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体験談(約 21 分で読了)

【高評価】【純愛】転んだ事がキッカケで結婚した(3/4ページ目)

投稿:2011-12-01 04:00:00

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本文(3/4ページ目)

「あ、綺麗」

気づいたらそう言ってた。

兄さんは、

「そうだね」

って言った。

それでなんだか頭がすっきりした気がする。

それから兄さんの言い訳?を聞かされた。

断った理由を色々と喋ってたけど、要は高◯生だからフラれたのだ。

まだ警察のお世話にはなりたくないとか、そんなのは全然話が違うけど、兄さんは全く折れず、私はフラれた。

「付き合わなくていいからキスだけ」

と言っても

「付き合ってないのにキスはしない」

と。

何かもうヤケクソ。

話が終わって、ひとまず兄さん宅へ戻る事に。

私は気まずいのと、なんかむかつくので嫌だったけどどうしてもと。

戻ると、夫婦がニヤニヤしながら待っていた。

夫婦がこっそりと、兄さんも私を好いている事を教えてくれた。

嬉しかったけどフラれたのが腑に落ちなかった。

ついでに、私の事でちょくちょく相談をされていたらしい。

24歳にもなる大人が、17歳そこそこの女子◯生に惑わされていると思うとなんか笑えた。

その日は、残りの肉をほとんど私が食べて、ジュースも飲んで終わった。

その日から、また兄さんとメールするようになった。

話の中で、卒業したらOKみたいな事を濁しながら言っていたような。

だから私は卒業前になんとしても兄さんと付き合うと目標を決めた。

それはもうなんていうか、女の意地というかプライドというか。

だから夏休みというのを利用して泊まりに行ったりしてた。

いや、多分、というかどう考えても私はどうかしてる。

ここまでしてフラれでもしたらきっと再起不能になると思う。

最初のうちは、彼氏と別れたばかりという事もあって控え目にしていたのだけど、段々我慢している兄さんを見るのが楽しくなってきた。

泊りにいっては誘惑。

胸を押し当てたり、首筋に吸いついてみたり、泣き脅ししてみたり。

実際、兄さんのが固くなっている事は触って確認していた。

クリスマスの夜も一緒にいたのに何もしてこなかった。

もうこの時は素で泣いた。

キスすらまだしてもらってない。

寝てる間に私がする事は何度もあったけど。

私の就職も決まって、あとは卒業を待つばかりだったのだけど、私はしょっちゅう泊まりに行くので、親はさすがに勘付いていた。

友達の所とは言ってあったけどモロバレだった模様。

年明け、家族でゴロゴロしていたら

「私」

「なに?」

「就職する前に彼氏を連れておいで」

「え、いやいや、え?彼氏いないけど?」

「○○町の人のところによく泊まりに行ってるじゃないか」

父の知人が目撃してリークしたようです

正月まで書いたけど、ちょっと戻って学校祭の時期。

彼氏とは別れたけど兄さんと仲直り?してご機嫌だった。

最後の学校祭という事もあって皆やる気満々。

でも私は兄さんを落とすのに夢中。

学校祭とかどーでもいいわ、みたいな感じ。

うちの高校は、パレードみたいな事をするんだけど、その山車づくりやら衣装作り、出店準備、ダンスの練習、合唱練習などなど、沢山やる事があった。

私は出店の係だったんだけど、面倒くさかったので大体放送室に隠れてた。

放送室はあまり先生も来ないし、本も沢山あるし、防音がしっかりしてて静かで快適。

本は主に漫画だったけど本当に沢山あった。

ワンピースの連載開始時のジャンプとか、エロ本もあったしレディコミも、ジャンルは多岐に及んだ。

放課後の準備中は、放送委員が適当に音楽をかけたりしてて話し相手もいたし暇つぶしにはちょうどいい。

確かここで初めてエロ本を読んだと思う。

で、気づいた事があった。

ラブラブな感じの話は大体、女の子は小柄〜普通な感じ。

一方、背の高い女の子が出てくる話はほとんどが、女王様orキチ・アヘ顔。

がっかりした。

私みたく背の高いのはラブラブな感じになっちゃダメなのかこのやろうってくらいはっきりジャンルが分かれてるのね。

放送室で着々とエロ知識を蓄えてった。

足こき脇こき髪こき、どれも笑える。

ジュース飲みながら本をパラパラ捲ってた。

で、学校祭まであと1週間くらいの時、出店係から衣裳係に異動になった。

理由は、衣装が間に合わないからとの事。

男子の衣装は手抜きそのものだったけど、そういうのって女子のはやたら凝ってたから人手不足になった。

裁縫くらいは出来るけど、衣装作りなんて無理。

ノルマどころか、1着も出来ない気がした。

とりあえず、いつものようにメールの中で兄さんに愚痴ってみた。

そしたら

「妻(兄さんの友人夫婦)は服飾系の専門学校出てたはず」

と教えてくれたので、さっそくその晩会わせてもらった。

(夫婦の旦那をA、妻をBとして)Bに事情を話すと

「じゃ早速作ってみよう!」

Bの持ってた服をアレンジして、パレードのテーマだったハロウィンっぽい衣装に作り変えた。

その服はもう着ないから別にいいんだ、との事。

で、やっぱり手際が凄く、日付が変わる頃には完成した。

Bの身長と私の身長は全然違うから、私が着るとサイズ合わないけど、衣装自体は本当によく出来てた。

次の日、学校へ持って行ってみると皆大騒ぎ。

「かわいい!!」

「おしゃれ!」

と大好評だった。

ノルマが増えた。

慌ててBに連絡してみると、

「久しぶりに服いじったらもっとやりたくなったからどんどんやるよー」

と言ってくれて3日間くらい毎晩通って、一緒に衣装作りやった。

Bは凄くいい人だった。

Aも嫌な顔せず付き合ってくれていい人。

で、学校祭当日。

皆衣装をきてパレード。

街中のルートを回って、広場みたいなとこでちょっとダンス。

なんとなく観衆を見渡すと、兄さん発見。

嬉しい半面、ミニスカみたいな衣装だったので恥ずかしかった。

しかも笑顔で手振ってくるし。

学校祭の最後は、キャンプファイヤーみたいなの。

私はそれには参加せず、兄さんとメールしてた。

そしたら、2年生の男子が一人近寄ってきた。

告白されたのはいい思い出。

後日、兄さんと会った時

衣装似合ってたとか可愛かったとか言われて赤面。

死ぬほど嬉しかった。

抱きついたら頭なでてくれて朝からテンションMAX。

それから兄さんを誘惑する事に精を出す。

とりあえず正月に戻るかな。

父に彼氏を呼べと言われて、彼氏じゃないだのなんだのでちょっと口論。

で、兄さんに相談してみた。

「そっか、さすがに無視するわけにはいかないね」

そんな感じで家に兄さんを呼ぶ事に。

兄さんが家に来て、父と対面。

父はその日はとても不機嫌な感じ。

最初は私も兄さんの横に座ってたんだけど、少し席を外すように言われてリビングに戻った。

弟がニヤニヤしててムカついた。

30分くらいして2人が出てきた。

父も兄さんも普通の感じで、もう帰っていいって父が兄さんに言ったので、私は兄さんに付いて行った。

何にもしていない事やらなんやら話をしたらしい。

それ以降、特に父は何も言っては来ず、今までみたく泊まりに行ったりボードに行ったり。

バレンタインの日、手作りチョコを作って渡した。

兄さんは喜んでくれて抱きしめてくれて嬉しくて泣いた。

で、夜。

今日こそは意気込んでベッドイン。

ベッドに入って、いうものように抱きついてみたり甘えてみたり。

ところが兄さんはいつものように、私を押しはがしたりするだけで何もしてこない。

しまいには寝息まで聞こえてくる。

これ書いてたら私泣いてばかりいるけど、ここでもまた泣いた。

世の中のカップル達はきっと情事に興じているであろうバレンタインに何もされないなんて、兄さんはきっと私はもう大して好きじゃないのではないかとか色々考えた。

そしたら、寝てる兄さんは起きたみたいで、頭を撫でてくれて

「どうしたの?」

って。

全くわかってない。

しばらくそのまま黙っていて、少し嗚咽が落ち着いたあたりで、

「なんで何にもしてこないのか」

「そこまで魅力がないのか」

とか一気に捲し立てた。

一通り言い終わると、兄さんが抱きしめてくれた。

たまに抱きしめてくれる時より強めに抱いてくれて、おでこにチュッとしてくれた。

そんなんで納得できるわけもなく

「口じゃなきゃヤダ」

とか

「キスだけじゃヤダ」

とかワガママ全開。

それでも兄さんは

「ごめんね」

って抱きしめてくれるだけでキスしてくれなくてもう本当に絶望。

「卒業したらキスするから」

とか、私は今して欲しいのにと、散々毒づいてたらそのうち寝てた。

なんか、それで少し兄さんとの間に距離を感じてしまって、その日以降は、無意識の内に素っ気無くなった。

本当に今までみたく甘えたいんだけど、妄想の中では今までみたくしてるのに実際に会うと、どうしてもよそよそしくなっちゃって。

そんなちょっと微妙な感じのまま卒業式。

滞りなく式は終わって、学校の玄関前で恒例の部活の集まりやら仲良しの集まりやら。

私も部活の集まりにいて、それなりの感動に包まれて後輩たちに送別された。

その日の夜。

同級生みんなで集まる予定があった。

私も漏れなくその集会へ行ってワイワイやってた。

兄さんの事は頭から離れなかったけど、きっと今会ってもよそよそしくしちゃうだろうからって会うのは諦めてた。

宴も終わりが近づいて、私も私の友達も

「今日は朝までカラオケでも行こうか」

なんて話をしながらその場を後にした。

携帯は何度か鳴っていたけど見ないようにしてた。

きっと兄さんからだし、見てもなんかすっきりしないと思ったから。

でも、一応親には連絡入れておかないと、と思って携帯を見ると、やっぱり兄さんからの着信。

父からの着信もあった。

とりあえず、父にメールで

「友達とカラオケ行ってくる」

と送ってカラオケへ。

それはもう歌いまくった。

ノドがらがらになっても歌って、兄さんを考えないように次から次と歌ってた。

朝日と同時に帰路についた。

仕事が始まるまで約3週間。

最後の春休み。

友達と別れると、やっぱり兄さんの事で頭が一杯になってしまった。

で、そうです。

足は勝手に兄さん宅へ。

呼び鈴鳴らしまくった。

寝むそうな兄さん。

とりあえず中へ、と言われて入っていった。

兄さんは食事中だったみたいで、食べかけのパンがあった。

兄さんは私の分のパンをトースターに入れてコーヒーを淹れてくれた。

なんとなく無言。

凄く気まずくてちょっと来た事を後悔。

なんとなくトイレへ。

どうしたもんかと考えて結局何も浮かばないでリビングへ戻った。

兄さんは私のパンにジャムを塗っていて

「焼けたよ」

なんて言ってる。

結局大した会話もしないまま兄さんの出勤時間。

「帰る?ここにいる?」

って聞いてきた。

帰りたくもないし、ここにもいたくない。

どうしようか迷っていたら

兄:○○の事好きだよ。

私:え?

兄:好き。

で、キスされた。

ちょっと触れるくらいだったけど、やっとだ、と思って凄い嬉しかった。

「ここにいる」

兄さんがカギを渡してくれた。

兄さんはそのまま出勤してった。

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