体験談(約 12 分で読了)
何か痴漢と仲良くなってしまった(2/2ページ目)
投稿:2011-12-01 23:00:00
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本文(2/2ページ目)
と言われ、痴漢がそのままの体勢で腰を突き上げた。
自分でも思った以上の声が出るほど、気持ちよかった。
「どっちがいい?」
ともう一度聞かれて、思わず
「してほしい」
と言った。
また激しく突き上げられて、思い切り声が出た。
声が切れ目なく出て、相手から
「いきそう?」
と聞かれた。
首を振ると
「いつもどうしたらいくの?」
と聞かれて、いった事がないと告げると少し意外そうな顔をされたけど
「じゃあ、これからだね」
と優しく言われて頭を撫でてくれた。
また体制を正常位に戻されて少し腰を突かれた。
そして
「そろそろいってもいいかな?」
と言われて頷くと一度腰をゆっくりと深く突き刺された。
思い切り入ってきたそれに今まで一番大きな声が出た。
体がビクビクと反応しっぱなしだった。
痴漢は一度深い息を吐くと
「ありがとう」
といってまたキスをした。
「次は何が気持ちよかったか教えてね」
と言われて、
「次があるんだ」
と安堵してる自分がそこには居た。
単純なもので、体の関係を持つと相手が愛しくなるもので、多分にもれず私も一気に痴漢の事が愛しくなってしまっていた。
でも、その時点でうすうす感づいてしまっている事があった。
美人でも痴漢された事ないって方は大抵気が強く見える方な気がします。
私は、どちらかと言えば強く物を言わないように見えるんでしょう。
よく痴漢と変質者に遭遇する体質です。
その後は二人で食事に行った。
話した事は他愛もない話で、電車内での行為については結局一度も話さなかった。
その人の仕事や年齢、住んでる場所などを聞いた。
住んでる場所は郊外で家族で住んでるとの事だった。
「結婚してますか?」
と聞くと、痴漢は少し黙って
「鋭いね」
と苦笑いした。
「結婚してますよね?」
と確認の意味で問いかけてると、してると返事が返ってきた。
小◯校高学年の子供も二人いると答えた。
指輪はしていなかったからどうかとは思っていたけど、痴漢の優しさには父親のそれが見えたからやはりなという印象であまり驚かなかった。
「結婚してたらもう会えないかな」
と聞かれたので
「そういうのは好きじゃない」
と答えると
「そっかぁ」
と残念そうに言われた。
すると、
「じゃあ食事だけならいいかな」
と言われて、また少し悩んだ。
常識的に考えると妻子ある人と二人で食事に行く事だって良くないだろうと。
とっくに常識的に考えて許されない事を散々してるのに、今更だけど悩んだ。
そこで出した結論は食事くらいならという返事だった。
結局自分は、またこの人と会いたいんだなと自分に自己嫌悪した。
自分自身の父親が不倫して出て行き、家庭がめちゃくちゃになった事もあったのにそれには蓋をして見ないふりをした。
今度は私が相手の家族を不幸にするのかと自分自身に嫌気がさした。
別れ際、痴漢に
「今日はありがとう。また今度はご飯に行こうね」
と言われた。
軽く笑顔を作って頷いたけれど、心はチクチクと罪悪感で痛んだ。
こんなの良くないって頭の片隅で考えたけれど偽の笑顔で取り繕った。
笑顔で痴漢は手を振って去って行った。
こっちも手振ろうとしたけれど、なんかうまく出来なくてそのまま職場の人のように頭を下げてその場から立ち去った。
罪悪感でいっぱいだった。
週末考える事は痴漢の事ばかりだった。
携帯を何度も見て、痴漢からメールが来てないかを確認した。
来てないのを見て、寂しく思う自分となんて馬鹿なんだと思う自分の両方がいた。
週が明けて、いつもの車両に行くとそこに痴漢は居なかった。
毎日、居るわけではないので居なくても不思議ではないのだけどその日は無性に会いたくなっていた。
電車がホームに流れてきて、電車に乗ろうとすると目の端に見覚えのある上着が目に付いた。
「痴漢だ」
と思って、そちらを見るといつもならすぐ近くに寄ってくる痴漢が、その日に限ってはなぜか違う方向へと流れていき、こちらにそっぽを向けて立った。
「なんで?一回抱いた女はどうでもいいのか?」
と思った。
すると、自分の前に立っていた人がいきなりこちらを向いて
「おはようございます」
と告げた。
痴漢ばかり気にしていたので、気付かなかったが会社の男性だった。
この人は前にも電車で一緒になった事があり、その時に痴漢された事もあったので痴漢も相手の事を知ってるようだった。
正直、痴漢の事ばかり気になってた私はなんでこのタイミングで一緒の電車に乗るんだと思った。
相手が先週風邪で休んでいた私の事を気遣うような事を言ってくれたが、あまり耳に入らなかった。
痴漢の事が気になり、目の端で痴漢の事ばかり見てしまっていた。
立っている位置が痴漢の前に会社の男性が立っているような状態だったので、私がちらちらとそちらを見ているのでなんだか会社の人を盗み見ているような感じになり会社の人が途中不審そうな感じだった。
そのまま痴漢はそっぽを向いたまま、私は会社の人の後に続いて電車を出た。
短い3駅区間がさらに短く感じた時だった。
それから二日、三日が過ぎても痴漢とは同じ電車に乗らなかった。
時間間隔の短い電車に乗っているため、同じ電車に乗らない事も多いのだけれど、どうしても会いたくなってしまっていた。
いけない事だとは思ったけれど、自分からメールを送った。
あくまでビジネスメールのような文面で先日のご飯のお礼とまた機会があったら誘ってくださいという内容だった。
痴漢からはわりとすぐに返信が来た。
これまたビジネスメールような感じで、この間は楽しかった、是非また一緒に御飯に行きましょうという内容だった。
メールが来た事にすごく安堵している自分が居た。
もう一度抱いたから、この女はいいと思われているんじゃないかと思っていた気持ちが少し落ち着いた。
けれど、その反面自分は間違った事をしようとしている事も理解していた。
電車に乗って、痴漢が居ない事にため息が出る日が続いた。
そんな数日が続いた後、電車に乗ると違和感を感じた。
誰かがくっついてきている。
咄嗟に痴漢だと思った。
横を見ると痴漢が居た。
もしかしたらおはようございますの一言でも言ったほうがいいんだろうかと思ったけれど、痴漢はこちらを全く見なかった。
察して、これは話しかけないほうがいいだなと思った。
すると痴漢の手が伸びてきて自分の手を掴んだ。
一瞬
「え?」
となったけど、そのまま痴漢と三駅区間手を繋いで過ごした。
なんか変な感じで、矛盾した気持ちがいっぱいだった。
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