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『花摘みの女、被目撃談』

投稿:2023-09-20 17:10:25

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変態紳士x◆EZV3QAE(石川県/40代)
前回の話

「ブリブリっ」それは、排泄の際に耳にする由緒正しい効果音だが、実際に目の前で聞かされれば、正しいオノマトペであると実感するものである。水も滴るような瑞々しさと、陶磁器を思わせる白さを伴った、まさに美尻と呼ぶべきその中心部から、「ブリブリ」と音を立てて、排泄物が飛び出し、その真下にこんもりと峰を作…

見られました。わたし、見られてしまったんです。

公園脇の植え込みの陰で、花を摘んでいた、その瞬間を。

突如として襲いかかってきた腹痛に耐えきれず、公園のトイレを使えないまま、野糞をしてしまった、その光景を。

「さっさとケツを拭いて、帰りなさいな」

そう言って差し出されたポケットティッシュを受け取り、指を震わせながら紙を取り出して、排便したばかりで汚れていた肛門を拭い始めました。

その一部始終は、背後に立つ男性に全て見られていたはずです。わたしのお尻の下にまるで山のように盛り上がって、臭いを漂わせている、大量の排泄物とともに。

でも、早くこの場を離れたいわたしには、そのことに気を向ける余裕はありませんでした。とにかく慌てて、何度か肛門を紙で拭い、名残がついているのか確認もしないまま、膝下まで下ろしていたショーツを引き上げ、スカートの裾を戻し、まるでネズミを見つけた猫のように、その場を駆け去りました。

アパートの部屋に戻ったわたしは、すぐにバスルームへと駆け込み、着ているものを脱ぎ捨てて、シャワーを浴びました。全身がベットリと、汗ばんでいたからです。

腹痛に苦しめられたことに加えて、排泄を見られた羞恥による、全身の火照り。それらが全て、汗になって、わたしの体をべとべとにしていました。

なによりも、一番懸念していたのは、お尻の状態でした。あれだけの排泄物を吐き出した肛門が、たった数枚の紙で拭っただけで、綺麗にできている自信はありませんでした。

「やだ、ついてる」案の定、排泄の名残はお尻に散らばっていて、指に不快な感触を残しました。多分、ショーツも汚れているはずです。

「うっ、うう」シャワーでお尻を洗い流しながら、わたしは情けなさに涙を流しました。いい歳をして、野糞をしてしまったばかりか、それを見られて、さらには後始末もろくに出来ないなんて。

「なんで、こんなことに」

わたしの意識は、不意の腹痛に襲われたその瞬間に、飛んでいました。

「グルル、グルルル」

お腹を壊したときの、馴染みのある擬音が下腹から込み上げて来たとき、わたしはバスの中にいました。

「冷たいもの、飲みすぎたかな」9月も半ばを過ぎて、日も短くなってきたというのに、相変わらず夏のような気温が喉を渇かして、わたしはつい、アイスコーヒーを痛飲してしまったのです。

「あ、やばい。これ、やばいやつだ」腹痛はまるで螺旋のような軌跡をえがき、それが腸内をかけめぐって、一気に肛門の裏側に集まってきました。

「ど、どうしよう。おトイレ」わたしはバスの中から窓の外に視線をやります。ビジネス街は既に抜け、住宅街に入り込んでいるところでした。

「我慢、できるかしら」わたしのアパートが近い、いつも降りているバス停までは、あと5つ程の距離です。時間にして、十数分というところでしょう。

「だめ。間に合わない」瞬時に判断したわたしは自分の部屋に帰り着いてからの排泄をあきらめ、降車のボタンを押し、とにかくバスを降りることにしました。それだけ、我慢のできない便意だとわかっていたからです。

「あそこの公園に、トイレがあったわね」わたしはおぼろげな記憶を頼りに、一番近い手洗いの場所に望みをかけていました。

「グルル、グルルル」「うっ、ま、まだ。もう少し、だから」唸りをあげるお腹をなんとかなだめつつ、滑稽なほどの内股で、日暮れ時を迎える人気のない公園内を歩きました。

「あった」そして、外れにある小さな建物を見つけました。男女共用ではありますが、紛れもなくトイレです。

「よ、よかった。これで、ウンチできるわ」わたしは、もう隠すこともなくお尻を手で抑えながら、トイレに向かいました。

「えっ、暗い」しかし、証明がついていないトイレの中は、完全に日が落ちたような暗さで、さらに個室は闇が広がっていました。

「や、やだ。怖い」まるでホラー映画に出てくるような、禍々しい暗闇がそこにあったのです。

「こんなとこじゃ、ウンチできない。できないわ」しかし、トイレを見つけたことで少し緩んだ便意の抑制が、激しい腹痛を呼び込んできたのです。

「グギュルルルル」「あっ、ひっ」「ブブッ」「や、やだっ」引き締めていたはずの肛門が内側からの圧力に負けて、濁った空気を吐き出しました。幸い、中身は出ませんでしたが、猶予のないことは明白です。

「も、もう、我慢、できない」かといって、このトイレは怖くて使えない。残された選択肢は、ひとつしかありませんでした。

わたしは両手でお尻を抑えながら、公園の脇にある植え込みに身を潜ませました。

「し、しかたないの。これは、しかたないの」と、自らに言い訳をしながら、スカートのすそを引き上げ、ショーツを一気に膝下まで引き下ろし、あらわにしたお尻を突き出すようにして、しゃがみ込みました。

「ブリブリブリブリ、ブリブリっ、ブリブリブリブリッ」「あ、はあああー」「ブリブリブリッ、ブリブリブリブ」「はあ、くっ、ん、んううー」刹那、肛門を一気に押し広げて次々と噴き出す排泄物の感覚に、わたしの意識は真っ白になりました。

「ブリブリッ、ブブッ、ブリブリブリブリッ」「や、やだ。まだ、でる。あ、ああっ」まるで、自分がポンプにでもなったような気分になりながら、「はあー、はあー、あ、はあー」と、口を半開きにして情けない吐息を混じえつつ、ブリブリと汚いものをお尻から地面に向かって、噴出していました。

「わたし、外でウンチしてしまった」「しかも、見られて。恥ずかしい」「なんで、我慢できなかったんだろう」バスルームに意識を戻したわたしは、シャワーを浴びながら何度も排泄の瞬間を反芻していました。

「え」そして、気がついたのです。「なんで。どうして、ここがヌルヌルになってるの」シャワーと指を股間に向けたとき、明らかに汗とは違う粘り気で糸を引いていました。

「た、たしかに、限界まで我慢してたから」「出すときは、すごく、気持ちよかったけど」その感覚を思い出したことで、股間を濡らしてしまったのだとしたら。

「が、我慢してたウンチで、感じるなんて」「違う。わたしは、そんなヘンタイじゃないわ」「違う、違う」そう言い訳をしながら、わたしは、指とシャワーの刺激を股間にたっぷりと浴びせつづけていたのです。

あの男性に見られた花摘みの瞬間を。してしまった野糞の一部始終を。

何度も、思い描きながら。

-終わり-
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