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【評価が高め】巨乳の高校教師妻との物語①〜初めての夜〜(1/4ページ目)
投稿:2026-01-22 17:12:08
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●ゆまとの出会い
ガヤガヤとした居酒屋の喧騒の中で、僕の視線は一点に釘付けになっていました。
「……あの子、誰?」
同僚にこっそり尋ねます。
広い座敷の端、地味なネイビーのブラウスを着て、控えめに笑っている女性。
派手さはないのに、透き通るような肌と、黒髪ロングのストレートヘアそして何より……大きなバスト、一際目を引きました。
「ああ、隣の高校の石原先生、石原ゆま先生。可愛いけど、結構ガード固いよ?」
共通の知人を介して紹介してもらうと、彼女は少し驚いたように首を傾けました。
「こんばんは、初めまして、石原です」
「は、初めまして。和泉です」
その笑顔に一目惚れでした。
話してみると、彼女は化学の先生らしく、論理的……でいてどこか天然でした。
「石原先生、それパセリですけど、いつも食べるんですか?」
「え?食べないんですか?普通?え、そうなの…誰も今まで言ってくれなくて…恥ずかしい……」
お互いに最近見た映画のことで少し盛り上がり、ふと見ると、僕のドリンクを飲んでいたり。
「石原先生それ…僕のです……」
「えっ?あ……ご、ごめんなさい、いつの間に味変わったのかなって……」
「い、いや、僕はいいんですけれど」
こんな調子で、少しのことでもコロコロと鈴が転がるような笑い声、会話は弾みました。
けれど、少し踏み込んだ話をしようとすると、
「それはまた今度、機会があれば」
するりと、指の間を抜ける風のようにかわされてしまいます。
それでも諦めきれず、会が終わる間際にようやく連絡先を交換しました。
それからというもの、僕は教師の顔を脱ぎ捨て、一人の男として猛烈にアタックを続けました。
彼女には同僚のファンや、男子生徒のファンクラブまであると聞いて焦りましたが、根気強くメッセージを送り続け、わずかな時間でも逢瀬を重ねました。
数ヶ月後。ようやく僕たちは、付き合っていると言っても過言ではない関係、になったのです。
……でも本当に大変なのはここからでした。
●一人のデート
トツ、トツ、トトッ……
窓を叩く雨音を聞きながら、僕はテーブル越しにゆまを見つめていました。
少し緊張しながら、カサリ、と丁寧に包まれた小箱を差し出します。
「これ、ゆまが好きだって言ってたお店の焼き菓子。よかったら…」
「あ、ありがとう」
ゆまの声は素っ気なくて、視線はすぐに外へ逃げてしまいました。
彼女の横顔から、何かを警戒しているような、冷めた空気を感じます。
「ねえ、和泉くん」
「ん?どうしたの」
「い、一応言っておくけど、私、流れで付き合うことになっただけだから。別に和泉くんのこと好きなわけじゃないからね」
ストレートな拒絶の言葉に、ズキッと胸が痛みます。
でも、すぐに納得がいきます。
彼女はきっと、今までたくさんの男たちに同じような言葉で身を守ってきたんだろうな、と。
「……うん、知ってるよ」
僕は努めて穏やかに笑いました。
彼女を焦らせたくはありません。
「…………」
「…………」
沈黙が流れます。
ズズッ、と自分のコーヒーを一口啜りました。
こうして空気を混ぜながら飲む方がコーヒーの風味を感じられるのだとかなんとか…どうでもいいことが頭に浮かびます。
ゆまが少しだけ鼻を動かした気がして、僕は心の中で小さく安堵しました。
僕の匂いが、少しでも彼女の強張った心を解いてくれればいいのだけれど。
「ゆまは、一人が好きなんだよね」
「……そう……一人で本を読んでる時間が一番落ち着く……かな」
「でも、孤独はイヤ?」
つい、心の奥を見透かすようなことを言ってしまいました。
ゆまがカップを握る手にギュッと力が入るのが見えます。
「か、勝手なこと言わないで…」
「あ……ごめん、なんか…その、僕もそうだから」
怒らせてしまっただろうか。
でも、その強がりなところが、僕にはたまらなく愛おしく思えるのです。
「そろそろ時間だね、いこうか」
店を出ると、雨はしとしと降り続いていました。
ゆまのリクエストで、彼女の家の近所のカフェに来ることになったので、家まではそんなに距離はありません。
ゆまは傘を持ってきてないようで「まぁ濡れてもいっか」と帰ろうとしていました。
僕はカバンに入れておいた折り畳み傘を差し出しました。
「雨男だからさ、天気怪しいときは必ず持ち歩いてて、送るよ、行こう」
「あ、ありがと…」
ゆまがおずおずと傘に入って来てくれました。
(……濡れてないかな)
自分の肩が濡れるのは構いません。ただ、彼女を冷やしたくない。
ゆまは隣で、僕を値踏みするような、冷たい視線を送ってきます。
何を期待し、何を恐れているのか、僕にはなんとなく分かりました。
ゆまのアパートの玄関に着きました。
本当はずっと一緒にいたいけれど、今はその時ではありません。
「ゆま」
「……は、はい」
「それじゃ寒いから風邪引かないように、すぐお風呂に入るんだよ」
彼女は驚いたように「えっ」と声を漏らしました。
引き止められると思っていたのでしょうか。
僕は彼女のそんな表情も胸に刻んで、微笑みました。
「じゃあ今日は会ってくれてありがとう、またLINEするね、バイバイ」
「え、あっ、うん……ばいばい…」
僕は振り返りたい気持ちを抑えて、雨の中へ歩き出しました。
手渡した焼き菓子が、彼女の孤独を少しでも埋めてくれることを願いながら。
●におい
トクン、トクン。
静まり返った廊下で、僕は自分の鼓動を聞いていました。
手に持ったエコバッグの持ち手を、少しだけ強く握りしめます。
(ゆま、大丈夫かな……)
昼間に電話をした時、彼女の声が少し枯れていたのがずっと頭から離れませんでした。
(電話では何でもないって言ってたけど…)
仕事が終わるとすぐ、駅とは反対方向にある洋菓子店まで走り、彼女が「おいしい」と笑っていたプリンを買いました。
本当は「中に入って看病させて」と言いたいけれど、彼女が自分のテリトリーに土足で踏み込まれるのを何より嫌うことを、これまでの感覚として知っていました。
ピンポーン。
チャイムを鳴らすと、少しの間を置いて、ガチャリとドアが開きました。
チェーンがかかったままの、わずかな隙間。そこから、少し顔色の悪い、でも相変わらず綺麗なゆまが僕を睨んでいました。
着ているスウェットもかわいい。
「……何の用?……大丈夫って…言ったでしょ」
少し掠れた、突き放すような声。
僕は精一杯、彼女を不安にさせないような穏やかな笑顔をつくりました。
「ごめんね。でも、これだけは渡したくて」
ドアの隙間から、ゼリーや飲み物、そしてあのプリンが入ったエコバッグを差し出します。
「中にはスポーツドリンクと、消化のいいゼリー。それから、ゆまが前においしいって言ってたプリンも」
ゆまは受け取ってくれましたが、その瞳にはまだ鋭い警戒の光が宿っています。
「…………ありがと…でも…一応言っておくけど、こんなので機嫌取れると思わないでね。私、和泉くんのこと別に…なんでもないし…」
こんな時でも警戒を怠らない、そして心に刺さる言葉。
でも、不思議と悲しくはありませんでした。
彼女がそうやって虚勢を張るのは、自分を守るためなのだと分かっていたからです。
逆にそう思わないとやってられませんでしたが。
「ゆま……えと、具合が悪い時くらい、誰かを頼ってもいいんだよ…それは僕でなくても…じ、じゃあ、お大事にね」
「………………………………」
「…………えと、ゆま?」
一瞬、沈黙が流れました。
ゆまは何かを待っているように、僕をじっと見つめています。
熱っぽく、ほんのりと紅潮した顔、普段のきちっとした服装からはおよそ想像できないスウェット姿、ぼさぼさの髪…すべてが新鮮で…(めちゃくちゃかわいい)不謹慎にもそんなことを思ってしまいました。
顔をもっと近くで見たい、身の回りのこともしてあげたい、ゆまが治るなら僕にうつしてくれたって構わない。
けれど…けれど今の僕がすべきことは、彼女の「一人の時間」を守りながら、独りじゃないことを伝えることだけ。
「ドア、閉めていいよ。鍵、ちゃんと閉めてね。おやすみ、ゆま」
僕はあえて一歩下がり、背を向けました。
タッタッタッ、と階段を降りる自分の足音が、静かな夜に響きます。
(……やれやれ…嫌われちゃったかな。でも、プリン、食べてくれるといいな)
その頃、閉まったドアの向こう側で、ゆまは暗い玄関に座り込んでいました。
エコバッグの中から、ふわりとかなでの匂いが漂ってきます。
(和泉くん家のにおい…かなでくんのにおい)
石鹸と、彼自身の穏やかな体温が混ざったような、ゆまが「いい匂い」だと認めたくない、大好きな匂い。
(……ホントに帰っちゃった……言い過ぎた…かな、嫌われちゃったかな……)
あれだけの悪口を並べ立てましたが、今、彼女の胸の奥は不思議な温かさで満たされていました。
袋の中からプリンを取り出すと、表面に丁寧な字で書かれた付箋が貼ってあります。
『ゆっくり休んでね』
(……本当に…バカ真面目……でも、このプリン食べたかったやつ……治ったら……本当に一言だけ、スタンプ一個くらいは送ってあげても…いいかな、うん……勘違いしないでほしいけど)
ゆまは、熱のせいか、それとも別の理由か、赤くなった頬を手のひらで押さえました。
今までの男たちには感じたことのない、静かで、けれど抗いようのない胸の高鳴り。
「……熱、上がってる…かも…かなでくん…」
小さな呟きが、静かな部屋に溶けていきました。
ベッドに移動したゆまは、かなでが置いていった目に見えない温かさを抱きしめるようにして、ゆっくりと目を閉じました。
●かなでくん
「和泉くん、お待たせ、いつも早いね」
ゆまから誘ってくれた食事デート。
待ち合わせ場所に現れたゆまは、ブラウンのワンピース姿に上着を羽織っています。
清楚な服装を着ていても、彼女が動くたびに、その豊かな胸のラインが存在を主張します。
本人は全く無自覚なのが、余計に周囲の視線を煽っていることに気づいていません。
(ホントに可愛い……)
じっと見つめすぎたようで「な、なに……?」と訝げに尋ねてきます。
「すごく似合ってる、ゆまのためにあるワンピースみたい、すごくかわいい」
「!や、そ、そゆのは……いいから……い、いきましょ」
そう言って店とは反対方向へ進んでいきます。
「え、ゆまこっち…」
「え?あ、そだね、えと、あっ、ち、地図アプリが間違えてたみたいね、いきましょ」
ゆまは変な動きをしながら、どこか落ち着かない様子で前髪をいじっていました。
「改めて誘ってくれてありがとうゆま」
「……べ、別に……その、借りを作ったままにするのが嫌だし、前の差し入れやプリン代、ちゃんとお返ししなきゃだし……へ、変な意味はないよ…」
少し尖った声。
でも、そうやって理由を探してまで僕を誘ってくれたことが、僕にはたまらなく愛おしいのです。
「行こ」
短く促されて、僕は彼女の少し後ろを歩き出しました。
食事中も、ゆまは「変に期待しないでね」と釘を刺してきます。
けれど、時折見せる真面目な横顔や、美味しそうにデザートを頬張る姿を見ているだけで、僕は十分幸せでした。
夕食を終え、駅ビルを歩いていた時のこと。
「ちょっとお手洗い。待ってて」
ゆまがそう言ったので、広場のベンチで待つことにしました。
ぼーっと彼女を待っていると、カツッ、ガリッという嫌な音が聞こえました。
「あ……っ、どうしよう」
見ると、近くを歩いていた女性のヒールが、側溝の隙間に深く挟まってしまっています。
女性は困り果てて、無理に足を抜こうとしていました。
「あ、動かさないで。無理に引っ張るとヒールが折れちゃうから」
僕はとっさに駆け寄り、そのまま膝をつきました。
ハンカチを広げ、ヒールを脱いだ足を置くように言います。
そのままゆっくり、まっすぐに、指先が少し汚れましたが、そんなことは気になりません。
「……あ、取れた。大丈夫?怪我してない?」
丁寧に靴を引き抜き、手渡すと、彼女は顔を赤くして「ありがとうございます……!」と何度も頭を下げてくれました。
無事に解決して良かった、と僕はほっとして立ち上がります。
(……あ、ゆま、そろそろ戻ってくるかな)
そう思って、彼女が向かった方へ視線を向けた時です。
そこには、僕たちをじっと見つめているゆまの姿がありました。
「……ゆ、ゆま?」
声をかけようとしましたが、彼女の表情がいつもと違います。
どこか怒っているような、でも、泣き出しそうな……。
彼女は何度か深呼吸をすると、仮面を被り直すようにスッと表情を消して、こちらへ歩いてきました。
コツ、コツ、コツ。
ヒールの音が、静かな広場に硬く響きます。
いつかの雨音よりも、その音は僕の胸をざわつかせました。
「お待たせ、和泉くん。……何してたの?」
戻ってきたゆまの声は、少しだけ低く、冷ややかでした。
僕は慌てて、膝についた汚れを払いながら立ち上がります。
「あ、ゆま。おかえり。この人のヒールが挟まっちゃってたみたいで、今取れたところなんだ」
ありのままを説明しましたが、ゆまの表情はまだ晴れません。
すると、助けた女性が僕とゆまを交互に見て、不思議そうに問いかけてきました。
「あ……もしかして、彼女さんですか?」
心臓が跳ねました。
「彼女」
名目的にはそうですが、さっきまで「好きでもなんでもない」と言われていたばかりです。
「えっ、あ、ええと……」
僕がどう答えるべきか迷い、言葉を詰まらせたその時でした。
「そうです♪」
耳を疑うような、弾んだ声。
ゆまが、見たこともないような完璧な笑顔を浮かべて、僕の隣に一歩踏み出してきました。
そして、ギュッと僕の右腕を、彼女の両腕で包み込むように抱きしめました。
「彼、私の自慢の彼氏です。ね、和泉くん?」
「……えっ!?ゆ、ゆま……!?」
喉から変な声が出ました。
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(2020年05月28日)
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