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体験談(約 26 分で読了)

巨乳の高校教師妻との物語26〜それぞれの年末、勘違い後のゆまと焦らしエッチ〜(2/4ページ目)

投稿:2026-05-02 06:44:11

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本文(2/4ページ目)

いろははかなでの返事を聞く前に、弾かれたように立ち上がりました。

逃げるように、彼女は最も遠い席へと移動していきます。

一人残されたかなでは、ぽつんと空いた隣の席を見つめ、首を傾げました。

「仲良くなるって、難しいな……」

彼は独り言を呟き、手元のサラダに箸を伸ばしました。

一方、遠くの席へ移動したいろはは、激しく脈打つ胸を抑えていました。

「(あんなの、不意打ちすぎる、髪型変えて…コンタクトにしろだなんて……そんなの、もし本当に私が可愛くなったら、どう責任取ってくれるんですか、和泉先生……)」

髪をくくり直そうとして、無意識にヘアゴムを口に咥え、ハッとして止めるいろは。

鏡など見ていないのに、今の自分がかつてないほど女の顔をしていることを、彼女は本能で悟っていました。

冷たいはずのレモン酎ハイが、今は熱を帯びて体を巡っています。

かなでが放った毒は、既に彼女の全身に回ってしまっていました。

ゆまが知らない、忘年会の夜、かなではまた一つ、無意識のうちに深い罪を重ねていたのでした。

ーーーーーーーーーーーーー

「はいはーい!ミスコン準優勝、英語も喋れる才色兼備なえりかちゃんがやってきましたよぉー!」

席替えの号令と共に、華やかな香水の香りがかなでの隣を占拠しました。

西野えりか、若手教師たちのマドンナであり、かなでにとっては秘密の共有者でもあります。

えりかはビールジョッキを片手に顔を赤らめていました。

「マジか……」

かなでがボソッと思わず本音を漏らすと、えりかはぷうっと頬を膨らませました。

「はい?今何か言いました?ま・じ・か?なんの『まじか』ですかぁ?他の男の先生はみーんな私と喋りたくて仕方ないのに、かなで先生は私が来て嬉しくないんですか?あれれー?」

「ちょ……周りを味方につけながらチクチク言うのやめてよ…」

クスクスと周囲の視線を集めながら、えりかはご満悦です。

さらにえりかはかなでの耳元に顔を寄せました。

「二人きりの部屋、あんなに熱いよ……むぐっ!」

「ちょっ、西野先生!」

とんでもない暴露が飛び出す寸前、かなでは慌てて彼女の柔らかな口元を大きな手で塞ぎました。

「西野先生、だいぶ酔ってますね!大丈夫?えっ、気持ち悪い?ちょっと夜風に当たろうか!」

かなでは半ば強引にえりかの肩を抱き、周囲に愛想笑いを振りまきながら店外へと連れ出しました。

夜の冷たい空気が、火照った体に心地よく刺さります。

「な、なんですかぁ急に……あっ、さてはえりかを独り占めですね?困っちゃうなぁ、うふふ……」

「飲み過ぎだよ……」

店の外のベンチに座らせると、かなでは「秘密厳守するプロでしょ?」と、えりかを諭すようにおだてました。

「もちろんですよぉ!私は口が堅いんですから!」

機嫌を直して店内に戻ったえりかでしたが、彼女の追及は止まりません。

「さてさて、かなでくん?さっきは佐藤先生と何を話してたんですか?」

「かなでくんって……別に、考え方を変えたら世界が変わるよ、って話を……」

「『可愛い』とか聞こえましたけれどー?」

えりかの地獄耳に、かなではたじたじです。

「な、なんで聞こえてるの……髪型とかメガネとか、形から変えるのもいいかもって話だよ」

その瞬間、えりかの顔から余裕が消えました。

「あぁーまたっ!このクソイケメンは!なんで分からないんですか!」

「いや、クソイケメンてなに……」

「また一人の女性をたぶらかしたことが分かってないようですね!罪深いですよ!」

「そ、そうなの?いや、可愛いところを教えてって言われたから教えただけで……」

「それですよ!このバカイケメン!」

プンプンと怒りながら、えりかはかなでの前に立ちはだかります。

その拍子に、豊かなDカップがニットを押し上げるように揺れました。

「先生はもう水しかダメです!水飲んで頭冷やしてください!」

「手厳しい……」

「あっちなみに、私の可愛いところ10個言えたら、オレンジジュースくらいに昇格させてあげますけれど?」

ふふん、と挑発するように上目遣いで覗き込むえりか、しかし、これが間違いでした。

「えっ、いっぱいあるよ」

かなでは、こともなげに言い放ちました。

「え?」

「10個ね、えーと、ふとした笑顔が可愛いでしょ、マグカップを両手で持ってコーヒーを飲むところ、悩んだ時に髪の毛をくるくるしてるところ、お疲れ様、て帰る時、小さく手を振ってくれるところ、ほっぺ膨らませたり、あと上目遣いでしょ、あとプリント渡してくれる時にそっと手を重ねて、でも自分が恥ずかしそうにしてたりそれから……」

「も、もういいです!!や、やめて!!」

えりかは顔を真っ赤にして、かなでの言葉を遮りました。

「(……嘘でしょ、全部見られてる!?)」

自分が「あざとい」と自覚してやっている仕草を、これほどまでに真っ直ぐに、心からの称賛として突きつけられる、えりかは恥ずかしさで悶絶し、手で顔を覆ってうつむきました。

「や、やっぱりダメです!ずっと水飲んでて!」

「そんなぁ……」

かなでの天然は、プロのあざとさを凌駕する毒でもあったのでした。

宴が深まる中、ある同僚カップルから「実は私たち結婚します!」というサプライズ発表がありました。

拍手と歓声が上がる中、ようやく落ち着きを取り戻したえりかが、さりげなくかなでの肩に寄り添います。

「いいなぁ、あんな風に言えて……」

「うん……え?えと……何か言いたいことがあるのかな……」

かなでが戸惑っていると、えりかは「うふふ……内緒です」と妖艶に微笑みました。

そして、テーブルの下。

えりかの白く細い指先が、かなでの太ももを、なでなでと這い上がってきます。

「……!ちょ、だ、ダメだって!」

かなでの体が強張りますが、えりかは悪戯っぽく笑うだけです。

「ちょっとだけです、見えてませんよぉ……うふふ」

その過敏な反応が、えりかにはたまらなく愛おしく感じられました。

彼女は我慢できなくなったように、かなでの首筋に鼻を寄せ、くんくんと息を吸い込みます。

「いい匂い……せんせぇ……たまんない……」

「だ、ダメだってば……」

かなでは困惑するばかりです。

自分では気付かない自らの香りが、どれほど女心を狂わせているのか、実際えりかは「これ以上好きになったら負けだ」と分かっていながら、彼の引力に抗えずにいました。

ーーーーーーーーーーーーーーー

忘年会は早々にお開きとなりました。

「かなで先生、どうします?何人かだけカラオケ行こうって言ってますけれど……」

えりかがかなでの顔を覗き込みます。

「や、僕はいいかな、妻にお土産でも買って帰るよ」

「えぇー来ないんですかぁ……じゃあ私も行かない!先生、デートしましょう!」

「えっと……聞いてた?お土産を買いに……」

「聞いてましたけど?奥様にお土産を買うために、私とデートして選びましょう」

強引な論法に、かなでは「やれやれ」と肩をすくめます。

しかし、一人で選ぶよりはマシかと、デパ地下に向けて歩き出しました。

「あっ、待ってくださいよぉ!」

えりかが駆け寄り、かなでの右腕にぎゅっと抱きつきます。

「ちょっとだけですから」

柔らかな胸の感触がかなでの腕に伝わります。

「西野先生……」

「いいから!今日だけ、ね?しばらくお会いできないじゃないですかぁ……」

えりかはニコニコと、勝利の女神のような笑顔でかなでを見上げました。

夜の街のネオンを浴びながら、背の高いイケメン教師と、彼にしがみつく美女。

かなでの心には、家で待つゆまへの思いがありましたが、今は腕に伝わる少女のようなえりかの温もりを、無下にはできませんでした。

「ゆまが喜ぶもの、一緒に選んでくれる?」

「ふふん、最高にセンスいいやつ、選んであげますよ!」

二人の足取りは、年末の賑わいの中に溶けていきました。

その光景を遠くから見つめるいろは。

かなでの知らないところで、女たちの戦いと葛藤は、静かに、しかし激しく火花を散らしているのでした。

ーーーーーーーーーーーーーーー

色とりどりの惣菜やお菓子が並ぶ、年末の活気に満ちたデパ地下。

かなでとえりかは、お土産を求めて華やかなブースの間を歩いていました。

しかし突然、えりかがかなでの腕を強く引きます。

「かなで先生!こっち!」

「え……」

訳もわからず、かなでは大きな柱の影へと連れ込まれました、至近距離で重なるえりかの体温。

「どうしたの?」

「あそこ!コロッケの店の横見て!」

えりかが指差す先、人混みの向こうに、見覚えのあるブラウンのボブが見えました。

「え……と、あ、ゆま!」

妻の姿を見つけ、思わず出て行こうとしたかなでの腕を、えりかが素早くつかみました。

「待ってください!」

「なんで……?」

「様子がおかしいです」

見れば、ゆまはソワソワと落ち着かない様子で売り場の方をチラチラと見ています。

やがて、店の方から一人の男がやってきました。

背格好は、どことなくかなでに似ています。

「あ、ゆまさんのところへ行きましたよ……何か話してますね……なんだか楽しそうに……」

えりかの実況に、かなでの胸の奥がチリリと焼け付くような音を立てました。

ゆまのあんなに弾んだような、照れたような笑顔は、自分にだけ向けられるものだと思っていたからです。

「……あの顔は……ゆまのタイプの顔だね……」

「えぇっ!お世辞にもイケメンとは言えませんけれど……ゆまさん、B専ですか?」

「僕もそうツッコんだことがある……はぁ……やれやれ……こんなとこ見ることになるなんて」

その時、二人は目撃してしまいます。

ゆまがスマートフォンを取り出し、男と何かやりとりしている姿を。

「あれは…連絡先ですかね……」

かなではそれ以上見ることに耐えられず、背中を向けました。

ーーーーーーーーーーーーーー

「ちょっと休憩しましょう」

えりかに促され、かなでは近くのベンチに腰を下ろしました。

しばらくして、えりかが温かい紙コップを二つ持って戻ってきます。

「先生……大丈夫ですか?」

「え……あぁ……いや…………ホント……勝手だけどね」

かなでは、夏祭りの夜のことをぼんやり思い出していました。

かなでの大きな手が、膝の上で硬く握りしめられます。

それを見たえりかは、自分の心臓が締め付けられるような痛みを覚えました。

「先生、ちゃんと私の目を見てください」

えりかはかなでの拳に、自分の小さな手をそっと重ねました、ピクッ、とかなでが反応します。

「ありがとう……」

「お礼なんていいです…先生、あれにはきっと何か事情があります、ゆまさんが、先生を裏切るような人じゃないって、先生自身が一番分かってるはずでしょ?」

えりかは必死に言葉を続けます。

「もし……もし何かあっても、私がついてます、先生は一人じゃないです、そんな悲しそうな顔、世界で一番イケメンな先生には似合いません!」

「……西野先生……」

「大丈夫です」

えりかの真っ直ぐな瞳に、かなでは少しずつ呼吸を整えていきました。

「……そうだね、僕が勝手にショックを受けてるだけだ、自分のこと棚に上げて…嫌になるよまったく……」

「そうですよ、ねっ」

かなでが顔を上げ、少しだけ口角を上げたその瞬間。

えりかが吸い寄せられるように、そっと顔を寄せました。

「ん……れろ……ちゅう……」

柔らかな唇が重なり、湿った音が静かに溶け合います。

「!!」

えりかの舌が、かなでの唇をなぞるように滑り込みました。

「……ちゅ………弱ってるかなでくんも…ふふっ、可愛すぎますねぇ……」

「僕の方が悪いことしてる……」

「違います、かなで先生は私を助けているんです、人助けですよ、友達を助けるのに…理由はいらないでしょ?」

「なんかかっこいい…」

「ふふ…私の好きなゲームの主人公が言ってました、さぁ、それじゃ、お土産選びましょう!あと……コロッケも買います?」

「いいね、それ(笑)」

ようやく笑みが戻ったかなでは、えりかと共に話題のスイーツを購入しました。

自分を励ましてくれたお礼に、えりかにも同じものをプレゼントします。

それから二人は、先ほどのコロッケ売り場へ向かいました。

「いらっしゃいませ!お決まりですか?」

名札に『佐々木』と書かれた男性が、元気よく迎えてくれます。

「コロッケ2つ、ここで食べます」と注文をするえりかの少し後ろで、かなでは冷静に彼を観察しました。

再びベンチに戻り、熱々のコロッケを頬張ります。

サクッ、という快い音。

「ええと……人の趣味にケチつけるのはアレなんですけど……」

「うん、言いたいことは大体わかるよ」

「ゆまさん、変わった趣味ですね」

「だよね(笑)」

二人は顔を見合わせて笑いました。

「女子100人いたら、100人がかなで先生選びますよ!」

「あはは……まぁ100人かはわからないけれど、彼を選ぶ女性の一人がゆまなんだろうね」

「はぁ……世の中わからんもんですねぇ…まぁ私はもちろん、先生一択ですけど」

えりかは座ったままかなでにすり寄り、彼の頬にチュッと音を立ててキスをしました。

「わ、ちょっ……なんか節操なくなってない?」

「そうですかぁ?気のせいです、コロッケ美味しい♪」

食べ終えた二人は、駅へと向かいました。

年末の夜風が、少しだけ酔いと熱を冷ましてくれます。

「ありがとう、今日は」

「お役に立てて良かったです…あ、仲直りしたら貸し一つ、ですね」

「あはは……考えとくよ」

「はいっ、まぁ、私としては仲直りしなくてもいいですけど」

「えぇ……」

駅の改札前、えりかは名残惜しそうに立ち止まりました。

「では先生、今年もお世話になりました、良いお年を」

「うん、こちらこそ、本当にありがとう、良いお年を……」

じっと彼女を見つめていたかなでは、自分でも気づかないうちに、彼女の肩を引き寄せ、強く抱きしめていました。

「……!……ん……いたい……です、せんせ……」

かなでの腕の力に、えりかは小さく悲鳴を上げますが、その胸の高鳴りは隠せません。

「ごめん、少しだけ……」

「……はい……」

かなでの長い腕が、えりかの小さな背中を包み込みます。

えりかもそれに応じ、かなでの背中に腕を回しました、厚いコート越しでも伝わる、お互いの鼓動。

かなでは、自分を無条件に肯定し、救ってくれたこの温もりに、ほんの一瞬だけ甘えたかったのでした。

しばらくして、二人はゆっくりと離れます。

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(2020年05月28日)

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