体験談(約 7 分で読了)
【高評価】(二)最近彼女に二股されて振られた俺が総務のアイドル社員と新宿のラブホに閉じ込められた件…の続き
投稿:2025-10-01 19:11:44
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かなり昔の話である。我が不動産業界は平日休なので入社以前の人間関係からは乖離しやすく、その分、社員同士は公私ともに仲が良かった。社内結婚率は60%強、但しチャンスは1回限り…一度社内恋愛に失敗すると次はない…そう認識していたんだけどなあ…――――「それじゃ京子ちゃんの大学同級…
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「…み…三月くん…お…おねがい…ほんと…離し…あ!あっ!あっ!あっ!あ〜〜」
離さない…抜かない…朝起きてからずっと…ヒロミちゃんは俺の腕の中で蕩け続けている。
ふと持ち上がって来るらしいヒロミちゃんの理性も…俺の腰の動きで一瞬で霧散して、彼女はどうしようもなく俺の腕の中で喘ぎ続ける。
昨日から4度も精を放てば、もうずっといくらでも動き続けられる…ヒロミちゃんの香しい女の子の匂いが一層強く俺を包みこんでいる。
「あっ!あっ!もう〜、み…三月くんのバカっ!…あ!…あ!………ああああああっ…あああああああっ!…あっ…いっ…いくっ…いくいくいく………い……っくぅ〜〜〜っ」
まだまだ離さない…何度でも…ヒロミちゃんは腕の中で小さな身体を震わせ続ける。
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…なんて…
…思ってても…
終わりは来ちゃうんだよね…
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「………バカっ」
「………ごめんって」
新宿2丁目の場末の純喫茶…隅のボックス席で…俺はヒロミちゃんに睨みつけられて小さくなる。
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延々と続くかと思われたラブホでの情事…ふと見たベッド脇のデジタル時計が会社の始業時間が近いことを教えてくれて、名残惜しいけど俺の怒号を抜いた…その瞬間!
ドンっ!!
思いっ切り押されてびっくりする俺を尻目にバスルームに逃げ込むヒロミちゃん。
そして…
「…三月くん!…シャワー交代!…着替えて待ってるからねっ!!」
強い口調のヒロミちゃんの瞳には、いつもの理知的な光が灯っていて…俺はこの非日常な時間が終わってしまったことを実感させられていた。
―
時間差で会社に仮病連絡を行った後、すっかりいつもの調子に戻った俺達…
「お話があります!逃さないからねっ!」
いや…逃げようがないですよ…ヒロミサマ。
既に俺の頭に中にも【現実】ってやつが押し寄せていたんだ。
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「…赤ちゃん出来ちゃったら…責任とるよね!」
「もちろんですよ…ヒロミサマ」
「…言い方軽い!…三月くんのバカっ!!」
「そんなこと言われたって…」
いや…反論はやめよう…百倍になって返ってくるだけだ。
「あの…出来ていたとして…河村先輩とのお子様の可能性は…」
「正博くんとはいつも避妊してるもん!」
「…」
河村先輩の避妊って…出すときは外で出す!…っていう…避妊になってなってないやつじゃん!
「…何回やっても出来ないんだから上手くやってんのよ!…それに」
「…それに?」
「…本当に出来ていたとして…三月くんの子かもしれない赤ちゃんを正博くんとは一緒に育てられないよ…」
なるほど…他人の子の可能性があってもそれ込みで面倒を見ろと…
「…はい」
「絶対だかんね!」
「…ところでですね…次の生理のご予定は…」
「…秘密!」
「ひ…ひでえ!」
「しばらく怯えてたら良いのよ!…それと」
「…それと?」
「…生理が来るまで…あたし正博くんとは会わないから…」
「…」
「誘われたら、三月くんがのっぴきならない相談があるとかで先約がある…と言って断るから」
「…へ?」
「シナリオを考えて今日中に連絡すること!」
「…理不尽な…」
「なんか言った?この淫獣!」
お陰様で…河村先輩には俺の愛子ちゃんへの失恋話は筒抜けだから…その辺りを絡めて話せばしばらくは何とかなりそうだけど…
…だめだ…ヒロミちゃんには…今まで以上に頭が上がんなくなる…ヒロミちゃんの糾弾は…しばらく止まりそうになかった。
「…それと…肝心要な話があるんだけど」
「…なんすか?…河村先輩への言い訳以上に何かあるとは思えないんだけど」
「昨日のこと…ヒロシくんや京子ちゃんには…何て言うつもり?」
「あ〜、それはですね…考えてあるんですよ」
そっちの言い訳は既に出来ていたんだ。
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「…バカですか?インポなんですか?あんな可愛い子と一晩中一緒にいたくせに…」
「うるさいわ!」
翌日の日曜日、横浜の現場に出社した俺は、案の定、ヒロシからの質問攻めにあっていたのだけれど。
「確かにホテルにはファミコンソフトがいっぱい有りましたけど、何でよりにもよってテニスゲームなんか選んじゃうかな…」
「…お互い負けそうになるとリセット押しちゃうんだけどそれでも勝負がつくまでやめさせてくれないからさ…眠れなくなっちゃって…朝方ヘロヘロでもう会社も休んじゃおう…と」
「ほんと子供ですね三月さん。信じられません」
「お前がオコチャマと嘲笑っていたとヒロミちゃんには伝えとくわ!」
実は…俺とヒロミちゃんのテニス部リアルペアは、ダブルスパートナーとしては無類の相性を誇るんだけど、シングルスで向き合うとちょうど実力が拮抗する上にお互い負けず嫌いなんで
『罵り合いながら延々とラリーを続けるバカップルペア』
として社内では周知されていたんだよね。
それにしても…あっさり信じてもらえましたよヒロミさん…俺達って…よっぽどオコチャマだと思われてるんだね…
「それはそれとして…」
「…ギクッ」
「お前らはどうしたんだよ」
「…」
「…」
「い…いやだなあ…俺達は三月さんたちがさっさと部屋に行っちゃったから諦めてタクシーで帰りましたよ」
「…嘘だね…俺達がチェックアウトの際に、連れのカップルは?って聞いたんだよ。お前らほぼ始発時間でチェックアウトしたんだよね」
「あ〜バレてたのか〜」
「そんな嘘をかますってことは…お前らまさか」
「はい…」
「…」
「やっちゃいました…どうしましょう…」
どうやら…こっちのカップルものっぴきならなくなっているようだった。
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「あ〜、こっちも京子ちゃんから聞いたよ」
流石に1人では抱えきれず…その日の夜、俺はヒロミちゃんに泣きつきの電話を掛けていた。
「京子ちゃん、大分焦燥していたよ」
「…それはそうでしょ…あの子明確に婚約者がいるんだから。…たださ…」
「?」
「…社内で誰にも言ってないんだけどさ…ヒロシも相方の美幸ちゃんっていう他社の彼女と…結納寸前なんだよね」
「え…え〜っ!」
そう…二人ともヤバさは…俺達の比じゃないんだよね…
「…明日…京子ちゃんと飲むことになってて…三月くんに付添いを頼もうと思っていたんだけど…」
「実は俺もヒロシから泣きつかれていて、ヒロミちゃんに付き合って貰いたかったんだけど」
「…」
「…」
「明日の夜は…一緒にやるしか…ないね」
「うん…はあ〜」
明日月曜日は俺達にとっては休日前…ちなみに河村先輩からは当然のようにヒロミちゃんにはデートのお誘いがあったみたいだけど、ヒロシたちののっぴきのなさが半端ない状態にさすがの先輩もあっさり引き下がったようだった。
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「このドスケベ!欲情猿!!どうすんのよ!!」
「お…お…お前が言い出したんじゃないか!!バスルームから半裸で、出来るもんならやってみたら…って!」
のっけから罵り合いですか…そうですか…想定通りですね。
流石に職場の近い新宿でやるわけにいかず…今回は池袋東口の…馴染みの半料亭居酒屋で奥座敷を押さえていた。
「お前らさ…ここなら少しぐらい大声を出しても良いけどさ…会社名とか名前とか…個別情報なんか叫んだら流石に怒るからなっ!」
「…きっと大丈夫だよ三月くん。ヒロシくんコンドームは使ったんだって。流石の理性だよねっ」
「…」
ヒロミちゃんの目が…この!避妊も忘れた淫獣がっ!!…と叫んでいた。
「…だ…だって、シャワーの前の会話で言ってたじゃん、お前なんか美幸のスレンダーボディの比じゃないんだよ!…って!!」
「だからって…ご丁寧に乳首まで見せることないじゃん…ピンクの小ぶりでえらいドストライクな…」
「い…い…いきなり押し倒してくるんだもん…し…しかも…最初から全力でく…クンニとか…あんなの反則!!」
「何が反則なんだよ!」
「く…く…クリ吸い出しながら両乳首を捻り上げるなんて…一瞬で理性が飛んじゃったじゃん!!」
…うん…多少の大声は聞こえない座敷を用意して貰ってるけど…下ネタ全開だなお前ら!
「…へえ…ヒロシくんって、クンニ出来る子なんだ…良いなあ…」
「なんだよ…河村先輩にしてもらってないのかよ」
「ないんだけど…三月くんには言われたくないかも」
「…」
「…あたしさ…クンニ出来ない男ってクズだと思ってるんだよね」
…ヒロミちゃんの目が…あんただってさっさと挿入してきたよねっ!と訴えている。
…でもさ…寝ぼけた俺はともかく…河村先輩がクンニをしないのも…なんとなく想像がつくんだよな。
…ヒロミちゃんの女の子の匂いに包まれて、その潤んだ瞳に見つめられながら…濡れそぼった秘所に気がついちゃったら…そりゃ犯すしかなくなっちゃうんだろうと。
「ヒロシのバカっ!…あたしが理性を無くしてるのを良いことに3度も体位を変えてっ」
「酔っぱらってて中々イケなかったんだもん。しょうがないだろ!」
「30分も挿れてることないじゃん。お陰で…気絶しちゃったんだから!」
「ふ〜ん?30分か…長いね〜」
「…」
…ヒロミちゃんの目が、あんた30分どころか2時間位…夜だけで3度も出したよねっ!と糾弾している!!
「…京子ちゃん始発であっさり出ていっただろ…起きたら1人でびっくりしたんだぞ」
「うん…それはごめん…何か顔を合わせられなくってさ…有人の受付だったから頼み込んで先に出させて貰ったんだ」
「最初は夢かと…でも…夢じゃないんだよな」
「…うん」
そして…散々色ごとを叫んでいた二人は、突然、俺達に向き直って
「…俺達どうすれば良いんでしょう」って…
…毒気抜かれすぎて…もう俺もヒロミちゃんも何とも…言えなかったんだ。
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明日から2日間はお休みだ…頭を冷やそう…そう言って俺達は今日の飲み会を終了させた。
「ヒロシくん…京子ちゃんをタクシーで送っていくって…大丈夫なのかな…」
「…俺が…送っていくべきだったかな…」
「…」
大丈夫なのかは分からない…だって…もしもあの2人がもう一度身体を合わせてしまったなら…もうそれは単なる偶然とは言えなくなってしまう…
「ヒロミちゃん練馬だったよね…送っていくよ…」
「…」
「…ヒロミちゃん?」
一瞬…ヒロミちゃんの瞳が…北口のラブホ街に向いたような気がした。
「…テニスが…したいな…」
「…え」
「三月くん!」
「は…はい」
「明日…テニスをしましょう」
「う…うん…どこで?」
「……伊豆の修善寺に行こう!」
「それ…泊まりに…なっちゃう…よ?」
「うん!」
そう言うと小柄なヒロミちゃんの身体がするりと俺の胸元に滑り込んできて…ヒロミちゃんの匂いが俺を包みこんでくる。
全然他人事じゃない…俺達の関係も…のっぴきならなくなっていくのか…でも…行かない選択肢は…俺には無かったんだ。
(続く)
翌日の火曜日、自他ともに糾弾されるレベルの【雨男】の俺にしては雲一つない快晴…「なんか…良くないことが起こるんじゃないだろうな」思わずそんなことを思ってしまう天候だった。伊豆の修善寺には、うちの会社の同系列のリゾート会社が提供してくれているスポーツ施設並列の保養所がある。普通に考えれ…
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(2020年05月28日)
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