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官能小説・エロ小説(約 131 分で読了)

初桜と共に散る、君の知らない場所(完)(16/21ページ目)

投稿:2025-07-27 00:16:14

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本文(16/21ページ目)

私は立ち止まったまま、まだ濡れた髪を手でいじっていると、K男がゆっくりと近づいて軽く耳元で囁く。

「お願い、ちゃんと隠すから」

その声に、胸の奥がひどくくすぐったくなり、小さく息を吐いてから、ベッドの端に腰を下ろした。

三人が並ぶ。

手で顔を隠すように言われ、それぞれが自分なりの仕草で目元を覆う。

A子は指の隙間からいたずらっぽくカメラを見上げて、R子は素直に隠したまま。

私は手のひらで静かに顔を遮りながら、目線だけをK男に向けていた。

シャッターの音が、カシャリと響く。

並んだ三人の首筋から太ももまでが、静かに切り取られた。

「はい、おしまい」

S男の軽い声で、撮影は終わった。

私たちはゆっくりと手を下ろし、顔を隠していた腕を解く。

K男とS男は、並んでスマホを覗き込んでいた。

「いや、そんなか?」

「今日してないだろ、お前」

そんな小声が、ときどき漏れている。

私たちは、裸のままベッドに腰をかけていた。

A子がぽつりと

「え、てかさ……どっち派?」

それに、R子が笑って返す。

「並んでるとなぁ、違いよく分かりますよね」

二人の言葉の意味が、耳の奥に引っかかったまま、視線が勝手に動いた。

K男と、S男。

タオルも何も巻かずに立っているその身体。

二人のおちんちんが、スマホ越しに会話をする距離で、並んで揺れていた。

K男のものは、浴室で見たときよりだいぶ収まっていたけど、それでも厚くて、重さが伝わるような存在感があった。

S男のは、すらっと長くて、張り詰めた先端は、ピンポン玉のように大きい。

比べちゃいけない。

そう思いながらも、私は交互に、そっと視線を滑らせてしまう。

A子とR子が冗談っぽく笑い合っている。

「私、こっちかなぁ」

「分かりやす〜い」

R子とA子はそのまま、笑いながらS男の隣に自然に寄っていく。

裸のまま、肩が触れ合い、笑い声が混ざる。

「R子、くる?」

K男が軽く手を伸ばし、R子がちらりとS男を見る。

「んー、もうちょっと起きてようかな?」

「そっか」

K男は短く返した。

拒むでもなく、ただ、自然に。

そのやりとりを、私は少し離れた所で見ていた。

K男は今度はこちらを見る。

「くる?」

小さく問われて、私は頷いた。

二人でベッドに入ると、K男は何も言わず、私の背中に腕を回してきた。

全ての肌が触れ合い、鼻息すら聞こえてくる。

「……さっきの、どういう?」

K男がスマホを取り出し、画面を私に向けた。

「見てみる?」

少しだけ緊張しながら頷く。

画面に映るのは、S男のインスタのストーリーだった。

三人が並んで座り、首筋から太ももまでが写された写真が表示される。

最初はA子の写真。

胸を隠すようにコメントが映る。

「やっぱり馴染んでるのが一番」

「今日はタイミング合わず!」

続いてR子の写真。

また胸の部分にコメント。

「口めっちゃ上手」

「結局許可くれた中も口も良」

そして最後は私の写真。

「未使用。胸はマジのレアもの」

「リピ確。久しぶりの当たり」

見つめながら、私は言葉を飲み込む。

K男が画面をスッと閉じて、真っ直ぐに私を見つめた。

「一言だから言い方はキツく感じるかもしれないけど……惚れたのはホント」

そう言いながら、ゆっくりと唇が重なった。

「その……私だってバレないですよね……?」

それを聞き、K男は、今日触った私の全部を確かめるように撫でていく。

太ももの内側、脇腹の柔らかいところ、胸のふくらみの端。

「こことか、こことか。あと、これとか。俺以外に知ってるやついる?」

私は、少し迷いつつ、小さく首を横に振る。

K男の手が、私の髪をゆっくり撫でる。

その指先の感触に、少しずつ呼吸が深くなっていく。

「じゃあ、大丈夫。明日、講義は?」

「二限から……たしか」

「じゃあ、起きたらエッチしよっか」

声はふわっとしてて、半分冗談みたいだけど、私はすぐに小さく首を振った。

「さすがに……疲れました」

「じゃあ早く起きた方が、好きに何してもいい、とかにする?」

「……それ絶対、罠じゃないですか」

「罠ってなに」

「絶対早起きします」

思わず笑いながらそう言うと、K男はおかしそうに肩を揺らした。

「早起きしてエッチする?」

「違います~」

「じゃあ、何すんの」

「……それは、その……内緒です」

K男がニヤリと笑う。

私はうつ伏せに顔を埋めて、ごまかす。

「じゃあ、俺は起きないかも」

「……ずる」

ぽつりと呟くと、また背中に腕が回ってくる。

呼吸の音だけが静かに重なっていって、だんだんまぶたが重くなる。

隣のベッドの方で、誰かの動きと声がぼんやり聞こえるけど、もうよく分からなかった。

「ほんと……」

ふいに耳元で囁かれ、振り返ろうとしたけど、もう眠気が勝っていた。

――いつ、寝てしまったのだろうか。

目を開けると、見慣れない天井がぼんやり視界に入った。

カーテンの隙間から朝の光が差し込み、ゆっくりと輪郭が浮かび上がる。

肌に触れる布団の感触も、微かに香るシャンプーの匂いも、全部、いつもの朝とは違っていた。

……ここ、どこだっけ。

寝返りを打とうとしたとき、目の前にK男の顔が現れた。

「……っ」

思わず、声が出そうになる。

一瞬の混乱。

そして、思い出す。

夢じゃなかった。

罪悪感が喉の奥をくすぐるけれど、それよりも、少しだけ大きな幸福感が、胸の奥にゆっくり滲んでいく。

静かに息を吸って、K男の腕の中に潜り込もうと、そっと身を寄せた──

その瞬間、膝が何かにコツンと当たる。

「──あいたっ」

布団の中から、小さく聞こえた声に、私は一瞬固まった。

恐る恐る、布団の端を指先でつまみ、ゆっくりとめくっていく。

「蹴んないでよ〜」

柔らかい声で、R子が顔をのぞかせた。

「えっ、ちょ……R子……?なんで……?」

戸惑う私に、R子はくすっと笑って、布団をさらにめくった。

その視線の先、R子の手は、K男のおちんちんを、しっかりと握っていた。

そして、R子は肩をすくめてみせる。

「する?」

まるで、お菓子でも勧めるみたいに、さらりと。

K男のモノを握ったまま、誘うように横に揺らす。

私は目を逸らしそうになりながらも、じっとR子の誘いを受け止めた。

「……ちょっとだけ、ね」

声が震えているのが自分でもわかる。

R子と私は、自然と彼の足の間にうつ伏せになる。

布団の中に二人でくっつくと、じんわりと漂う濃厚な男の匂いが鼻をくすぐる。

暖かくて、どこか甘い、その匂いに思わず顔が熱くなる。

R子の手が再びK男のモノに触れ、その動きに合わせて私も手を伸ばす。

手を動かすたびに、K男の匂いが鼻をくすぐって、胸の奥がじんわり熱くなる。

息が少し荒くなってきて、気づけば汗ばんでた。

「あついね」

「だね」

R子と顔を見合わせてから、ふたりで布団をそっとめくる。

匂いは少し薄れて、でも代わりに、肌に直接触れるK男の身体の熱がより強く伝わってくる。

R子の手の動きを、そっと真似る。

ただ上下させる動きから、どんどん大胆になっていく。

カリ首の部分を、親指と人差し指の間の皮膚を使って刺激したり、裏筋の部分を、指先で優しく揉むように押したりする。

そのたびに、小さくぴく、と跳ねる反応が伝わってきて、より大きく、硬く、じんわり熱くなっていく。

すると、先端から、透明な液がじわりと滲んだ。

R子がそれを指先でぬぐい、そのまま迷いなく舌を這わせて舐めとる。

その動きに、心の奥がわずかにざわついた。

R子がくすりと笑って、私の手に視線を落とす。

「こうすると、また出るんだよ」

そう言いながら、彼女は根元を軽く握り、ゆっくりとしごくように力をかける。

すると、本当に、また先端から透明な雫がにじむ。

「美味しいとかそんなんじゃないけどね」

それを聞きつつも、私はそっと顔を近づける。

舌先でその滴をすくい取ると、ほんのりとした塩気と温度が、静かに舌の上に広がった。

喉を鳴らし、飲み込む。

「美味し?」

「……あんまり」

「だよね~」

そのままK男のを撫でつつ、R子と話す。

「今日二限?」

「うん、R子は?」

「一限。もうたぶん間に合わないかな~」

「そう、だね」

「でも病院行かなきゃだし」

「病院?」

「E子もだけど、昨日ナマだったし、さすがに貰いに行かなきゃでしょ」

「……あっ。あ、そっか。そ、そうだよね」

「一緒に行かない?」

「え、一緒に行っていいのかな」

S男は、黙ったまま私達の会話を聞いていたようで、気づけばすぐ後ろにいて、無言のまま、するりとR子に覆いかぶさる。

「どこに行くの?」

「ちょ、重たいですって……っば」

腰を押し付けつつ、R子の乳首を撫でている。

私はそれを見ていると、おちんちんを握る手に無意識に力が入る。

「ね、E子ちゃん、どこ行くの?」

「あ、えと。病院でお薬を」

「体調悪かったりする?」

「あ、いえ、その……」

「K男さんに、昨日中に出されたんで」

「R子もそうだったんだ。じゃ、いっか」

S男はR子の下半身に手を伸ばすが、私からははっきりと見えない。

だが、R子が甘い声を漏らし始める。

「E子ちゃんも、する?」

S男は静かに、煽るでもなく、試すでもなく、指先を見せてくる。

R子はK男のを触る手を止めてまうほど、俯いてS男の指使いを味わっている。

「その……あんまり慣れてないので……」

視線を落としたまま、そっと小さな声で。

「……ゆっくりめで……お願いできますか?」

丁寧に指が這う。

柔肉を開かれ、無防備にされたクリトリスを挟まれ、揺らされ、声が漏れる。

「K男より丁寧で……A子先輩がハマるのわかるぅ……」

心地よさそうにR子が呟く。

「……勝手に入れたら、K男に怒られるかな」

「うわ、それ、言い訳に使います?」

「ね、R子。いい?」

「どうぞご自由に、ってやつで」

S男はゆっくりと体を傾け、R子の太ももの間におちんちんを挟みこむ。

視線を下の方にやると、長くて逞しいそれが、R子の太ももの間をゆっくりと動いているのが見えた。

その光景に思わず小さく息を漏らすと、S男は穏やかな声で問いかけてきた。

「E子ちゃんも、興味ある?」

私が一瞬迷うと、R子がちょっとからかうような口調で囁く。

「どうする?ちょっとだけ感じてみる?」

「じゃあ……ちょっとだけ」

それを聞くと、R子はくすっと笑って私の肩を軽くつついた。

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(2020年05月28日)

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