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サンクチュアリ

投稿:2020-08-07 08:52:03

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名無し◆ITIChCM(神奈川県/20代)

去年の10月、大学の学園祭が無事に終わってサークル仲間と打ち上げで盛り上がったまでは良かったが、解散が遅くなりすぎてしまい、最後の乗り換えでホームに駆け込んだらもうすぐ終電の時間だった。この駅はターミナル駅で乗り換えもあるが、場所がかなり郊外なので、既に日付も変わっているこの時間ではもう誰もおらず、ホームは寂しいくらい静かだった。

終電が来るまで20分近くあるのでベンチにでも座ろうとしたのだが、ふと見るとホームの端にある待合スペースの椅子に座っている女性が見えた。背もたれに寄りかかって目を閉じており、寝込んでいるらしかった。

「あれ、寝てるのか?もうすぐ終電来るぞ……」

ひょっとして飲み過ぎで潰れてしまったのかもしれない。そうなると起きられずに終電を逃す可能性は高い。気になったので声を掛けてみようかと近づいて行った。

待合スペースに近づいてみると、白いダウンジャケットを羽織り、黒いプリーツスカートを履いたかなりの美女だった。少しポッチャリしていて脚も太めだが、顔は田中みな実によく似ている。胸はCカップくらいあるだろうか。ジャケットの前が広がってピンクのシャツが見えていたが、脚もかなり広がっており、いかにもだらしなく寝ている感じだった。

ここで待合スペースに入って一声掛ければ起きるかもしれない。だが、美女の脚が開かれている光景を前に、良からぬ考えがふつふつと沸き起こっていた。

「向かいの椅子で少しかがんでみれば、スカートの中が見えるんじゃないか……」

女のスカートは膝上20センチはありそうな超ミニ丈で、プリーツが垂れ下がってやっとパンティーを隠している感じだったのだ。田中みな実似の美女のミニスカートの中。男なら誰しも覗いてみたい光景だろう。だが、すぐにも向かいの椅子に腰かけてみる気にはならなかった。彼女はよく見ると腕組みをしており、右手にはスマホを持っていたからだ。

オレはこの時、最近YouTubeで見た昔のドラマを思い出していた。

ちょうどこんなシチュエーションで、サラリーマンの男が女の向かいに座った挙句、スカートの中が見たくなり、盗撮しようとスマホを構える。だが実は女は狸寝入りで獲物を待ち構えており、男は明らかな盗撮体制を撮影される。近くには駅員もおり、これから強請られるか突き出されるか、恐怖の幕が上がる……。

時間は僅か5分くらいだが、現実にありそうな恐怖をよく描いたドラマだった。

特に怖いのは女のしたたかさがよく表れていたラストシーン。撮影に成功した後も姿勢を変えず、駅員を見やった視線をゆっくり男に戻してから、おもむろに脚を閉じるのだ。まだチャンスはある、この隙に覗ける……そう期待させた末に、絶対見せないわよと言わんばかりにピタッ、とチャンスの扉を閉じ、男に問いかける。

「どうする?」

男の目線で撮影されたこのシーン、まだ見える、まだ見えると思いつつすくんでしまって動けない男の気持ちがひしひしと伝わってくる名シーンだった。

もっともここでスカートの奥から僅かに撮影用の黒いハーフパンツが見えてしまっているので、嬉しい反面少し興醒めなのだが。

さて、彼女はいかにも撮影スタンバイをしてそうなこの状況、下手にスカートの中を覗こうとすると、俺もあの男と同じ運命になるかもしれない。これほどの美女のスカートの中、是非とも見てみたいが、どうしたものか…。

しばらく迷ったが、上手くいきそうな方法を思いついたので、意を決して挑戦する事にした。

元々大学でもミスコン出場者やサークルのマドンナなど、有名な女の子のスカートの中を盗撮してきたくらいなので、無音で撮れるムービーのメリットは分かっている。それにこの女は目を閉じているから、待合スペースに入っていないオレの存在には気付いていないハズだ。

オレはその場から一旦離れてスマホのムービー撮影を開始すると、まずはズームして彼女の全身をバッチリ収めてから、待合スペースに入っていった。

こんな時ナチュラルに振る舞うには、最初に感じた通りにするのがベストだろう。いかにも心配をしているような素振りで近づいて声を掛けた。

「お姉さん…お姉さん…次終電ですよ…」

だが起きない。本当に寝てるとしたら、かなり熟睡してるのだろう。

これはイケる。オレは確信した。

もう一度近くに誰もいないのを確認すると、彼女の前に立って耳に口を近づけるように距離を縮める。そしてその隙にスマホを…女のスカートの中に差し込んだ。

平静を装いながらも心臓はバクバク音を立てている。視界を覆うように立っているので、脚の間に置いてあるスマホは下を向かない限り見えないハズだか、それでも急に目を開けやしないか、気が気ではなかった。

5秒ほど撮影してスマホをポケットに収め、諦めたように離れて待合スペースを出た。そしてムービーを切ると、気にはなるので一応少し離れたところにいた駅員に彼女の事を伝えておいた。

しばらくすると終電が来たので、ようやく乗り込んで椅子に座り、急いでムービーを確認した。座っている彼女の全身から始まり、その後は床が映っているだけだったが、やがてミニスカートとピチピチのフトモモがフレームインした。

「もう少し、もう少し!」

そして次の瞬間、いよいよ待望の光景が映し出された。

パステルピンク!

彼女はこれほどの超ミニスカートでありながら、パステルピンクの生パンティー1枚だったのだ。フロントに小さなフリルがついた可愛らしいパンティーだった。またしても鼓動が高まるのを感じたが、今度は怯えのない、爽快な興奮だった。

「今夜は寝られそうにないな」

そう思いながら、動き出した電車に揺られていた。さっきの待合スペースを見ると、もう彼女はいなかった。盗撮した相手が同じ電車に乗っていると思うと興奮もひとしおだったが、さすがに怪しまれるので、探してみることはしなかった。

最後に、電車を降りてホームを歩いていたら、彼女が車内にいるのが見えた。またも寝ていたが、脚はちゃんと閉じられていた。

「おやすみ。ピンクのパンツありがとね」

オレは小声で呟いて退散した。

その夜は本当に寝られなかった。

-終わり-
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