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女刑事のパンスト足コキ尋問①

投稿:2026-07-22 10:13:56

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ストッ王◆I3mCQDg(山梨県/40代)
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冷え切った缶コーヒーの感触が、手のひらからじわりと熱を奪っていく。自販機の青白い光が、夜の廊下に二人の影を落としていた。

「ねえ、松川くん。このココア、糖分すごすぎない?脳みそが溶けそう」

三上紗英は、二十四歳という年齢を感じさせないどこか冷めた瞳で、温かい缶を振った。隣に立つ新人刑事の松川淳平は、背筋をピンと伸ばしたまま、自分のレモンティーを握りしめている。

「そうですか?三上さん、いつもより少し甘いもの飲んでますもんね。糖分補給が必要な状況なんですか?」「んー、そうかもね。あんまり考えすぎると頭が煮えるから」

三上は小さく笑った。その笑顔には、同世代の女性のようなあどけなさと、取り調べ室で見せる獲物を追い詰める捕食者の気配が同居している。松川はそんな彼女を、少しだけ尊敬し、また少しだけ恐ろしく思っていた。

「あ、そうだ。松川くん、次は警護じゃなくて、私の取り調べの補助に入ってよ。どうせヒマでしょ」「えっ、僕ですか?まだ報告書の書き方で手一杯なのに……」「いいじゃん、勉強だよ。いいもの見せてあげる」

三上がそう言って背伸びをした瞬間、廊下の向こうから足音が響いてきた。

「おい、二人ともいたか」

息を切らしてやってきたのは、強行犯係の主任だった。その顔には明らかな焦燥が貼り付いている。

「三上、ちょっと手を貸せ。例の小林だ。連日しつこく揺さぶりをかけてるんだが、主犯の男の名前だけは絶対に口を割らない」「小林さんですか。……なるほど、相当な覚悟ですね」

三上は缶コーヒーをゴミ箱へ放り投げ、カチャンという乾いた音を聞きながら振り返った。

「あいつの口から、主犯の名前を吐かせろ。お前のその『魔法』でな」

主任の言葉に、松川は隣で息を呑んだ。三上の取り調べは、時に芸術的ですらある。相手の心の隙間を正確に突き、自滅へと追い込む――それが、彼女の『プロ』としての手法だった。

三上はふわりと肩をすくめ、長い髪をかき上げた。

「わかりました。松川くん、行くよー」「あ、はい!三上さん!」

三上は廊下を歩き出しながら、ちらりとだけ松川の方を見て、悪戯っぽく口角を上げた。

「主犯が誰か、私が三分で当ててあげる。松川くんは、その瞬間を見逃さないようにね」

その言葉には、新人を鼓舞するような熱はなく、ただ冷徹な自信だけが宿っていた。二人は重い鉄の扉の向こう、取り調べ室という戦場へと足を踏み入れた。

取り調べ室の空気は、廊下とは比べ物にならないほど重苦しく、澱んでいた。

パイプ椅子に背を預けて座る小林の表情には、まだ余裕があった。四十年生きてきた中で培った、修羅場を潜り抜けてきたという自負。それが彼を支える盾となっている。

三上紗英は、小林の正面に座ると、ゆっくりと動作を開始した。きっちりと着こなした黒のスーツに、意志の強さを感じさせるベージュのストッキング。その足先にある、少しだけヒールの高い黒のエナメルパンプスが、床をコツンと小さく鳴らした。

彼女は優雅な動作で腕を組み、続けて脚を組んだ。膝頭がスッと重なる。新人である松川は、部屋の隅の記録机に立ち、そのあまりに堂々とした所作に、呼吸を忘れて見入っていた。

三上は小林の目をじっと見つめ、静かに切り出した。

「小林さん、今からあなたを吐かせるからね」

その声は事務的で、しかし妙に温度が低い。宣告というよりは、天気の話でもするように淡々とした言葉だった。

小林は一瞬、きょとんとした後、鼻で笑った。肩を大きく揺らし、手錠をかけた腕を机の上で組む。

「……はっ。なんだと思えば、若い女一人かよ。俺も舐められたもんだねぇ。こんな小娘に何ができるってんだ?刑事の層が薄いのか、それともお偉いさんが俺を笑わせようとしてるのか」

小林は侮蔑の色を隠そうともせず、三上を値踏みするように上から下まで視線を走らせる。犯罪組織の中ではその名を知らぬ者はいないという、荒くれ者特有の不遜さがそこにあった。

三上は小林の暴言に怒るどころか、細い指先で自身の顎をなぞり、楽しげに目を細めた。

「小娘、ね。いい言葉。私、そういう風に思われてる時が一番調子が出るのよね」

三上は組んでいた脚をゆっくりと解き、身体を少しだけ前傾させた。その動き一つで、部屋の空気が張り詰める。

「ねえ、小林さん。あなたのその余裕、いつまで保てるか賭けてみる?」

三上の瞳が、獲物を仕留める直前の猛禽類のように鋭く光った。松川は背筋に冷たいものが走るのを感じた。これが、三上が『プロ』と呼ばれる所以なのだと、本能的に理解したからだ。

三上は組んでいた脚をゆっくりと解くと、そのまま迷いなく、小林の股間へとつま先を滑らせた。黒いエナメルのパンプスが、無防備な小林の急所にぴたりと収まる。

「……何の真似だ、おい」

小林は引きつった笑みを浮かべたまま、強がりを口にする。だが、三上の顔からは先ほどまでの冷徹な笑みも消え、まるで興味のない対象を解体するような、事務的な表情が浮かんでいた。

三上は体重をわずかにかけ、パンプスの先でじわじわと小林の急所を圧迫し始める。硬質なエナメルの感触と、その下にある肉体の柔らかい抵抗。三上は何も言わず、ただ執拗に、微細なリズムでその一点をグリグリと刺激し続けた。

「くっ……!」

小林の喉の奥から、くぐもった空気が漏れる。彼は必死に余裕を装い、額に浮き出た脂汗を拭おうともせず、ニヤリと口角を歪めて見せた。

「へえ、最近の刑事はこういう……挑発的な取り調べが流行りか?あいにくだが、俺はそんなガキの遊びじゃ揺らがねえぞ」

しかし、その声は先ほどよりもわずかに震えていた。小林の体は本能的な危機感からか、硬直と緩和を繰り返している。三上のパンプスが、男にとっての急所という急所を、逃げ場がないように逃さず捕らえ続けていた。

三上は小林の苦悶の表情を観察するように見つめ、わざとらしく首を傾げた。

「あら、どうしたの?そんなに汗かいて。さっきまであんなに余裕そうだったのに」

彼女の瞳は一切笑っていない。小林が必死に保とうとしている『余裕』という名の仮面が、ヒビ割れていくのを彼女は静かに待っていた。

「……フン、これくらい……なんてことはない……」

小林は下卑た笑みを貼り付け、荒い息を吐き出す。だが、すでに彼の足元は三上のペースに飲み込まれ、理性を維持することすら困難になり始めていた。

小林の視線が一点に釘付けになった。三上が履いていた片方のパンプスを脱ぎ捨て、ベージュのストッキングに包まれた華奢な足先を、彼の股間へと滑り込ませたからだ。

硬いエナメルの感触から、肉体の温もりを直接感じさせるストッキングの肌触りへと変わる。三上の足の裏が、小林のズボンの上から、熱を帯びて膨らみ始めた硬い箇所をそっと、しかし確実になぞった。

「あら。……もしかして、大きくなっちゃったの?」

三上は小林の目をまっすぐに見つめ、いたずらっぽく小首を傾げた。その声は氷のように冷静でありながら、同時に耳元で囁くような甘い響きを帯びている。

「そんな……っ、こと、ねえよ……!これは、ただの……!」

小林の余裕は、もはや見る影もなかった。自分の意思とは裏腹に反応してしまう身体に、彼は狼狽し、顔を赤く染め上げる。四十年積み上げてきた犯罪者としてのプライドが、目の前の若い女刑事によって、物理的かつ心理的な屈辱へと塗り替えられていく。

三上は小林の必死の否定など意に介さず、獲物の逃げ道を一つずつ塞いでいく。彼女は小林の顔をじっと見つめながら、その華奢な足の指先を、ズボンの上からペニスの輪郭を辿るように動かした。

ゆっくりと。まるで、硬い紐を解きほぐすかのような、執拗で繊細な動き。

擦れるたびに、小林の身体がビクリと跳ねる。彼女のストッキング越しに伝わる足の体温が、小林の理性を少しずつ、確実に溶かしていく。部屋には、小林の荒い呼吸音と、衣擦れの微かな音だけが響いていた。

「嘘つかなくていいのに。……ほら、正直になったほうが、あなたも楽になれるわよ?」

三上は淡々とした笑みを浮かべたまま、再びその動きを深く、ゆっくりと繰り返した。松川はその光景を目の当たりにして、息を止めることしかできずにいた。これが、言葉を使わずに相手の核心を抉り出す、三上の『取り調べ』の真骨頂だった。

取り調べ室の空気が、異常な熱を帯びていく。小林の股間は既に限界を超えて膨らみ、ズボンの生地が限界まで張り詰めている。先ほどまでの不遜な笑みはどこへやら、今の彼は、自分の身体を制御できないことへの恐怖と、生理的な快感への抵抗に引き攣った表情を浮かべていた。

三上は、冷ややかな瞳でその様子を観察しながら、残った片方のパンプスも脱ぎ捨てた。両足のストッキング越しの感触が、直接、小林の急所を挟み込む。

「さて。どこまで耐えられるかな」

三上は悪戯っぽく微笑み、両足を交互に動かし始めた。ズボンの上から、丹念に、そして執拗にペニスの輪郭を擦り上げる。逃げ場などどこにもない。小林は歯を食いしばり、顔を歪め、必死に声を殺そうと喉を鳴らした。それは尋問という名の拷問であり、同時に、彼の精神を根底から破壊する儀式でもあった。

その光景を記録係として見守っていた松川は、背中に冷や汗が伝うのを感じた。三上の所作には一点の曇りもない。まるで機械のように、しかし人間が一番耐えられない部位を、容赦なく、かつ淡々と攻め立てる。彼女はただ、身体を刺激しているだけではない。小林の「男としてのプライド」を足先で踏みにじり、その根底から崩壊させているのだ。

(……この人、本当に何なんだ……)

松川は、三上の底知れぬ「恐ろしさ」に息を呑んだ。そして、次の瞬間、彼は自分自身の身体の異変に気づいた。目の前で繰り広げられる、あまりにも背徳的で刺激的な光景。冷徹な美貌を持つ女性刑事が、犯罪者をその足先で支配していくという構図は、松川の理性をも激しく揺さぶっていた。

「っ……」

自分の股間が熱を帯び、硬く脈打っていることに気づいた松川は、慌てて手でそこを押さえた。心臓が早鐘のように打つ。小林を追い詰める三上の背中を見つめながら、彼は恐怖と、言いようのない興奮の狭間で、ただ呆然と立ち尽くすしかなかった。

「……どうしたの、松川くん?顔が赤いよ」

三上がふと、取り調べの手を休めることなく、肩越しに松川へと視線を向けた。その瞳は、すべてを見透かしているかのように、どこまでも冷たく、そして鋭かった。

三上の動きは、掠れるような衣擦れの音さえ立てないほど静謐だった。

「吐く気になった?」

そう問いかける彼女の瞳は、小林を人間としてではなく、ただの解析対象として見ている。小林は荒い息を吐きながら、必死に屈辱を飲み込み、血走った目で三上を睨みつけた。

「……ふざけるな。たかがこれくらいの刺激で……吐くわけねえだろ」

その声は震え、説得力を欠いていた。三上は「そう」と短く応じると、ゆっくりと椅子から立ち上がり、小林の顔のすぐ近くまで身を乗り出した。彼女の髪から微かに漂う石鹸の香りが、小林の理性をさらに揺さぶる。

「じゃあ、どこまで耐えられるか、頑張ってね」

甘い吐息のような囁きとともに、三上の細い指が小林のズボンのチャックに伸びた。金属が擦れる冷たい音が、取調室の静寂を切り裂く。躊躇いもなく、彼女は小林の誇りも羞恥心も丸ごと引きずり出すように、そのペニスを露わにした。

「おい、やめろ……っ!」

小林の体から余裕という仮面が完全に剥がれ落ち、狼狽が露わになる。しかし、三上は止めない。彼女は再び椅子に座ると、小林の太ももに両足のかかとを預け、ストッキングに包まれたつま先が、ゆっくり、無防備になった小林のペニスを優しく、だが逃げ場がないほど密着して包み込んでいく。

「……っあ、あぁ……」

ストッキングの滑らかな素材感と、その奥にある三上の足の熱で、小林の表情が、苦痛と快感の間で激しく歪んだ。ストッキングのきめ細やかな繊維がペニスの先端を撫で上げ、三上の足指が締め付けるたびに、彼の腰が勝手に跳ね上がる。強がろうとする理性はすでに霧散し、彼の身体はただ、三上の支配する快楽に忠実な反応を示し始めていた。

部屋の隅でその光景を見ていた松川は、手で股間を押さえたまま、その場から一歩も動けなくなっていた。三上の冷徹さと、対照的な足先の温もり。その強烈なギャップに、松川の脳内もまた、別の意味で限界を迎えようとしていた。

三上は小林の苦しげな、しかしどこか甘い喘ぎ声を聞きながら、サディスティックな笑みを深めた。

「ほら、正直な身体。……ねえ、もう主犯の名前言っちゃったほうが、ずっと楽になれるんじゃない?」

小林の必死の抵抗は、もはや悲鳴にも似た断絶した言葉になっていた。

「い、言う……わけねえ、だろ……ッ!」

その言葉を嘲笑うかのように、三上は冷淡な微笑を浮かべる。彼女の表情には、慈悲もなければ、感情的な高ぶりすらない。ただ、目的を遂行するための最短ルートを淡々と歩む、冷徹なプロの顔があった。

「じゃあ仕方ないから、足を動かしちゃおっと」

三上は小林の太ももに体重をかけ、かかとをしっかりと固定した。それを支点にして、ストッキングのつま先で挟んだペニスを、リズムに合わせて上下にスライドさせ始める。

上に動かせば、ストッキングの滑らかな布地が皮を押し上げ、先端を包み込む。下に引けば、布地が皮を強引に引き下げ、敏感な亀頭を露出させる。

「――っ!あ、あぁっ……!」

未知の感触だった。ストッキングという微細な繊維の集合体が、皮膚の奥底を直接こすり上げ、神経を狂わせる。硬質なエナメルから解放された足裏の柔らかな肉感が、熱を帯びた小林の本体を逃さず絡め取る。

小林の口から、制御不能な喘ぎ声が漏れ出した。それはプライドをかなぐり捨てた、敗北の音だった。

その様子を別室のモニターで見守っていた捜査指揮官と上司たちは、顔を見合わせ、言葉少なに呟いた。

「……三上という女、あれは刑事というより『拷問師』だな」

指揮官が、冷や汗を拭いながら重い口調で言った。

「ああ。あそこまで追い詰められたら、どんな鉄の意志を持つ男でも、一瞬で心を折られる。俺だって……あんな取り調べを受けたら、プライドも秘密も全部かなぐり捨てて、一瞬で吐いちまうだろうな」

別室の彼らは、三上の美しさの背後に潜む、底知れぬ狂気と技術に戦慄していた。彼女はただの尋問のプロではない。相手の最も恥辱的な部位を掌握し、快楽という名の楔(くさび)を打ち込むことで、精神の防壁を内側から崩壊させているのだ。

取調室では、三上がさらにリズムを速めた。

「ねえ小林さん。そんなにいい声出しておいて、まだ言えないの?あなたをこんなに気持ちよくしてあげてるのよ?」

三上の声は甘美で、それゆえに小林の精神をより深く絶望の淵へと突き落としていた。

小林の意識は、快楽の波に呑まれながらも、必死に最後の防波堤にしがみついていた。(……ああ、くそっ、なんて女だ……。だが、いい……。このままいかされて、全部吐き出させられてたまるか。むしろこの快楽を享受したまま、意地を通しきれば……最後に笑うのは俺だ……!)

快楽の極致で頭が白くなる中、小林は自身の身体を『得』を得るための道具へとすり替えていた。組織の秘密を死守したまま、最高潮の快楽だけを奪い取る――それが、彼に残された唯一の、そして歪んだ勝利の方程式だった。

しかし、三上の瞳には、小林のその浅はかな計算がすべて映し出されていた。

「残念、逆よ」

三上は足を止めた。急に訪れた冷たい虚無感に、小林の身体が熱を求めてピクリと跳ねる。

「まさか、このままいけると思った?」

三上の言葉は、冷酷な宣告となって小林の耳に突き刺さった。彼女はゆっくりとつま先を離し、先ほどまで執拗に刺激していたその場所を、あえて冷たい空気のなかへと放置した。急激な温度差と、快楽の遮断。それによって小林の身体は、心地よい高揚から一転して、言いようのない不快感と喪失感に叩き落とされた。

小林は愕然と目を見開く。支配を奪われ、今度は焦燥感に支配される番だと悟ったのだ。

三上は小林の反応を愉しむように、椅子の背もたれにふんぞり返り、組んだ足を優雅に組み替えた。今度はその足が、小林の視界から遠ざかる。

「吐かないなら、ここでやめちゃうけどどうする?」

三上は悪戯っ子のように笑った。その笑顔には、一切の慈悲がない。

「このまま不完全燃焼で終わって、私の取り調べも終了。……ねえ、どちらが地獄かしら?このまま名前を吐いて最高の快感を味わうか、それとも、この最高に気持ちいいところで寸止めされたまま、一生後悔し続けるか」

彼女はゆっくりと、もう一度ストッキングのつま先を小林の足元へ近づける。だが、触れることはしない。その寸前で止め、まるで餌を焦らす飼育員のように、小林の理性を弄んだ。

「さあ、どっち?」

小林の喉が、ごくりと大きく鳴った。強がりはすでに霧散し、彼の心には、快楽を途中で奪われることへの猛烈な恐怖だけが支配的に広がっていた。

小林の額からは、脂汗が滝のように流れ落ちていた。プライドの残骸をかき集め、彼は奥歯を噛み締めて搾り出す。

「……ッ、言う……わけ、には……いかないんだよ……!」

その言葉を聞いた三上の表情から、わずかな温かみが消えた。彼女は無言のまま、すっと片足を上げ、そのストッキングに包まれたつま先を小林の顔へと押し付けた。

「……あ」

小林の鼻先には、密閉されたストッキング越しのわずかな汗の匂いと、三上自身の微かな甘い香水の匂いが直接塗りつけられる。それは暴力的なまでの刺激だった。女の肉体の匂いに晒され、小林の理性の糸が、ブチリと音を立てて千切れる。

既に限界だったはずのペニスが、さらなる熱を帯びて大きく硬直する。その様子を、三上は冷ややかな観察者の眼差しで見下ろしていた。

「本当、素直じゃないね。身体はこんなに求めてるのに」

三上は再び両足のつま先を、小林のペニスへと戻した。今度は先ほどよりも深く、根元から先端までをストッキングの柔らかい生地で完全に包み込むようにして。

――シュルリッ、シュルリッ。

ゆっくりと、しかし逃げ場のない圧迫感で、彼女は上下に擦り始める。ストッキングの細かい織り目が、ペニスの敏感な皮膚を際限なく刺激する。それは機械的な摩擦ではない。三上の足の温度と、繊細な指の動きが小林の神経を一本ずつ掻き乱していく。

「あ、あぁっ……!あ……っ、三上、さん……ッ!」

小林の口から、もはや強がりとは程遠い、蕩けきった喘ぎ声が零れ出した。全身が小刻みに震え、腰が勝手に跳ね上がる。快楽の奔流に意識が白濁し、彼が死守しようとしていた「主犯の名前」という聖域が、音を立てて崩れ去ろうとしていた。

部屋の隅で、松川は顔を覆いたくなるような衝動を必死に抑えていた。自分の股間の熱も頂点に達しており、三上が容赦なく小林を快楽の底へ突き落としていくその光景は、彼にとって筆舌に尽くしがたい毒であった。

「気持ちいい?……吐かないと、もっとひどいことになっちゃうわよ?」

三上は小林の歪みきった顔を覗き込み、妖艶な笑みを浮かべながら、さらに深く、足先を往復させた。

三上は動きを止め、小林の震えるペニスを両足のストッキングでしっかりと挟み込んだまま、顔を覗き込んだ。その瞳には、獲物を追い詰めた捕食者の冷徹な光が宿っている。

「……もう楽になっちゃいなよ。吐くなら、出させてあげる。ね?」

甘い誘惑の言葉。小林は唇を震わせ、何かを叫ぼうとして、しかし喉の奥で押し殺した。抵抗の意志と、底知れぬ快楽への渇望が激しく衝突し、彼の目元からは一筋の涙が頬を伝って流れ落ちた。

「……うん。もう少しだね」

三上は小林の脆弱な精神を確信したように微笑むと、再び、今度はより深く、執拗に足を上下させ始めた。

――シュッ、シュッ。

ストッキングの繊維が擦れる乾いた音が、取調室の静寂に響き渡る。それに重なるように、小林の口から獣のような喘ぎ声が漏れ出し、壁に反響した。理性が溶け出し、羞恥もプライドも、すべてが快楽の濁流に飲み込まれていく。

三上はリズムを刻みながら、最後の一押しをかける。

「ねえ、ほら。主犯の男の名前を言ったら、このままいかせてあげる。……誰なの?」

その問いかけは、小林にとっての唯一の救いであり、同時に断頭台のスイッチだった。

「――っ、く、菊池……菊池清一だ……ッ!」

小林の口から、ついにその名が飛び出した。

「お、お願いだ……ッ!いかせてくれ……ッ!頼む、もう限界なんだ……ッ!」

彼は涙を流しながら、子供のように三上にすがりつき、懇願した。三上は「よく言えました」と、賞賛とも慈悲ともとれる冷ややかな声で囁くと、両足に力を込め、最後の大胆なストロークを放った。

小林の太ももを支点に、つま先が根元から先端までを一度に大きく、強く擦り上げる。

「あ、あぁぁぁぁぁ――ッ!!」

小林の絶叫が部屋に木霊した。刹那、彼の身体が弓なりに反り、限界を超えた快楽が堰を切って溢れ出す。

――ピュッ、ピュルルッ。

小林のペニスから勢いよく噴き出した精液は、天井へ、そして壁一面へと無残に飛び散った。白い飛沫が鈍く光り、取調室という厳粛な場所を、汚濁と背徳の空間へと変貌させる。

松川は、あまりの光景に絶句し、立ち尽くしていた。目の前で繰り広げられたのは、捜査という名の蹂躙。三上紗英という刑事が持つ、抗いようのない恐ろしさを、松川はその目に焼き付けた。

全てを吐き出し、虚脱して椅子に崩れ落ちる小林を、三上は表情一つ変えずに見下ろしていた。彼女はゆっくりと立ち上がり、乱れたスカートを整えると、事もなげに呟いた。

「報告書、書いておいてね、松川くん」

そう言い残し、三上は足音高く、冷徹にその場を後にした。

あの狂気じみた取り調べから数時間後。再び、夜の廊下の自販機前には、先ほどと変わらぬ青白い光が二人を照らしていた。

松川は手元にあるレモンティーを握りしめていたが、中身はほとんど減っていなかった。さっきの取り調べ室の光景――壁に飛び散った飛沫、小林のなりふり構わぬ絶叫、そして三上の無表情なまでの冷徹さが、網膜に焼き付いて離れない。

「……三上さん」「ん?」

三上は隣で、またしても新しい缶コーヒーを開けていた。その足元には、先ほどまで小林の急所を弄んでいたストッキングが、光を反射して光っていた。

「さっきの……小林の取り調べ。あんな手法、本当にマニュアルにも載ってないし、普通の刑事じゃありえません」

松川が意を決してそう言うと、三上はコクリと一口飲み、くすりと笑った。彼女は松川の方を向き、その瞳で彼の顔をじっと観察する。

「そういえば、松川くん。さっき小林が射精したとき……あなたも、射精してたでしょ?」

心臓が、喉から飛び出るほど強く跳ねた。松川は顔を一気に熱くし、言葉に詰まる。確かに、あの場にいただけで、あの背徳的で刺激的な光景を目にしただけで、松川の身体は限界を超えていた。三上に見つめられ、彼女の足先で小林が屈服する姿を脳内で補完し、彼は自覚せぬまま、その場で果てていたのだ。

「っ……、それは……」「隠さなくていいよ。新人のうちは、そういう刺激に慣れてないからね」

三上は楽しそうに、松川の反応を愛でるように笑った。松川は、自分の理性が、この女性の前では完全に無力であることを悟った。そして、恐怖と同時に、抑えきれない禁断の欲求が彼の中で鎌首をもたげる。

「……三上さん」「ん?」「今度……僕も、三上さんのそのストッキングで、足コキ……してください」

松川の声は、自分でも驚くほど震えていた。恥辱と興奮が入り混じり、視線を上げることすらできない。

しかし、三上の反応は冷ややかだった。彼女は「何言ってるの」と呆れたように吐き捨てると、手に持っていた空き缶を、松川のおでこにコン、と軽くぶつけた。

「あんた、新人のくせに生意気よ。仕事とプライベートの区別もつかないのかしら」

三上は小林に向けたときとは違う、冷たく突き放すような視線を投げかける。だが、その口元には、どこか悪戯っぽい余裕の笑みが消えていなかった。

「……気が向いたら、考えておいてあげる。でも、まずはちゃんと報告書を完成させることね。できなきゃ、今日みたいな『ご褒美』は一生お預けだから」

三上はそう言い残すと、ヒールの音を響かせながら、一人で夜の廊下を去っていった。松川は赤くなったおでこを抑えながら、遠ざかる彼女の背中を見つめることしかできなかった。

-終わり-
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