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体験談(約 34 分で読了)

【高評価】 【美優&優奈スピンオフ】美優14歳。「成長」…女ぽっくなりつつある少女は何を思う…【中学編】(1/6ページ目)

投稿:2022-12-30 22:40:41

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本文(1/6ページ目)

美優◆JUhYAyg(京都府/20代)
最初の話

【美優&優奈スピンオフ】美優12歳、幼き恋心〜愛するお方に抱かれる時…。ヒロさん非公認作品“思ひつつ寝ればや人の見えつらむ夢と知りせば覚めざらましを”(あの人のことを思いながら眠ったから夢に出てきたのだろうか。夢と知っていたなら目を覚まさなかったのに)…

前回の話

【美優&優奈スピンオフ】美優12歳。「告白」…未熟な少女の身体は男を求めるようになった。【中学編】ヒロさん公認作品・・ホンマに寒いどすなぁ。この後、御座敷が入ってますので、その前に投稿します。今回は和歌を入れるワンパターンはやめておきます。…

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【美優&優奈スピンオフ】美優14歳。「成長」…女ぽっくなりつつある少女は何を思う…【中学編】ヒロさん公認作品

12歳の暑い日、ウチは強制的にお婆はんの家に戻された・・・。

その空白期間のお話どす・・・。

一応、ウチが帰ってきたので、みんなで食事に出かけた。あの清春兄さんに連れ込まれた例の京都ホテルで。。。

お婆さん、お父さん、二人のお兄さんとウチの四人。

義母は殆どこういう集まりには来まへん。

ウチのあの方は苦手やし、義母もウチのことをよく思っていなかったから仕方おまへん。

「美優、久しぶりやな。元気しとったか?」

最初に声を掛けてくれはったのは長男の貴文兄さん。

「はい…」

「そうか、それなら良かった。」

淡々と食事をする四人。

耐えれない空間が続いた。

お婆はんが口を開く。

その言葉は酷い言葉どした。

「はぁ〜。この子、この歳で男をたぶらかしとったよ。」

驚く貴文兄さん。黙ってお酒を啜るお父はん。

「そ、そうなんか?」

「・・・」

清春兄さんは怪訝な顔で一言。

「けっ、アイツか」

「やっぱ、あの女の、子どもやねぇ〜、血筋は争えへんなぁ」

「お母はんには関係ないどすよ」

「オマエ、12歳で男の床に入って、何言うてんの?」

「美優、そうなんか?」

「そやかて、好きやったんどすえ・・・」

「好きとかなぁ〜、子供が何言うてんねん。」

「はぁー、お婆ちゃん、外に出したらあかんかったなぁ」

「ほんま、もっと早よに連れ戻せば良かったわ」

こんな感じで、本家方々の当たりはキツかった。

特に、当時は高級クラブでホステスをしていたお母はんに対しての当たりは相当キツく、ウチの前でも侮蔑する発言をしはることが多かった。

そんなお母はんの娘のウチに対しても、キツくあたる・・・。

ホンマに嫌で嫌で仕方がなかったんどす。

こんな時でもお父はんは、我関せずを通す冷たい人どした。

とても料理の味なんて分かりまへんどしたわぁ。

お兄はんと一緒なら、何でもあんなに美味しかったのに…。

やっぱり食事は好きな人と食べるのが一番どすね。

家に戻ると、直ぐにウチの部屋に入り、くつろごうとしていた。

そこへノック無しでいきなり清春兄さんが部屋に入ってきた。

相変わらず失礼な人やわぁ。。。

「おい、アイツはどないしたんや?」

「はぁ?アイツ?」

「あの凶暴でお前を犯したオマエの男のことやんかっ!」

「凶暴って…清春兄さん……」

ウチは睨むような目で清春兄さんを見た。

「なんや、その顔は?」

「優しい松木のお兄はんなら、大学で勉強してはりますぇ。」

「ちゃうわ、まだ、淫ら付き合い、続いてんのか?」

「淫らって、そんなん違いますさかい。」

「子どもくせに、色目使って、男を咥え込みやがって!あの女と同じやな。」

「お母はんのこと、そんな風に言わんといて下さい。」

「俺のモノもついでにいやらしいオマエのオマンコに挿れたろか?」

清春兄さんが肩を掴んでいやらしい事を言ってきはった。

「また、差し歯が増えますえ。」

口を抑える清春兄さん。

「うっ」

「それに、ウチの身体はお兄はんの体液塗れどすよ!」

超潔癖症の清春兄さんには、この言葉が一番いやなはず。

清春兄さんは、

「けっ、そうやったな。もうお古には用はないわっ」

「二度と来んといて下さいっ!」

清春兄さんは「お古」なんて酷い捨て台詞を吐いて、部屋を出て行った。

これ以来、清春兄さんは二度とウチの部屋には来なくなった。

ちなみに、前歯2本は差し歯になってはったわ。

お兄はんに殴られて、折られたみたいどす。

ええ気味やわ。

しかし、ウチの心が晴れることは全く無かった。

完全に心は死んでいた。

生活は、朝早く起きて、お婆はんと食事を取る。

テレビも付けない、当然お喋りなんて全くありまへん。

そして、女子校に通う。

せっかく、前の中学でお友達が出来たのに…。

それも、お兄はんのおかげ、ちょっと派手なお友達まで出来たのに。また、昔の読書少女に逆戻りどした。

小学校の時からの知り合いもよーけ居ましたが、その頃からウチは浮いた存在やったので、当然、新しい学校でも浮いていました。

「あんた、昔っから、本しか興味ないねんね?」

「へい…本が好きなんで。」

「つまらん子やねぇ。」

こんな感じどす。。。

そして、終業と同時に置屋に向かう。

誰も一緒に帰るお友達なんていまへん。

ただ、ひたすら、歩みを進めるだけ。

そういや、お兄はんと暮らしている時は、いつも隣に優しいお兄はんがいてくれた。

それも笑顔で・・・。

ウチが甘えると、撫で撫でしてくれた。

お兄はんの腕を持つのが好きどした。

お兄はんの匂いが好きどした。

お兄はんの・・・グスン・・・グスン。

歩きながらお兄はんの事を考えて泣いてしまうのもしばしばありました。

置屋に着くと、直ぐに、お姐さん達の支度のお手伝いをする。

着物の着付けが主なお手伝い。

この時のお姐さん達との会話が一番楽しかったかもしれまへん。

歳の近い、仕込みさんの聡子さんと豆雪姐さんと豆千代姐さんとはよく会話をした。

「美優ちゃん、どうやたん?」

「えっ?何がどすか?」

「そんなん、羽伸ばしたんやろ?」

「あっ、あっちの話どすかぇ。」

「どうやったん?同級生のイケメンでも捕まえたかえ?」

恋愛禁止の舞妓さんにとっては、この手の話は皆とても興味深い。

男性とお付き合い経験もあるお姐さんもいますが、やはり15でこの世界に入ってくる方は殆ど大きな恋愛をして来ていない。

建前上は皆おぼこ(処女)となっている。

当然、ウチも外向きには未経験者として、扱われている。

そんなウチに唐突な質問で当惑した。

「あのぉ…」

「あらっ、その顔は彼氏はんが出来たんちゃうの?」

「いや、そんなんいまへんさかい。」

「誰にも言わへんよぉ。だってワテも中学時代彼氏いたし。」

「あ、そんなんどすね。」

「で、スポーツ少年?ガリ勉くんかな?」

「うーーん、スポーツも出来て勉強も出来はる方どした。」

「あらら、ホンマにいたんやね…笑笑」

「えっー、美優ちゃん、小学生で彼氏がいたん?」

お姐さんにカマかけられてしもうたわ。

でも、この人達は唯一信用できるお姐さん達なんで、別に喋っても良かった。

「へい、小学生の時に彼氏ができました。」

「あやぁ〜、小学生かいなぁ。そりゃ、ビックリやね。」

「すご〜い、いいなあ」

「同じ学校やろ?」

どんどん突っ込まれてくる。

これが女の世界どす。

「あいや〜、同じ学校ちゃいます。」

「へぇー、違う小学生なんやぁ。」

どうやら、同級生やと勘違いしてはる。

どないしよう…。もう会うこともあらへんし、テキトーに合わせようかな。

「美優ちゃん、焦ってつまらん男子とくっ付いたんちゃうの?」

豆千代姐さんの「つまらん男子」って言葉にカタンと来てしまいました。

「つまらんなんて、言わんといて下さい。」

「あら、珍しい、美優ちゃんでも怒るのね。」

「つまらんなんて……」

思わず涙が出てしまいましてん。

「あっ、かんにん、かんにん。相手の子、ええ子やったんやね。」

お姐さん達はオロオロして、慰めてくれはった。

「えろうすんまへん…大丈夫どす。」

「泣けるほどの相手やったんやね。」

「へい、とっても優しいお兄はんどした。」

「えっ?」

「えっ?」

「お、お兄はんって?歳上なん?」

「へい、ハタチの大学生どす。」

一同「えっーーーーー!」

ホンマにいきなりお母さんが入って来たみたいな驚きようどした。

「ちょ、ちょっと、大学生って。。。」

「へい、お隣に住んではったお兄はんどす。」

「ってことは、あの辺やと、京大か同大ちゃうの?」

「よう分かりましたなぁ。その通りどす。同大どす。」

「あらぁ〜。ええの捕まえたなぁ」

なんか誇らしかった。お兄はんが褒められるのはとても気分が良かった。

「でも、そんな大人の人と付き合ってことは・・・」

お姐さんが聞きたいことは直ぐ分かった。

要は関係があったかどうか。

ハタチと付き合えば、そう思わはるのは当然やった。

御三方、興味深々でウチの口が開くのを待ってはった。

恥ずかしいことでも、悪いことでもないしウチは正直にお話をした。

「へい、はじめてのお人どす。」

「・・・」

「・・・」

「は、はじめてって、初体験したってことなん?」

「へい、隣に住んではったし、毎日一緒に居ました。」

「きゃーー、マジでぇ」

仕込みの聡子さんが、めちゃくちゃビックリしはった。

舞妓のお姐さん達も唖然とし、声が出なかった。

「そ、それは想定外ね。」

「ホンマやね。キスぐらいは…とおもたけど。」

相当子どもやと思われてみたいどす。

もう、それからは大変どした。

女子ってこんなお話が大好きどす。

根掘り葉掘り、細部まで聞かれてしもうたわ。

一通り話が終わると皆はん、

「ふうー」

「凄い・・・」

「大恋愛やないの?」

感心というか、何というか、凄い空気になった。

毎日、一緒に床をしたことが、衝撃やったみたいどす。

ウチもこの歳になれば、大胆なことをしたなぁと今更ながらに思います。

それぐらいお兄はんが大好きやったんどす。

ウチは折角なので、鞄に潜めているお兄はんの写真を皆はんにお見せした。

「うわぁー、めっちゃイケメンやん。」

「ほんまやね〜、男前はんやね。」

「へへへ、そうどすやろ。」

とっても嬉しかった。

何よりお兄はんの話しが出来たことが嬉しかった。

それから、事あるごとにお姐さん達にお兄はんの話で揶揄われた。でも、全然嫌ではなかったんどす。

話題に出るだけで嬉しかったから。

置屋では、お姐さん達がお座敷に行っている間にお稽古を付けて貰ったり、お掃除をして過ごしました。

日舞のお師匠さんはとても厳しくて辛かった。

夜には家に帰り、テレビなんか見せてもらう事もなく、勉強をして就寝をする。

こんな淡々とした、日常がウチの中学時代の生活どした。

一番の楽しみは、寝る前にお兄はんの写真を眺め、夢に出てきてくれはることを祈りながら寝ることどした。

布団の横には、お兄はんに買うてもろうたピノキオを抱いて寝るんどす。

「お兄はんに会いたい・・・」

何度泣いたことでしょう。

毎晩泣いたかもしれまへん。

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