞳が魅力的な芸能人バリの可愛さだ。
何か言い返してやりたいが、反論する言葉が出てこない。
何の準備もなく、いきなり女子を会話するなんて無理ゲーすぎる。
「おいおい、あんまり純情な男子をからかうもんじゃないぞ」
やたらと耳に心地いいイケボイスが聞こえて見上げると、そこにはモデル体型の長身イケメンが立っていた。
おそらく大学生くらいだろうか、爽やかな笑顔を浮かべながら、俺たちをバカにしていた女子高生たちの頭をポンポンとたたく。
「男はみんな、最初は童貞なんだからさ。あんまりからかってやるなよ」
「あ、陸先輩〜!おひさですー!」
「もう、りっくん、遅いよ〜」
女子高生たちが一瞬で甘えた声に変わる。
陸先輩とやらのフォロー、よけいに傷が深くなるわ!
生まれたときから童貞じゃなかったみたいなイケメンに、上から目線でなぐさめられると出血多量で死にそうだ。
「ごめんごめん。さ、行こうか、愛莉」
手を握られて立ち上がった黒髪ロングの女子は、大人っぽい雰囲気と透明感がずば抜けていて、思わず目を奪われる。
愛莉と呼ばれた少女は、ちらりと俺たちに視線を送ると、イケメン大学生に連れていかれてしまった。
店内に取り残された俺たちは、イケメンへの敗北感と女子高生からの蔑みを、冷えたポテトとともに噛みしめた。
「じゃあな玲央。俺、そろそろ夕飯の支度あるから帰るわ」
「おう。今日は…さんざんだったな」
精神的ダメージを抱えた俺は玲央と別れて、トボトボと家に帰った。
俺の家は母さんと俺の二人暮らしだ。
看護師として働きながら、一人で俺を育ててくれた自慢の母さんだ。
親父は俺がまだ幼い頃に病気で亡くなったから、覚えている記憶は正直あまりない。
だから俺は家事を手伝って、夕飯の支度と掃除洗濯を済ませて母さんの帰りを待つ。
男子校での悲惨な非モテ生活とは裏腹に、家庭内での俺はそこそこ頼りになる息子をやれている…はずだ。
アパートに到着して、スーパーで買った食材を冷蔵庫にしまっているとピンポンが鳴った。
ドアを開けると、そこに立っていたのは隣の部屋に住む幼なじみの葉月だった。
「翔太くん、回覧板持ってきたよ」
「お、サンキュ葉月」
今年入学した女子校のセーラー服姿の葉月は、くりっとした大きな目に柔らかい雰囲気をまとっていて、正直かなり可愛らしい。
中学時代は男子からの人気もすごかったし、何人かに告白されたこともあったらしい。
まあ、生まれた頃から遊んでやっていた俺からすれば、ただの手のかかる妹みたいなもんだった。
なので俺の中では女子にカウントされていなかった。
「翔太くん、なんか今日疲れてない?学校で嫌なことでもあったの?」
「そうか?そんなことないと思うけど。…いや、ちょっとだけ、あったわ」
駅前のマックでの屈辱を思い出し、ため息をついた。
葉月は部屋に上がり込むと、勝手知ったる様子でリビングの椅子にちょこんと腰かけた。
「なにそれ。また彼女ができないから落ち込んでたの?」
「そんなんでいちいち落ち込んでたら、男子校なんて通えるか!?だいたい、葉月以外に話ができる女子なんてないんだからな。彼女どころか、女子の友達さえできねぇわ!」
情けない不満をぶちまけると、葉月はおかしそうにクスッと笑った。
「なんだよ、笑うなよな」
「だって翔太くん、あいかわらずなんだもん。でもね、私も女子校だから同じだよ。まわりは女子ばっかりだし、男の子としゃべることなんてぜんぜんないんだから」
「へー、そっか。まあ葉月に彼氏なんて、まだ百年早いけどな」
「そんなことないもん」
それまで笑っていた葉月が急に黙り込んで不機嫌そうに頬をふくらませた。
俺のことをちらりとにらむと、恥ずかしそうにうつむいてしまった。
ん?なんだ、今のリアクションは?
いつもなら、「翔太くんだって、ずっと彼女いないくせに!」とか言い返してくるはずなのに。
「あ、あのさ、翔太くん」
「お、おう?」
ちょうどそのとき、玄関のドアが開いて母さんが帰ってきた。
「ただいま〜。あら、葉月ちゃん来てたの?」
さっきまでの変に重苦しい空気は一瞬で吹き飛び、葉月はすっと立ち上がると、何ごともなかったかのように満面の笑みを浮かべた。
「あ、翔太ママ!こんばんは〜。回覧板持ってきてたの」
葉月は母さんと楽しそうに二言三言世間話をしたあと、にこやかに手を振って帰っていった。
あのとき葉月はなにを言いかけたのだろうか?
ちょっと気になったが、母さんと二人で夕飯の支度を始めると、すぐに忘れてしまった。
今夜の献立は麻婆豆腐と野菜たっぷりの味噌汁だ。
いつものように二人で夕飯を食べ終え、俺が食器を下げようとしたその時だった。
母さんが真剣な面持ちで俺を呼び止めた。
「翔太、ちょっと話があるの」
「ん?どうしたの、母さん」
「実はね、お母さん、お付き合いしている人がいるの」
俺は驚いたが、考えてみれば、そんなに不思議な話ではない。
母さんはまだ40歳手前だが、若々しく見えるし美人だとよく言われる。
聞けば、かなり前から同じ病院で働いているお医者さんとお付き合いをしていて、最近、結婚を申し込まれたのだという。
「翔太が嫌なら、この話は断るつもり。あなたの気持ちが一番大事だから」
「母さんが幸せになれるなら、俺は大賛成だよ。今までずっと苦労かけてたもんな」
「翔太、本当にいいの?…ありがとう!」
俺が笑顔で賛成だと伝えると、母さんはうれしそうに微笑んだ。
「あ、それとね、相手の方には前の奥さんとの間に、翔太と同い年の娘さんがいるの。誕生日が翔太より早いから、お姉さんができることになるわね」
マジか?!同い年の義理の姉とドキドキ同居生活だと?
生きててよかった!俺の前世、どんだけ徳つんどいてれたんだよ!
…いや、待てよ。
ついさっき、マックで受けた女子高生たちのひどい仕打ちが思い起こされた。
いくら可愛くても性格がキツかったら、毎日が地獄のストレス生活になってしまう。
葉月みたいに性格がよくて、普通に会話ができる優しい子であって欲しい。
都合のいい妄想から一転、俺は真剣にまだ見ぬ義理の姉に思いを馳せた。
週末になると、俺と母さんは顔合わせのために、市内にある高級ホテルのレストランに向かった。
緊張しながら案内されたテーブルに近づくと、奥のテーブル席から一人の男性が立ち上がった。
いかにもお医者さんといった感じの、知的で優しそうな男の人だった。
「翔太くん、はじめまして。安田次郎です。今日は来てくれてありがとう」
「はじめまして、石井翔太です」
母さんが選ぶ人なんだから間違いないとは思ってはいたけれど、安田さんの温かい雰囲気に胸を撫でおろした。
すると安田さんの後ろから、義理の姉になる少女が立ち上がった。
「はじめまして。安田愛莉です。よろしくお願いします」
ゆっくりと顔を上げた彼女の顔を見た瞬間、俺は飛び上がるほど驚いた。
サラリと肩に流れる艶やかな黒髪ロングに、モデル並みのスタイルと、透明感あふれるきれいな顔立ち。
「おうぇぇえっ?!」
「はえ?!…うそ?」
互いの視線が交差した瞬間、二人同時に素っ頓狂な声を上げてしまった。
間違いない。
数日前、駅前のマックで俺と玲央を非モテ男子校生と断定し、モデル風のイケメン彼氏に連れてかれた、あの黒髪美少女だったのだ!
「あら?翔太、もしかして愛莉ちゃんのこと知ってるの?」
やばい!マックで童貞ってバカにされました、なんて言えるわけがない!
ここは母さんの幸せのために、俺は必死でごまかしにかかった。
「あ、いや!知ってるっていうか!友達のいとこの知り合いで見かけたことがあって!」
「ん?友達の…知り合い?」
母さんがよくわからないという顔をすると、愛莉もハッと我に返ったようにぎこちない笑顔を浮かべ、すかさずフォローを入れてきた。
「は、はい!そうなんです、顔に見覚えがあるなと思って。友達の…いとこの親友、みたいな?」
「なんだ、そうだったんだ?いや、意外だったな」
安田さんも母さんも納得してくれたようで、なんとか修羅場を回避することができた。
席に着いたものの、俺の精神状態は最悪だった。
テーブルの向かい側に座る愛莉とチラッと目が合うたび、お互いに気まずそうに視線をそらす。
よりによって、美人だけど性格が悪い女子が義理の姉になるなんて!
前世の俺が積み上げたのは、よっぽどの悪徳だったようだ。
「翔太くんは本当にいい子なんだってね。名門進学校に通いながら、お母さんを助けて家のことまで手伝っているなんて、感心するよ」
安田さんは終始笑顔で、俺のことを持ち上げてくれた。
「いえっそんなことないです。母さんが忙しいから、できることをやってるだけです」
こんなに面と向ってほめられたことがないので、恥ずかしくてどうしたらいいのかわからない。
「でも愛莉ちゃんも本当にすごいのよ。すっごく可愛いでしょ?モデルしてるんだってね!」
たしかにズバ抜けたスタイルときれいな小顔は、ちょっとまわりでも見かけたことがないレベルだ。
「あ、いえ!ぜんぜん、そんなタイソーなものじゃないんです」
愛莉はあわてて手を振ると、恥ずかしそうに頬を赤く染めた。
「心菜が、友達が勝手にオーディションに応募しちゃって…本当にたまに、おこづかい稼ぎのバイト感覚でちょこっとだけやってるだけなんです。もう、パパったら、すぐ人に自慢するんだから」
少し困ったように小首をかしげ、はにかむ愛莉。
しっかりと、おしとやかで謙虚な可愛い娘を演じ切ってやがる。
まったくもって、とんでもない猫かぶり女子だ!
「ねえ、翔太くん?どうかしたの?」
俺の視線に気づいた愛莉が、にっこりと天使のような微笑みを向けてきた。
だが、瞳の奥は一切笑っていない。
それどころか、余計なこと言ったら童貞だとバラすぞ、という無言の圧力がひしひしと伝わってくる。
同い年の読モ女子とのワクワク同居生活どころか、猫かぶり女に虐げられる不安しかなかった。
顔合わせから一か月が過ぎて、母さんと安田さんの再婚、そして安田さんの家への引っ越しがいよいよ迫っていた。
自分の部屋でせっせと荷づくりを進めていると、ノックもそこそこに葉月が入ってきた。
「翔太くん、本当に引っ越しちゃうんだね…」
「俺だって、ここを離れるのは寂しいし、正直引っ越したくないよ。でもさ、母さんの幸せのためだしな」
「そうだよね…。あ、そうだ。今度、お姉さんもできるんだよね?翔太ママから聞いたよ。モデルやってて、すっごくきれいな人だって」
「きれいかどうかなら、まあ、めちゃくちゃ美人なんだろうけどさ。なんかこう、絶対に性格悪そうなんだよなぁ」
「え?そうなの?」
駅前のマックで俺たちを非モテの童貞とバカにした高飛車な姿を思い出すだけで胃が痛くなる。
「そう決めつけないで、一緒に暮らしてみないと本当はどんな人か、わからないよ?」
「そうだな…、葉月の言う通り、決めつけはよくないな」
「そうだよ!…ねえ翔太くん、新しいお家もここから自転車で行けるくらい近いんでしょ?たまに遊びに行ってもいいかな?」
「もちろん!いつでも遊びに来いって。葉月がいないと、そのうち孤独死するかもしれねぇし」
そう言って、いつもの癖で葉月の頭をぽんぽんと優しく撫でてやった。
愛莉みたいな猫かぶり女と違って、葉月の存在は俺にとって心やすまる癒しなのだ。
「もう、いつまでも子どもあつかいしないでよ」
乱れた髪型を撫でつけながら、葉月は顔を真っ赤にしている。
「ははは、なに赤くなってんだよ」
「な、なんでもない!私、翔太ママのお手伝いしてくるから」
遠く離れるわけではないとはいえ、葉月と離れることを寂しく思いつつ、俺は新生活への一歩を踏み出すのだった。
安田家への引っ越し当日。
引っ越し業者のトラックから次々と荷物が運び込まれていく。
母さんの荷物は一階の夫婦の寝室へ、そして俺の荷物は二階にある愛莉の部屋の隣へと運ばれた。
「翔太くん、ベッドの組み立て、僕も手伝うよ」
安田さんが腕まくりをして俺の部屋に入ってきてくれた。
手際よくベッドを組み立てながら、安田さんは優しく微笑んで話しかけてくれる。
「そうだ、苗字のことなんだけど、学校には卒業まで石井の姓のままで通えるように連絡しておいたよ。急に苗字が変わると、まわりからいろいろ聞かれて面倒だろうからね」
安田さんの細やかな気づかいに、父親ってこういうものかと胸がじんわりと温かくなった。
「あの、安田さんのこと…父さんって呼んでもいいですか?」
安田さんは一瞬驚いたような顔をすると、うれしそうに微笑んでくれた。
「もちろん!すごくうれしいよ!でも、無理しなくてもいいからね?」
新しい父さんはうれしそうに俺の肩を優しくたたくと、張り切ってベッドを組み立ててくれた。
その後、俺が一人でダンボールの中身を整理していると、不意にドアがノックされた。
ドアが開くと、そこに立っていたのは意外なことに愛莉だった。
「荷物整理するの、手伝ってあげよっか?」
部屋の中に入って来た愛莉の顔は、マックのときとも顔合わせのときとも違っていた。
俺の様子をうかがうような上目づかいで、おそるおそると言った感じで話しかけてきた。
「あのさ、りっくんのこと、パパには言わないでほしいの」
「あぁ、マックにいたイケメン大学生か…彼氏なんだろ?別に言わないけど」
「ありがとう!あと、あのとき、あなたたちのことバカにするようなこと言って、ごめんなさい」
あまりに予想外の素直な謝罪に、俺は面食らってしまった。
「あの時は心菜の、友達のノリに合わせて言っちゃっただけで…本当にごめんなさい」
どうやら猫かぶりなのは確かだけど、そんなに悪いやつじゃないみたいでほっとした。
「いいよ、別に。これから一緒に暮らすんだから、仲よくやろうぜ」
「ありがとう。翔太くんって、意外といいヤツなんだね」
「意外と、は余計だろ。あと翔太でいいよ」
「じゃあ、私も愛莉ってよんでね」
緊張の糸がほぐれ、一気に今までのわだかまりが解消されたと思った、その時だった。
「ねえ、ところでさ。翔太って、ホントに童貞なの?」
「な、なに言ってんだ愛莉!ち、ちがうわ!だれが童貞だ!!」
「嘘だ〜。顔、真っ赤じゃん」
くすくす笑う愛莉に、俺は男のプライドをかけて必死に反論した。
「あのなぁ愛莉!女ってのはな、処女に価値があるから、非処女であっても処女だって嘘をつく生き物だろ?」
「は?急になに言い出してんの?」
「だがな!男にとって童貞なんてものは恥でしかない!だから男はな、たとえ嘘をついてでも童貞じゃないって言い張るもんなんだよ!つまり、俺が違うって言ったら違うんだ!」
「あはははははははっ!なにそれ、意味わかんないんだけど!」
さっきまでのクールな雰囲気はどこへやら、愛莉は涙を浮かべてベッドの上に倒れ込んで笑っている。
「ひー!笑いすぎておなか痛いっ!それって、翔太が童貞だって認めてるようなもんじゃん!」
「なっ!認めてねぇよ!!」
「あはは!翔太って、おもしろいね!真面目だと思ってたら、こんなにおもしろいヤツだとは思わなかった」
ゲラゲラと笑う愛莉を見て、俺は顔を真っ赤にしてうつむくしかなかった。
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