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体験談(約 25 分で読了)

【高評価】接骨院で無自覚なうちに調教されてしまった妻7(1/3ページ目)

投稿:2025-09-19 01:52:26

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本文(1/3ページ目)

didy◆lQRWkAA(神奈川県/30代)
最初の話

マミは、どこまでも“静かな女”だった。話し方は穏やかで、声も控えめ。自分から多くを語ることはなく、相手の言葉にうなずいて耳を傾けるばかり。人の顔色をうかがい、空気を読んで笑い、そして受け入れる。言い換えれば――NOと言えない性格だった。身長は169cm。女性としては高い。身体のラインは細身な…

前回の話

リンク先には、AVの簡単な紹介文が掲載されていた。「M美の調教記録になります。」とあり、すでに何本かリリースされている様子で、連番が振られており、最新作は④となっていた。私は最新作のタイトルをクリックした。紹介文には「M美の調教記録になります。羞恥調教完了」と書かれていた。他人の空似…

再生ボタンを押すと、前回とは違い、最初から画面が四分割されていることに気づいた。

どうやら大和田接骨院の受付エリアに複数の隠しカメラが仕掛けられており、同時に四つの視点が映し出されている。

ひとつはソファとセットになった机の下から、もうひとつは正面入り口を見渡せるカウンター。さらに受付全体を俯瞰できる天井。そして最後に、受付の真下に埋め込まれているであろうカメラが、逆に天井を映していた。まるで逃げ場を塞ぐかのように、空間全体が監視されている。

映像が始まると、画面には大和田が一人、受付を慌ただしく動き回る姿が流れた。直後、白い文字のテロップが浮かぶ。

「今回はM美調教記録をご購入いただき、誠にありがとうございます。

本日、不妊治療契約(調教契約)を結ぶ予定です。

ここから、本格的にM美の調教を始めます。

最終的には私の命令をなんでも聞く奴隷ペットにする予定ですが、

まずは序章として、羞恥調教を皆様に楽しんでいただければと思います。」

目の前で淡々と綴られる文字に、私は喉が渇き、手のひらに汗がにじむ。

そうこうするうち、正面入り口を映すカメラに、自転車でやって来たマミの姿が映った。

その日の服装はロングスカートに、夏らしい軽やかなトップス。マミは自転車を止め、接骨院に入ると、大和田に挨拶を交わし、受付へ。

ちょうどその時、床下に仕込まれたカメラの真上にマミが立った。スカートの奥がはっきりと映り込み、私は息を飲む。画面に露わになったのは、水色のレースのショーツだった。

その映像が、今まさに自分だけでなく、このAVを購入した無数の人間たちにも同時に流れているのだと思うと、胸の奥がざわめいた。

妻の下着姿が、知らない誰かの視線にさらされ、舐め回すように見られている。

その事実に気づいた瞬間、羞恥と屈辱のはずが、なぜか得も言われぬ興奮となって私を突き動かしていった。

受付を終えたマミに、大和田は声を掛ける。

「奥様、本日は契約手続きと問診から始めたいので、ソファにお座りください。」

マミは促されるまま腰掛ける。

そして大和田は、不妊治療の件を切り出した。

「前回お話いただいた件ですが、私のほうで契約書を作ってきました。ご確認いただき、問題なければ、こちらに指印をお願いします。」

真上からのカメラに契約書の用紙が映り込み、私は思わず映像を一時停止した。

そこに書かれていた契約条項に目を凝らす――。

■不妊治療契約書

契約の目的

本契約は、甲(大和田接骨院)による不妊治療および関連施術を乙(川田真美)が受けることを目的とする。

契約期間

本契約は署名日より3年間を有効期間とする。

施術内容

施術の内容および頻度は甲の指示に従うものとする。乙はこれに異議を申し立てない。

秘密保持

本契約および施術の一切について、乙は第三者に漏らしてはならない。万が一漏洩した場合、違約金として300万円を支払う。

中途解約

乙が契約期間内に施術を拒否、または中途で契約を終了する場合、違約金として500万円を支払う。

同意事項

施術中に生じる身体的・精神的変化について、乙は一切甲に責任を問わない。

その他

本契約に関して生じる一切の判断は、甲の裁量に委ねられる。

※甲と乙のそれぞれの具体的名称の欄にはモザイクがかけられている

契約書に目を凝らした瞬間、私は血の気が引いていった。

「中途解約の場合、500万円を支払うこと」──その一文が、真上からのカメラに映し出された紙面にはっきりと刻まれていた。

こんなもの、不妊治療の契約書という名目を装った、ただの罠だ。

マミにとって、到底のみ込めるはずのない無茶苦茶な条件。

それでも、一度指印を押してしまえば、逃げ道はなくなる。

500万円──私たちがとても簡単には払えない額。

つまりこれは、実質、大和田に従うしかないということだ。

やめることも、拒むことも許されない。

画面を見つめながら、胸の奥から押しつぶされるような絶望が広がっていった。

マミがこれから大和田の思うままにされる未来が、強制的に形作られてしまう……。

映像の中で、マミは契約書を読み進めながら、ふと指を止めた。

「……その、途中でやめる場合に五百万円というのも気になりますけど……」

そう前置きしたうえで、彼女は大和田を見上げ、不安そうに続けた。

「もし……もしも、私が嫌だと思ったことをお願いされたら……それも、拒否できないってことなんでしょうか?」

その問いかけに、大和田は一瞬だけ目を細めた。だがすぐに柔和な笑みを作り、落ち着いた声で返す。

「奥様、どうか誤解なさらないでください。これは“治療契約”です。私がご提案するのは、あくまで奥様と旦那様の未来のためのプロセスなんですよ」

マミはまだ納得できない様子で小さく首をかしげる。

「でも……嫌なことだったら……」

「拒否する必要はありません」大和田は優しくも決然とした声で遮った。

「大切なのは、抵抗せずに身をゆだねていただくことです。最初は違和感があるかもしれませんが、それも治療の一部。むしろ、そういう段階を経なければ成果は出ないんです」

マミの表情には、納得というより、困惑と不安が混じっていた。だが、大和田の言葉に逆らうことはできず、ただ視線を落とし黙り込むしかなかった。

映像の中のマミは、まだ契約書を見つめたまま動けずにいた。

「……でも、本当に……これで不妊のことが解決するんでしょうか……?」

声は震えており、疑念が完全に晴れていないことは明らかだった。

その不安を見透かすように、大和田は身を乗り出し、落ち着いた調子で言葉を重ねる。

「奥様、これまでどれだけつらい思いをされてきたか……私は理解しているつもりです。けれども、この契約を結ぶことで、確実に光が見えてきます。旦那様とのお子さんを授かるためには、この方法しかないんです。」

「……子どもを……授かれる……」マミの瞳がかすかに揺れる。

大和田はすかさず頷き、さらに念を押した。

「ええ。ここで決断することが未来を開く第一歩です。どうか信じてください。ただ、普通の施術とは異なります。加えて、半年という期間を設けておりますので、1回の施術に3時間程度はかかると思われます。問題ないでしょうか?」

しばしの沈黙ののち、マミは小さく唇を噛んだ。まだ疑念は胸の奥に残っている。だが“子どもを授かる”という響きに心が縋りつき、流されるままに赤い朱肉へと指先を伸ばしてしまった。

ぽん、と契約書に押された指印。

その瞬間、私は画面の前で息を詰め、胸が締め付けられるような絶望感を覚えた。

――マミは、完全に大和田の枠の中に取り込まれてしまったのだ。

「ではこれで契約締結ですね。引き続きよろしくお願いしますね。」

大和田はやらしさを含む声で嬉しそうにそう言った。

大和田は契約書を机の端に片づけると、すぐに立ち上がった。

「では、さっそく準備に入りましょう」

そう言って取り出してきたのは、一冊のカタログだった。厚みのある冊子の表紙には大きく「不妊治療用衣料用下着」と書かれている。

画面には白いテロップが流れてくる。

『この“医療用下着カタログ”は、不妊治療を口実に、私がM美の調教用に独自に作成したものです。もちろん実在などしません。しかし医学的な用語を交えて説明すれば、M美は“必要なもの”だと信じ込みます。そして私は、このカタログを使って、彼女に布面積の小さいTバックを必ずつけさせます。どうぞ、その過程をご堪能ください』

ページをめくるたびに現れるのは、どれも布地の少ない極細のTバック、Gストリング。明らかに医療用というより、官能下着としか言いようがない品々だった。

大和田は説明する。

「奥様、この“治療用下着”は布地を極力少なくしてあるのが特徴なんです。下着の布面積が大きいと、どうしても通気性が悪くなり、骨盤まわりの血流や温度環境が乱れやすい。生殖機能に関わる大切な部位は、ほんのわずかな温度差でも影響を受けるんですよ」

映像の中のマミは、ページをめくりながら顔をこわばらせている。

大和田は、さらに理屈を重ねる。

「確かに一般的な下着とは違います。ですが、布面積を減らすことで熱や湿気をこもらせず、血行を阻害しない。子宮や卵巣をできるだけ自然な状態に保つのが、不妊治療の基本なんです。だからこそ、この特殊設計が必要なんですよ」

そして声を落とし、真剣な面持ちで付け加えた。

「実を言えば……本当は何も着けないのが一番いいのです。ただ、抵抗もあるでしょうから、まずはこちらから慣れていただくのがよろしいかと」

映像の中のマミは、次のページをめくるたびに肩をこわばらせていた。

彼女が普段身につけるのは、淡いピンクや黄色の、柔らかなレースをあしらった清楚なフルバックショーツ。

しかし、カタログに並ぶのは真紅や濃紺、漆黒といった鮮烈な原色ばかりの、布地の少ないGストリングのTバック。

そのあまりに攻撃的な色とデザインは、マミの日常の姿との対比をいやでも浮かび上がらせ、どう見ても“治療用下着”とは呼べないものだった。

それでも、彼女はすでに契約に指印を押してしまっている。

疑念や羞恥を覚えながらも、強く否定すれば即座に契約違反とされる不安が頭をよぎるのだろう。

追い込まれたように視線を伏せ、ページをめくる手だけが震えている。

マミはページをめくる手を止め、勇気をふりしぼったように小さく口を開いた。

「……あの、」

震える声で何かを言い出そうとしたその瞬間、大和田がそれにかぶせるように声を張る。

「…あ!そういうことですか!下着の費用がご心配なんですね」と、得意げに頷きながら口にした。

彼はわざと気づかないふりをしながら、穏やかに言葉を重ねる。

「大丈夫ですよ。これは施術の一環ですから、費用はすべてこちらで負担します。奥さんが気にする必要はまったくありません」

本当は彼女が望んでいないことなど、大和田にもわかっている。

それでも、あえて“金銭的な心配”にすり替えてみせることで、逃げ道を潰していく。

マミは言葉を失い、視線を伏せたまま、無言で小さくうなずくしかなかった。

「よかった」

大和田は満足げに頷き、畳みかけるように言葉を続ける。

「下着はこちらで医学的に適したものを選びます。次の火曜日の施術のときにお渡ししますから安心してください。それと――今日はサンプル品を一着だけ用意してあります。施術が終わった後は、それを身につけて帰ってもらいましょう」

有無を言わせぬ調子に、マミの肩はさらにすぼまっていく。

「……はい……」

かすれた声でそう答えるのがやっとで、彼女は消え入りそうに視線を落とすのだった。

大和田は「あ、忘れてました」と言って、マミに出すお茶をいれに席を立つ。

例の奇妙なシリコン製のコップにお茶を注ぐその映像の下には、白文字のテロップが流れる。

――『今日からM美の羞恥プログラムを本格的に開始します。

お茶には利尿剤と媚薬を混ぜるようにしております。利尿剤は30分くらいから効果が表れてきて、1時間後くらいにピークになります。

媚薬に関してはまだ羞恥調教の段階なので、軽めのものにしています。

ちなみにコップに関しては最近購入した私のオナホールになります。

使い心地はいまいちなのですが、コップと言って出す分にはそれらしく見えるので、気に入っています。

M美の調教のことを考えながら、毎日欠かさず使用しているので、きっとM美の健康にもいいに違いありません(笑)』

画面を通して、大和田がコップをマミに渡す様子を見て、私は息をのんだ。。

マミが、大和田のオナホールをコップに、あんなものを飲まされるのだ。

考えるだけで胸が締め付けられ、絶望感が押し寄せる。

「羞恥プログラム」というモノに、利尿剤と媚薬を使うという計画性に、私は打ちひしがれる。

画面越しに見えるマミは何も知らず、ただお茶を受け取って飲んでいる。無防備な彼女が、これから何を体験するのか、想像するだけで私は心臓が早鐘を打つ。

ああ、どうしてこんなことになってしまったのか――。

私はただ画面の前で、絶望と嫌悪と、そして抑えきれない興奮が入り混じった複雑な感情に押し潰されていた。

大和田はマミにお茶を渡すと、自分も再びマミと向かい合うソファに腰を下ろし、問診という体裁で質問を始めた。

最初は、マミの普段の生活サイクルやアルバイトの時間、食事内容、運動の頻度といった一般的な内容から始まった。だが、徐々に話題は夜の生活へと移っていく。

「セックスの頻度はどれくらいですか?」

「セックスはどんな内容ですか?」

「旦那さんのペニスのサイズはどのくらいですか?」

「ちゃんとオーガニズムを感じれていますか?」

「オナニーはどのくらいの頻度でされていますか?」

マミは最初、明らかに言葉を濁し、視線を落として抵抗の色を見せる。だが、大和田が専門用語を交えた「治療上必要な話」として説得を始めると、次第に観念したように口を開き、素直に答え始めた。

特に私のチンコのサイズの話になると、マミは勃起時で7cm程度と答えた。大和田はあきらかに鼻で笑いながら、記録としてメモを取る。オナニーに関しては、マミは行っていないと答えたが、大和田は女性ホルモンや生理周期の観点から、セックスかオナニーを週に1度は行うことが望ましいと説明した。マミは戸惑いながらも、無言でうなずくしかなかった。

その間、私は画面越しにマミの表情を見守っていた。恥ずかしさと不安に顔をこわばらせ、言葉を詰まらせながらも、専門家の前で流されていく姿。私には、ただただ耐えているしかないマミが、どれほど無力で、そして危うい状況に置かれているかが痛いほど伝わってきた。胸の奥で絶望と嫉妬、同時に得も言われぬ興奮が混ざり合い、心臓の鼓動が早まる。

やがて一通りの質問を終えると、大和田は顎に手を当て、いかにも診察の結果を整理しているようなそぶりを見せた。

「うーん……やはり思った通りですね」

そう前置きしてから、大和田はマミに向き直る。

「奥さんの場合、夜の性生活における刺激や自慰の頻度が極端に少ない。これだと女性ホルモンの分泌が滞って、子宮や卵巣の働きが落ちてしまうんです。

医学的には《機能性卵巣低反応症候群》と呼ばれる状態です。正式な診断には検査が必要ですが、問診の段階でも十分に推測できます。

つまり――妊娠できる身体の状態になっていない可能性が高いですね」

そして、もっともらしく医学用語を並べてみせ、病名を告げる。

マミは動揺して息をのんだ。顔から血の気が引き、視線をさまよわせる。

「大丈夫。改善は可能ですから」

大和田は安心させるように穏やかに言ったが、その声色には妙な力強さがあった。

「……それから、もう一つ大事なことがあります」

マミが不安そうに視線を向けると、大和田は手帳をめくりながら説明を続けた。

「この状態を改善するには、生活習慣の見直しに加えて“運動療法”を取り入れる必要があります。定期的な刺激を与えることで、血流やホルモン分泌を正常に戻していくのです。

さらに、施術についてはまず体内に溜まった老廃物をしっかりと排出し、そのうえで内側から妊娠しやすい状態を整えていきます。外側からのアプローチと内側の循環改善、その両面が揃ってはじめて、体質が変わっていくのです」

大和田はわざと難しげな言葉を使いつつ、どこか強調するように言った。

そして、少し間を置いてマミの目を覗き込む。

「……マミさん、妊娠のためです。頑張れますか?」

突きつけられた問いかけに、マミは一瞬だけ肩を震わせた。

それでも、妊娠を望む自分の立場を否定することはできない。

「……はい。がんばります」

か細い声で返すマミに、大和田は満足そうにうなずいた。

「よろしい。ではその方向で、「しっかりと」進めていきましょう。専用の医療器具も準備しているので、大丈夫ですよ。」

と大和田は言う。

私は画面越しにそれを見て、ぞっとするほどの違和感を覚えた。

マミの不安を根拠に、もっともらしい病名を盾に、これから彼女をどんな方向へ導こうとしているのか――

運動療法とは何をさせる気だ――

専用の医療器具とは何だ――

想像しただけで、胸の奥が締めつけられるようだった。

20分ほどの問診が終わると、大和田は「では施術に移りましょう」と言い、マミを施術室へと案内していった。画面の中のマミは、もう後戻りはできない覚悟を背負ったような、かすかな震えを見せていた。私はその姿に胸を締め付けられつつも、目を離すことができなかった。

私は喉を鳴らしながら、その無力感に染められていくマミを画面越しに見守っていた。

施術室に二人が入っていくと、画面は切り替わり、四分割された監視映像が一斉に映し出された。

ベッドの正面、背後、天井、横。いずれも隠しカメラであろう――そこには逃げ場のない視線が張り付いている。

大和田は棚から取り出した紙製の白い下着を差し出す。

「こちらに着替えてくださいね」

その声は、一見すると事務的な指示に聞こえるが、耳を澄ませば隠しきれないやらしさが滲んでいた。

マミは一瞬だけ視線を落とし、そして黙ってそれを受け取る。

驚きも、戸惑いも見せない。

まるで制服を着替えるかのように、カーテンを閉め着替え始める。

大和田はその間、いつも通り奥の小部屋に行っており、やがてマミの「終わりました」という控えめな声を利くと

奥から何かを持って戻ってきたが、アイマスク以外はマミに見えないよう隣のベッドに置いた。

そして、自然な手つきでマミの顔へとアイマスクをあてがった。

その仕草はあまりに慣れたものに見え、あたかも医療行為の一環であるかのように当然の流れとして進められていった。

「しっかり付いているか、確認していただけますか?」

「……大丈夫です」

短いやり取りのあと、大和田はさらに続けた。

「では不妊治療の為のリラックス器具をつけていきますね。」

マミは一瞬ためらったようだが、断れない性格が出て「……はい」と控えめに答える。

その言葉を聞いた大和田は、どこか満足げに「医療用のものですから安心してください」と言い残し、隣のベッドに置いていたそれを取り出した。

その手にあったのは――。

画面越しの私には一目でわかる。明らかに医療器具とは無縁の、異様な黒い物体だった。

艶のあるラバー素材でできたフルフェイスのマスク。頭から首までを覆い、後部には長いジッパー。口と鼻の部分にだけ小さな穴が開いており、あきらかなSM用のラバーマスクである。

だが、マミはまだ普通のアイマスクをつけているため、その正体を知ることはできない。

大和田は当たり前の手つきでそれを被せ、髪を中に収めると上にあがっているジッパーを下げ、ジッパーと付属しているフックに鍵をつけた。

こうなると、鍵をもっている大和田しかマスクを外すことはできないが、マミはそれに気づいていない。

「苦しくはありませんか?」

「……ちょっと、耳が聞こえにくいです」

「そう、それがこの器具の特長なんです。外部の音を遮断して、深いリラックス効果を得られると発表されていましてね」

彼の口から出たのは、いかにももっともらしい説明。だが私の目には、そのすべてが明らかな虚構にしか見えなかった。

マミはわずかに戸惑いながらも、医療用と言われれば受け入れるしかない。

彼女はそうやって、ゆっくりと頷いてしまった――。

「それでは施術を始めます。準備が整うまで少々お待ちください」

大和田の声に促され、マミは大和田の誘導に従う、何も疑わずベッドに横たわった。

すると、大和田はマミの着替えの入ったカゴに手を伸ばし、淡いオレンジのレースのパンティを取り出し、

顔に当て1度深呼吸して満足そうにすると丁寧にカゴに戻した。

大和田は一連のルーティーンを整え終えると、落ち着いた声で告げた。

「では本日は、運動療法から始めましょう。まずはうつ伏せになってください」

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