官能小説・エロ小説(約 18 分で読了)
【評価が高め】声だけで恋をした子のハメ撮りを見て、俺は全てを諦めた。(1/3ページ目)
投稿:2026-07-31 01:19:47
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ハル(20歳)と出会ったのは昨年のことだった。
とあるネットゲームでたまたま一緒にゲームをすることになった。
それからは、いつものようにハルと通話をしながらネットゲームをしていた。
ハル「シネ!シネシネ!・・・くっそ!味方ザコすぎて負けた!はい無理~!」
俺「ドンマイ、ドンマイ・・・・・・」
俺(22歳)は騒がしいハルを落ち着かせるために声をかけるが、何も聞こえちゃいない。
ハル「うるっさい!大体キミがさ~あ~?あそこでダウンするからぁ・・・!」
いつもハルは俺の声に耳も貸さない。
一度キレると、いつまでも騒ぐ。
そんなハルと毎日通話しながらゲームをしているのは単純で、女の子とゲームがしたいから。
ハル「ねぇ~キミはさ!彼女いるの~?いないか~!童貞か~!きゃはは!」
ハルは声優みたいに声が可愛かった。
モノマネもノリノリで上手いし、時折聞こえる鼻歌もうまい。
それに時々、エッチな話もしてくれる。
ハル「じゃぁお姉さんが筆おろししちゃおうかなぁ~?ふふふ」
童貞だった俺には、ハルの言葉一つひとつが刺激的だった。
正直ハルはオカズだったし、下心が大半を占めていたと思う。
佐竹「味方が雑魚って・・・3人チームなのに失礼すぎだろ」
毎晩のゲームは、俺とハルだけじゃなかった。
偶然出会った仲間の佐竹も含め、3人でゲームをするのが日課だった。
ハル「そりゃそうかー!あはははっ」
佐竹「とりあえずさ、ジュース買ってあげるから落ち着いてよ」
ハルと佐竹は近くに住んでいるらしく、たまに会うらしい。
佐竹に聞いたときは、付き合っていないとは言っていた。
けれど、俺には恋人のやり取りにしか聞こえなかった。
ハル「さっすが!佐竹は童貞じゃないだけあるね~♪」
佐竹「うるっさ。後で持っていくから」
佐竹は鼻で笑い、イケボで返す。
佐竹「いい子にしとけよ」
ハル「うんっ!えへへ~♪」
俺もこんな声だったらと、何度も思っていた。
佐竹は、ハルとは何もないと言い、むしろ俺の下心を応援させてくれとまで言っていた。
ハル「うんっ♪ありがとぅ~ラッキー♪」
俺「・・・」
そんなやり取りを聞くだけの毎日。
俺は「キミ」と呼ばれるし、殆ど話しかけられない。
それでも女の子に縁の無い俺は、とにかく楽しい毎日だった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
決定的だったのはある日、いつものようにゲームが終わった後だった。
ハル「ふぅ~・・・じゃあ、おっつー!佐竹ー早くねー!」
佐竹「はいはい。じゃあ、明人もお疲れー」
俺「おつかれさまでーす」
その日も俺がゲームでドジったせいで、佐竹がジュースをハルに届けることになっていた。
俺は羨ましい気持ちで、ゲームを終えるのが日課だった。
PCでアプリを閉じ、通話用アプリも閉じようとしていた。
そのときだった。
「~~~~ガシャ・・・ガシャ・・・」
佐竹は通話部屋にはもういない。
俺も抜けようとしたが、ハルがまだ残っていたようだった。
ハル「・・・・・・」
外していたヘッドフォンを再び装着し、耳を澄ませてみた。
遠くから、ハルの生活音が聞こえてくる。
どうやら、部屋を抜けるのを待っていたらしい。
ハル「ピンポーン。・・・ハーイ」
遠くでチャイムが鳴り、ハルが対応しているらしい。
気が付くと俺は自分のマイクをミュートにし、ハルの生活音を聞き取ろうとしていた。
佐竹「ほら、ジュース」
ハル「サタケクン・・・・・・」
遠すぎてよく聞き取れないが、本当にハルの家と近いことは分かった。
そのとき俺は、二人の関係性を疑うことはなかった。
その後は耳を澄ませていたが、音はほとんど聞こえなかった。
俺はふと我に返り、盗み聞きしている罪悪に苛まれ、ヘッドフォンを外そうとした。
そのとき、僅かに音が漏れ始めた。
ハル「佐竹くん・・・今日は・・・」
上手く聞こえないハルの声。
佐竹「何?泊ってほしいの?」
ハル「うん・・・いっぱい・・・」
俺は息をのんだ。
どこかで、どうせそういう関係だろうとは思っていた。
俺は目頭が熱くなり、ヘッドフォンを外した。
鼻水と涙で、ティッシュをクシャクシャに濡らした。
ハルへの思いは恋心だったのか、下心だったのか。
この状況はあまりにも、胸が痛かった。
ぶん投げたヘッドフォンをデスクに戻した。
デスクの上には、ハルと佐竹と出会ってからの思い出が多すぎた。
ゲームのポスター、奮発したゲーミングモニター。
イケボにしたくて買った高いマイク。
ハルの声をもっと鮮明に聞きたくて買った、高いヘッドフォン。
そのどれもが、ハルへの思いで満たされていたことに、俺はそのときになってやっと気が付いた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
しばらくして、俺はウロウロと部屋を彷徨っていたが、どうしても気になった。
ハルと佐竹が、今していること。
俺は恐る恐るヘッドフォンを耳に掛けた。
佐竹「いいっしょ?」
ハル「え、でも・・・」
佐竹「頼むよ。明人が絶対喜ぶんだって!」
佐竹が俺の名を発したのが分かった。
声の距離からも、ハルのデスクの近くらしい。
狭い部屋だと言っていたから、ベッドも近いのかもしれない。
ハル「じゃあ・・・あんまり・・・」
よく聞こえなかったが、ハルは何かを拒もうとし、最後には受け入れたようだった。
そしてスマホのカメラ音のような電子音が僅かに聞こえた。
そこからしばらく、ベッドがきしむ音や瑞々しい音、何か苦しそうな声がヘッドフォン越しに伝わってきた。
佐竹「これ見せたら明人も喜ぶわ」
10分ほどそのままでいると、佐竹がマイクの近くで喋り始めた。
ハル「ねぇ!また来てくれるよね?」
ギシっとベッドの音が鳴り、ハルは大声で何かを言っている。
佐竹「うん。来るよ。いい子で待っててな」
俺は話の内容は分からなかったが佐竹の声は遠ざかりながら、ハッキリと聞こえた。
静寂の後も、ハルが泣いているような籠った声だけが聞こえ続けた。
俺は聞くことしかできない。
そのとき、俺のスマホの通知が鳴った。
画面を見ると、佐竹からだった。
「明人!めっちゃエロい画像あるけど、いる?」
さっきの状況からも、俺は何となく察していた。
「ハルのハメ撮り?w」
その文字を消した。
「どんな画像だよw」
また文字を消す。
何度も佐竹への返信内容を打っては消した。
「いる。誰の?」
そして俺は最後に返信した。
泣き疲れた俺は、もうまともに考えられなかった。
「セフレの。オカズにされると喜ぶんだよw」
そしてスマホを開くと、俺の想像通りだった。
誰かの全裸。
誰かのペニス。
誰かがそれをしゃぶる横顔。
俺は絶望し、勃起した。
「どう?抜けるっしょ?」
「誰だよwてか佐竹のデカすぎw」
「俺もこれはオカズになるwまた明日な!」
俺は自分の情けなさに、涙が流れた。
泣きながら、跪き、一生懸命にしごいた。
こんな形で、ハルの顔を初めて知った。
クソほど可愛い、ボブカットの女の子だった。
ハル「え・・・?・・・えっ!?」
突如、耳元からハルの声が聞こえた。
少しだけ鼻声で、いつもより低い声。
ハル「・・・泣いてる?ってゆうか・・・え、なに?」
ハルは通話が切れていない事に気が付き、慌てていたようだ。
俺は一瞬で気まずくなり、すぐにスマホを拭き、パンツを上げた。
俺「・・・なんでも・・・・・・ないです」
ハル「ずっと聞いてたのー?」
ハルはいつものトーンに声を戻していた。
相変わらずの透き通った声。
ハル「・・・あ、あはは・・・うっけるー!なにー?盗み聞きー?」
俺「何も、何も・・・聞いて・・・ないです」
ハル「・・・は、ハルの生活音で~、お、オナニーでもしてたのかなぁ~?キャハハ・・・ハ・・・」
無理したような震えた声。
鼻をすすりながら、ハルは笑う。
でも、強がりは語尾まで持たなかったようだ。
俺「少しだけ、聞いてました」
ハル「そっか・・・」
俺「・・・・・・泣いてるんですか?」
ハル「・・・うん」
どれくらいだったか。
俺たちに沈黙が続いた。
いつもゲームをするとき、佐竹がトイレに行くと、あれだけ気まずかったのに。
今はもう気にならなかった。
ハル「せ、説明したほうがいいかな・・・?」
俺「いや、もう大丈夫です。何も見てません。さ、さようなら!」
ハル「え?え・・・!?見た?何を・・・」
俺たちはもう、一緒にはゲームができない。
感情の波がまた押し寄せ、早口でハルの声を遮って通話を切った。
これでもう、なにもかも終わりだ。
俺は深く息を吐き、椅子から立ち上がった。
そして佐竹に連絡をした。
「ごめん。もうゲームはしない。さようなら」
その夜、佐竹から通知が大量に来ていたが、俺は見ていない。
翌日確認すると、その中には動画もあったようだが、俺は見なかった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
数日後、佐竹からの連絡を読み漁っていると、色んな事が分かった。
ハルはセフレでしかなかったこと。
ハルとはあれから会っていないこと。
画像は単純に喜ぶと思って俺に送ったこと。
何より俺とゲームするのが楽しかったらしい。
佐竹は俺を傷つけるつもりなどなかったのだと思う。
ただ、俺とハルの気持ちを考えたこともなかった。
その後も俺は連絡を返さず、そのまま縁を切った。
そして毎日、1人で同じゲームを繰り返していた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そんなある日、偶然味方になった野良プレイヤーは、ハルだった。
ハル「も、もしもーし・・・キミ・・・だよね?」
ハルはゲーム内に用意された通話機能で俺に話しかける。
久々に聞くハルの声は、前よりも断然可愛く聞こえた。
「違います」
俺は通話ではなく、カタカタとテキストメッセージで返した。
ハル「ハハ・・・キミだね」
もう一人の野良のアバターは訳が分からず、キョロキョロと俺とハルを見ている。
「大丈夫だった?」
俺は何度も迷ったが、どうしても気になる事を聞いた。
ハル「・・・もうダメかもぉ~・・・・・・ハハハ・・・」
「俺は何も見てませんから。大丈夫」
その後、ハルは何も喋らず、ゲームも俺たちの敗北で終わった。
野良は終始、俺のアバターを殴っていた。
その夜。
久しぶりに、PCの通話アプリが通知音を鳴らした。
俺はスマホをベッドに投げ捨て、デスクの前に座った。
通知はハルからのメッセージだった。
「会いたい」
その文字に心臓が高鳴った。
どういう意味なのかは分からないが、ハルが俺と会いたいと言っている。
それだけは確かだった。
「佐竹は?」
少し迷ったが、聞き直した。
「別れたよ」
「どうして?」
「もう分かんない」
俺の指先はしばらくの間、キーボードの上で彷徨っていた。
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