体験談(約 8 分で読了)
接骨院で無自覚なうちに調教されてしまった妻2
投稿:2025-08-20 01:25:56
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マミは、どこまでも“静かな女”だった。話し方は穏やかで、声も控えめ。自分から多くを語ることはなく、相手の言葉にうなずいて耳を傾けるばかり。人の顔色をうかがい、空気を読んで笑い、そして受け入れる。言い換えれば――NOと言えない性格だった。身長は169cm。女性としては高い。身体のラインは細身な…
家に帰るとすぐに、私は書斎にこもり、PCを立ち上げた。
ネットショップで隠しカメラを探すためだ。
――水曜、接骨院で本当に何が行われているのか。
その真実をどうしても知りたかった。
本来であれば、リアルタイムで監視できるものが理想だった。
だが、マミの電波過敏症のことを考えると、それは使えない。
結果として選んだのは、録画式のカメラだった。
少し値は張ったが、クリップでカバンに留められる花のアクセサリー型。
開始時間を予約でき、最大三時間の録画が可能。
何より――マミに気づかれないことが最優先だった。
火曜、商品は無事届いた。
テスト再生を行い、問題ないことを確認する。
私は「いつもありがとう」の気持ちを込めて、と言葉を添え、さりげなくその花のアクセサリーをマミのカバンにつけてもらった。
マミは何の疑いもなく、無邪気に喜んでいた。
そして迎えた水曜。
朝、出勤前にそれとなく尋ねる。
「今日、接骨院行くんだよね?」
「うん、そうー。14時ー」
玄関脇に置かれたカバンを手にする前に、私は花型カメラのタイマーを14時にセットしてあるのを確認した。
「気をつけてね」
そう言い残して家を出た。
だが通勤中も、仕事中も、気が気ではなかった。
――今、施術室で何が起きているのか。
想像すればするほど心臓がざわつき、仕事はまったく手につかなかった。
長い一日がようやく終わり、退勤時間を迎える。
一目散に帰宅すると、マミは台所で夕食を作っていた。
「ただいま」と声をかけると、振り向いたマミが明るく「おかえり」と微笑む。
その無邪気さに、私は一瞬、安堵した。
食卓を囲みながら、何気なく今日の施術について尋ねる。
マミは楽しそうに「痛みがどんどんなくなっていく感じがする」と語り、
さらに「先生、休日なのに私一人のために開けてくれて優しいよね」と言った。
私は複雑な気持ちで箸を動かした。
何もなかったのならよかった――そう思う一方で、心の奥では別のざわめきが止まらない。
「そういえば今日、施術中にアイマスクつけるように言われたんだよね」
マミの何気ない言葉に、私の心臓は一気に跳ね上がった。
「私、マッサージ慣れてないからさ。指圧のとき、どうしても筋肉がこわばっちゃうんだって。
それを解消するためにアイマスクが効果的なんだってさ。さすが国家資格の人は物知りだよねー」
私はそんな施術があるはずがないと直感していた。
だが、マミに余計な不信感を抱かせるわけにはいかない。
「そうなんだー」
努めて軽く相槌を打った。
夕食後、本当ならすぐにでも映像を確認したかった。
しかしマミが起きているうちは、見ているところを知られればすべてが台無しになる。
「ちょっと仕事を片づけないと」
そう言い訳をして、私は書斎にこもった。
普段ならこんなことはしないので、マミは「一緒に寝れないの寂しいな」と口を尖らせた。
だが仕方ない。
二人でテレビを眺めながら団欒の時間を過ごし、22時を回ったころ、
「仕事がんばってね」と声をかけて、マミは寝室へと消えていった。
――ようやく、確認できる。
私は胸に期待と不安を抱きながら、そっとカバンから隠しカメラを回収した。
PCに映像を取り込み、マウスを握る手に力を込める。
そして――再生ボタンを押した。
映像は、ちょうどマミが大和田から差し出された湯呑みに口をつける場面から始まった。
大和田は穏やかな口調で「前回施術した結果、川田さんは極度の冷え性なことがわかったので、施術前にまず体を温めることが大事なんです」と説明しながら、お茶を勧めていた。
マミはこくこくとうなずき、素直にそのお茶を飲みはじめる。
カメラ越しに見ると、その飲み方は急ぐでもなく、ごく自然なペースだった。真夏の盛りゆえに、湯気の立つような熱いものではなく、ぬるめに冷ましたお茶であることが伺えた。
「休日なのにわざわざあけていただいて、本当にありがとうございます」
マミが深々と頭を下げると、大和田は即座に「私の休みより川田さんの身体のほうが大事ですから」と言い、
二人はしばらく世間話を交わしながら湯呑みを空にしていった。
マミは湯呑みのデザインが気に入ったようで、かわいいのと頻りに言っていた。
やがて、大和田が「では、こちらへ」と促し、施術室へ案内する。
問題は、カバンに仕込んだカメラが都合よく設置されるかどうかだった。だが、大和田が「今日は川田さんしかいないので、荷物は適当に置いちゃってください」と告げたため、マミは言われるままに入口横の低い荷物入れへカバンを置いた。幸運なことに、その位置からは施術ベッドが映像の範囲に収まっていた。
施術室を映すレンズ越しに見えるのは、薄黄色にくすんだ壁、色褪せたカーテン。時の流れと使用感が刻まれた空間だった。
大和田は申し訳なさそうに「すみません、昨日お客さんがたくさん来られた関係で、施術着が今洗濯中でして……大きいサイズしか残ってなくて」と釈明しながら、紙製の下着と大きめの施術着を手渡した。
マミはにこやかに「休日なのにあけていただいてるんですから、気にしないでください」と返す。
「では、着替えが終わったら教えてください。服と下着は前回同様、こちらのカゴにお願いします」
そう告げる大和田の顔が、ふとカメラに映った。
その一瞬――前回も見せたあの不気味な仕草、舌なめずりをしているのがはっきり確認できた。
言い終えると、大和田は施術室の奥にある小部屋へ引っ込み、姿を消す。
マミは誰もいないのを確かめるように一度あたりを見回し、落ち着かない様子でベッド脇のカーテンを閉めると、着替えを始めた。
その日のマミは、夏らしいロングワンピース姿だった。
分厚い施術用カーテンのおかげで、シルエットまでは確認できない。だが、カメラは無情にも、カーテンの隙間から彼女が下着を脱ぎ取る仕草をわずかに映し出していた。
着替えを終えると、マミはカーテン越しに「終わりました」と声をかけた。
すると、小部屋の方から大和田が姿を現し、カーテンを開けて「はい、ありがとうございます」と言いながら施術室へ入ってきた。
ベッドに腰を下ろすマミに、大和田は「では、今日はまずアイマスクをしていただきますね」と言った。
映像の端に、大和田が黒い布を手にしているのが映る。
それがアイマスクなのだろう。
マミは「えっ、アイマスクですか?」と不安そうに言った。
「はい、川田さんは前回施術した際、マッサージ慣れをしていない為、
指圧で筋肉が非常にこわばっているのを感じました。
ただ、それも目を閉じていただくと筋肉の緊張が抜けやすいんです。信じてください」
大和田は柔らかい声でそう返した。
マミは疑いもなくうなずき、「わかりました」と従う。
そして大和田の手によって、アイマスクが彼女の目元にあてがわれた。
その瞬間――映像の中で、マミの目元は完全に見えなくなった。
「それでは、失礼しますね」
大和田の声が低く、耳に残る。
マミは「お願いします」と答えた。
ベッドに横たわるマミの身体。
その横に、大和田が立ち、動く。
カメラからは、大和田の背中が大きく映し出されており、その向こうでどのような施術が行われているかははっきりとは見えなかった。
ただ、マミが時折「気持ちいい……」とか「痛いー!」と声を漏らす様子が映っていて、その調子から察するに、ごく普通の指圧が行われているように見える。
大和田はそのたびに、低い声で「このあたりはどうですか?」「力、強すぎませんか?」と問いかける。
その声音は一見、施術者として当然の確認に思えるのだが、よく耳を澄ませば妙にねっとりとした抑揚が混じっていて、客観的に見ると違和感が残った。
マミは素直に「ちょっと強いかも……でも効いてる感じします」とか「そこ、気持ちいいです」と答えていて、疑う様子はない。
しかし大和田の背中越しに垣間見える、わずかな肩の動きや顔の角度から、ただの施術に留まらない何かを含んでいるのでは……という不安を拭えなかった。
映像を食い入るように見ている自分の心臓の鼓動が、徐々に速まっていく。
次に何が映るのか、期待と恐怖がないまぜになって胸を締め付けた。
映像は、マミが身体の姿勢を変えながら三十分ほど指圧を受けたのち、大和田が「ではこれから機械を使いますね」と口にする場面へと移っていた。
マミが「電波過敏症なので、機械は……」とおそるおそる言うと、大和田はすぐさま笑顔を作り、「大丈夫です。私も電波過敏症について調べました。今から使うのは電波を発しない足のマッサージ機になりますから」と断言する。
それでも首をかしげながら「腰なのに足なんですか?」と尋ねるマミに、彼は「腰が痛いといっても原因はさまざまです。川田さんの場合は……ほら、左右の足の長さが違うでしょう」と言い、彼女の両足を揃えてみせた。
「ほんとだ……」と驚くマミに、大和田は「足の高さは骨盤のずれからくるものです。本当は骨盤に直接アプローチしたいのですが、ぎっくり腰直後なので今日は足を中心に対応しましょう」と、もっともらしい説明を付け加え、どこからか取り出した足のマッサージ機を装着した。
その時点で、映像越しに見ている私の胸には不安が渦巻いていたが、マミ自身は「気持ちいい」と素直に笑みをこぼしていた。見た目はただの機械に見える。
「少しだけ席を外しますね」と言い残し、大和田は奥の小部屋に消える。
「はい」と返事をするマミの声が途切れると同時に、大和田はすぐ戻ってきた。だがその手に握られていたのは――黒い機械。目を凝らすと、間違いなくビデオカメラだった。
次の瞬間、彼は仰向けになっているマミにカメラを向け、施術着の隙間を狙うようにレンズを傾ける。その顔に浮かんだ舌なめずり。
――大きめの施術着をわざわざ用意したのは、このためだったのか。
理解した途端、背筋が冷たくなる。
しかし、大和田は撮影した映像に満足していないのか、不満げに眉をひそめる。
そして今度は、そっとマミの着替えが入ったカゴに手を伸ばし、まみの下着を持ち上げた。
下着を持った状態でまみから離れたと思ったら次の瞬間、それを顔に押し当て、深く鼻を鳴らしている姿が――映像に映し出された。
まるで宝物でも扱うかのように、慎重に、そして執着するように顔を近づける大和田。
その目は爛々と光り、鼻を震わせながら衣類に触れる様子は、正気の沙汰とは思えなかった。
一通り嗅ぐことに満足したのか大和田はおもむろに下半身をむき出しにし、自身の息子にマミのパンティを押し当てしごきはじめたではないか。
私は画面の前で背筋が凍りつき、呼吸を忘れてしまう。
マミは無防備に「これ、すごく気持ちいいです」と明るく声をあげている。
しかしその声と裏腹に、目の前では取り返しのつかない狂気が進行していた。
だが同時に私の愚息も過去類を見ないくらいに勃起していた。
やがて満足したのか、大和田は何事もなかったかのように衣類を元の位置へ丁寧に戻すと、表情を整えて施術に戻った。
足の機械を外し、再び指圧に切り替えながら、涼しい顔で「喜んでもらえて何よりです」と声をかける。
マミは心底うれしそうに「ありがとうございました」と礼を言い、その笑顔が私の胸を締めつけた。
──マミは気づいていない。気づくはずがない。
大和田はにこやかに「お着換えが終わったら受付にどうぞ」と言い、部屋を後にした。
施術後のお茶を飲みながら、マミは腰の軽さに感動したように笑みを浮かべていた。
「本当にありがとうございます。痛みがかなり楽になりました」
その言葉に、大和田は満足げにうなずきながらも、すぐさまこう続けた。
「ですが川田さん、ぎっくり腰は一度良くなったように見えても、放っておくと再発します。大事なのは継続です。週に一度でもかまいませんから、ぜひ通ってください」
マミは「そうですね……」と返しつつ、手帳を開き日程を確認する。
「来週ですと、いつが空いてますか?」という確認に対して、大和田が
「来週も、予約がいっぱいで水曜日くらいしかあいてないんですよ」と回答する。
マミは申し訳なさそうに「でも、水曜日は休診日ですよね…?」と言うのに大和田は即座にかぶせるように言った。
「確かに水曜は通常は休業ですが……川田さんの身体をこのままの状態で終わらせてしまうのは、私としても心配なんです。
仕事の都合などどうにでもなります。だから、ぜひ私にやらせてください」
そう言い切ると、大和田は真剣な目でマミを見つめた。
患者への思いやりとも、執着ともつかないその視線に、マミは一瞬ためらいながらも小さく頷く。
「……では、来週の水曜の14時でお願いしてもいいですか」
「ええ、もちろん。お待ちしております」
ひと段落し、マミが帰ろうとした際。宅急便業者が重い段ボールを運び入れてきた。
宅急便業者が「遅れて申し訳ありません」といったところ、
「午前中指定だったのに困るよ」と大和田が笑いながら受け取る。
マミは気まずそうにその場を辞し、「また来週お願いします」と手を振って院を後にした。
私は映像を一時停止し、ふと段ボールのラベルに目を凝らした。
そこに記されていた送り状の品名──「アダルトグッズ」。
胸の奥がざわりと震え、不穏な未来の影が濃く伸びていくのを感じた。
映像の停止ボタンを押し、私は無意識に深く息を吐いていた。さっきまで目にしていた光景が、現実感をともなって胸の奥をざわつかせる。レビューに書いてあったのは「セクハラ程度」という言葉──だから、せいぜい身体に触れる位置が少しずれるとか、軽い下ネタを口にするとか、その程度を想像していた。だ…
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(2020年05月28日)
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