体験談(約 31 分で読了)
【高評価】【スピンオフ】聖騎士ヒロカイザー編(18)飛翔編。波乱の三年編。大野君と杉山君とみぎわさん(5/6ページ目)
投稿:2022-10-13 00:50:00
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マトモな医者になれよ、アホ安部。。。
ゴチやで。満腹やわ。
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絵本作りクラブも真面目にやり続けた。
先生の前で、露骨に貰った巾着から、
色鉛筆やノートを取り出した。
小声で
「使ってくれてるんだ。」
「当たり前です♡♡」
「一生の宝です♡」
「はいはい、早く取り掛かりなさい。」
俺は聖騎士ヒロカイザーが魔王に攫われたジュン姫を救う絵本を作った。
元々庶民出のヒロカイザーは
ドラゴンと修行をし、聖騎士まで昇り詰める。
闇の世界の魔王に攫われたジュン姫を救うべく、
単身で闇の世界に乗り込み、
聖剣エクスカリバーを使い、
魔物どもを倒して行くストーリー。
最後、ヒロカイザーは魔王と差し違えて、
自らの命と引き換えに
ジュン姫を守って力尽きる。
そんな厨二病全開の作品を仕上げた。
タイトルはズバリ「剣聖伝ヒロカイザー」
恥ずかしーーーい(><)
これが当時はバカ受けして、
市の絵本作品で入選してしまった(汗)
ひと月も市役所の展示場に飾られ
めっちゃ恥ずかしかった。
当然両親も友人も先生も見に来た。
ちょっと真剣に作る過ぎたわ。
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「おう、トシ、練習行こうか?」
「おう、ヒロカイザー!」
「もう頼むわ。。。」
「ハハハ、もうかなりイジられてるやん。」
「ほんまやで、センコーにも聖騎士やろ?ちゃんとせぇよ。なんて言われたわ。」
「ホンマ、ネタに困らんで。」
「いや、でも、話としてはオモロかったわ。」
「・・・。」
カッカッカッと誰が後ろからやってきた。
ヤツだった。。。
「あらっ、練習?」
「あ、みぎわ先生、乙です。」
「誰がみぎわよ!」
「ギャハハハハハ」
「ギャハハハハハ」
この話題なると、ツボにハマる。
「いや、すいません、つい。」
「松木くん、剣聖伝ヒロカイザー良かったわ。」
「どうも。。」
「最後、ヒロカイザー、死んじゃうのよね。市役所で泣いちゃったわ。」
「ぶっー。な、泣いたんでっか?」
「姫を助けて、死ぬなんて、乙女心に刺さったわ♡」
「そうりゃそうでしょう、ジュン姫のモデル、メーテル先生ですからね。」
「トシ!!」
「ウソっ?島村先生じゃないかと、みんな言ってるわよ。」
「そんな捻りがない事ヒロはしませんよ。何となくあのお姫様、メーテル先生に似てるでしょう?胸も大きいし。」
「トシ!てめーぇ。。」
「確かにそうね。バストの感じとか、目元も私っぽいなぁ、って思ってたわよ♡」
1ミリも似てません。モデルは純子先生です!
「そう言う事ですわ。次回作は焼きそば王国のトキ姫かも知れまへんで。」
「いやだ。えっ?焼きそば?」
「ほな、練習あるさかい、先行きますわ、みぎわ先生!」
走ってその場から逃げた。
「おい、いい加減にせぇや。最近、関わってへんのやから。」
「次回作、時の旅人麗しの焼きそば王国のトキ姫でええやん。トキ姫の口付けで、ヒロカイザー、復活や!カレー魔王をやっつける。大ヒットや。ギャハハ♡」
「オマエなぁ。。」
・
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大会前、練習にも力が入った。
短距離練習にも参加した。
「なぁ、愛ちゃん、お兄さんと今度、ドライブ行こうな。」
「ん?加藤か。」
「ダメですよ。愛、子どもだからデートなんてできません。」
偉いぞ、愛。
「デートじゃないよ、植物園でも行こうよ。」
「ほぉー、ええでんな、加藤先輩、植物には目が無いんですわ。」
「お、お、そうか。安西くん、植物園って顔じゃないけどな。」
「千藤さん、あっちでスタートの練習しときや!植物園は俺が行くさかい。」
「はい、トシ先輩!」
「ちゅーこって、吉牛特盛卵付きで、植物園連れて行って下さいね、加藤先輩♡」
おっ、やるやん、トシ。
ちょっと、ドスの効いた声で
「あんま、舐めんとて下さいよ。せんぱ〜い。もう一人、聖騎士もいますさかいね。ちなみにワイは柔道100段やさかい。」
「ちなみに聖騎士ヒロカイザーはセックス初級やけど笑」
誰が、初級やねん!免許皆伝やわ(笑)
トントンのくせにやるおるわい。。。
とりあえず、愛は大丈夫やな。
問題はあっちか。
「トシ、幅跳びの練習に行くわ。」
「オモロそうや、俺も聖騎士さまにお供しまっせ。村人Aとして♡」
「それじゃあ、即死やん。」
・
・
今日もアホなOBが先生に群がってんな。
「センセェー、かわいいねぇ。この後、ご飯行こうよ♡」
「行かないわよ。ちゃんと後輩の指導しなさい。」
「いいじゃん、ちょっとぐらい♡」
「なんなら、食事じゃなくても、他でもいいよ♡」
手を掴んでニヤニヤしている。
「もう、手を離しなさい!」
「おい、俺たちも手取り足取り、夜の指導してよ、センセェー♡」
「うひょひょひょ、手取り足取りでっか?トシどうする?」
「うひょひょひょ、そりゃ柔道やな。手取り足取りやし。」
相当な形相で
「先輩達、俺たちも、一晩掛けて、手取り足取り指導してや。なぁ〜パイセンよ〜。」
「先輩、ヒロ怒らせん方がええで、なんたって、聖騎士ヒロカイザーやからな。エクスカリバーで封殺されんで。」
「はぁ?なんじゃそれ。」
「時にはサイコガンも使うどー。股間だけど。」
「ギャハハハハハハハ♡」
「お、オマエらなぁ、ふざけんなよ。」
「ええですよ。5対2でしょ。」
「そうでっせ、魔貫光殺砲も使えますで、この聖騎士は、ギャハハ♪」
「チェッ、ちゃんと練習せぇよ。」
「なんじゃ、コイツら、聖騎士とか、サイコガンとか漫画の見過ぎだわ。」
「行くぞ。」
「あっ、先輩、砲丸の担当教師、巨乳でメーテルにクリソツでっせ♡」
「マジか!」
アホなOBは、聖騎士と柔道100段に脅され、
巨乳メーテルの元に行った。ギャハハ。
「ありがとうね。ヒロちゃん、トシくん。」
あっ!バカ、先生。動揺して、名前で呼んどるやん。
「はぁ?じゅんこちゃぁぁん、今ヒロちゃんって言わへんかった?」
「えっ?そ、そう?そんなはずないわよ。汗。」
「ひひひ、良かったなヒロカイザー♡」
「トントン!!!」
「ホント、大野君と杉山君ね♡」
とりあえず、クソOBは撃退した。
・
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「カスな先輩やなぁ。シャバ過ぎやわ。」
「おう、聖騎士ヒロカイザーがおればなんも心配要らんわ、ギャハハ♡」
「トントン!次、聖騎士とかヒロカイザーって言ったらコロスぞ!」
「アホっ、トントンよりええやんか!」
「まぁええわ。しかしゴミしか来てないなぁ。」
「2年前は涼子様やったのになぁ。」
「並木涼子か、懐かしいなぁ。」
「何で今年はヤローばっかやねん。」
「あほっ、ヒロカイザーのせいやないか!」
「えっ?俺?」小声「コロス。」
「聖騎士様がOB様みんなに手を出すから、女子OB来へんようになったらしいで。」
「うそやろ?」小声「コロス」
「ってか、涼子だけやぞ!セックスしたのは!いっぱい抱いたけど、涼子オンリーやわ。クソっデマ流しやがって。。」
「・・・・。」
「りょうこさまとせっくす?」
「・・・。ウソやけど。」
「どれが?」
「全部。」
「オマエ、涼子様まで毒牙に!」
「と、トシ、そりゃないで~-。」
「聖騎士さま、アンタもしてへん言うたやん。」
「な、なりゆきで・・。」小声「コロス」
ほんまねぇ、中学生には大問題やねなぁ。
やったら、やらんわ。。。
やられた。
・
・
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しかし、聖騎士ヒロカイザーにもピンチが訪れる。
ちょっとした家庭内トラブルがあった。
「おい、コウ、ヒデ、母さんは?」
「なんかPTAの総会行ってるぞ。」
「ぴちーえーにいってぞぉ。お兄ちゃん。」
「飯は?」
「おでんが作ってあるって。」
「あるって。お兄ちゃん。」
「うん。ヒデはお利口やな。」
・
・
・
夜、お袋が帰ってきて、凄い剣幕だった。
「ヒロ、ここ座りなさい!お父さんも聞いて!」
「なんだ、野球みてんのに。」
「俺も勉強あるけど。」
お袋のこんな顔はろくでもないに違いない。
「あんた、島村先生とどうなってんの?」
「!」
「あの、電車で一緒だった美人先生か?」
お袋がオヤジを睨む。
「今日、懇親会で、恥ずかしかったわ。」
「他の父兄さんもみんな知ってたわよ。島村先生に猛アプローチしてるんですって?凄く怪しいって言われたわ。」
こりゃ、マジ起こりやわ。
「いや、そんな・・。」
「オマエもそんなめくじら立てなくても。」
「あの、部屋に飾ってある写真がそうでしょう?」
「た、確かに・・、そうやけど。」
ダン!とテーブルに出されたのは
「あんたの、机の引き出しからこれが出てきたわ!」
コンドーム・・・。
「島村先生と、まさか、あなた・・。」
「何、勝手に部屋漁ってんねんババァ!!」
ばちーーーーーーん
「いてぇな、何すんねん!」
うぉんうぉん、泣き出した。。。
「何で、何で、先生なの・・。」
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(2020年05月28日)
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