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青春の1ページ・クリスマスイブ(1/2ページ目)

投稿:2026-02-01 01:12:34

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せいしゅんのあやまち◆ZlhgF2A(大阪府/50代)
前回の話

登場人物本木雅也・・・僕です。本木雅弘に似てると学生時代に良く言われたので、この名前にします。身長175センチ。血液型O型。高山早紀・・・当時、付き合ってた彼女です。高岡早紀に似てます。身長160センチ。上から90ー60ー92。血液型B型。東谷紀之・・・親友です。東山紀之に似てます。…

いやぁ、すみません。前回はエッチな描写が少なかったですよね。でも、実際に数分も保たなかったので、あの通りなんです。二回目以降はもう少し頑張ってます(笑)。

僕は早紀と正式に恋人として付き合う事になり、楽しい日常が訪れました。本当に楽しかったです。

また、親友である東谷にも彼女が出来ました。バイト先で知り合った同い年の女子で、村上里佳子さんに似た美人なので、村下里佳子にしておきます。初めて見た時、本当に美人だなと思いました。身長も167センチでスラッとした美脚で、バストも88センチだったと思います(すみません、ハッキリと覚えてません)。

初めて見たのは高校の文化祭でした。ウチの高校の文化祭に彼女が来たんです。早紀も彼女が気に入り、すぐに仲良くなりました。

それからは四人でダブルデートもするようになったんです。この頃が一番楽しかったかもしれません。

さて、今回は早紀と迎えた初めてのクリスマスイブのお話です。

「寒いな〜」

教室で僕はマフラーを付けたまま、ジャンバーも脱がずに座ってました。

東谷「うるさいな。何回言うんだよ?」

「で、でも寒くない?」

東谷「いや、寒いよ。けど、言っても始まらないだろ?」

「うう、寒い!」

東谷「お前は本当に寒さに弱いな」

さて、いよいよ二学期も終わりです。

期末テストを終えて終業式、何より早紀との初めてのクリスマスイブを迎えます。

「なあ、里佳子ちゃんと何処か行くの?」

東谷「いや、別に・・・レストランでメシ食うだけだよ。そっちは?」

「俺ん家で二人で祝うんだ!」

東谷「お前は良いよな。夜は家に誰も居ないんだもん」

「そうなんだよ。それにな、俺がイブは家に泊まっていってくれないかって頼んだら、OK貰えたんだよ!」

東谷「ほー、大したモンだな。あの早紀がOKするとはな」

「だろ?俺もダメ元で言ったんだけどさ。それでな・・・ちょっと耳貸せ!」

東谷「何だよ?」

東谷は僕に右耳を預けました。

「これってOKって事でいいんだよな?」

東谷「何が?」

「いや、何がって、クリスマスイブに男の家に泊まるって事はそういう事だろう?」

東谷「んんー、ま、そういう事だろうな」

「い、いいんだよな?」

東谷「俺に聞くなよ!」

「いや、前回の失敗があるからさ。俺、アレ以来、手ぇ出してないからさ」

東谷「ま、流れに任せろよ。それより、お前、今度はちゃんと避妊しろよ!」

「うん、わかってる。ゴムも用意してるよ!」

東谷「当たり前だろ。全く学生の分際で無責任中出ししやがって!」

「悪かったよ。反省してるよー」

東谷「でも、まあ、あんまり気合い入れ過ぎんなよ。空回りするタイプだからな、お前は」

「偉そうに。そういうお前はどうなんだよ!」

東谷「あん?別に何も考えてないよ。流れに任せろだ」

「お前、何か余裕あるよな?」

東谷「そりゃ、お前と違って恋愛経験が豊富だからな!」

「うるせえ!全く、何で、お前がモテるのか分からん。あんな美人と付き合いやがって!」

東谷「お前には早紀が居るだろうが!」

「いや、でも里佳子ちゃんは大人っぽいよな。とても同い年とは思えん!」

東谷「うーん、まあ、そうなのかな?」

「なーにが、うん、まあ、そうなのかな、だよ。余裕こきやがって、ムカつく!」

東谷「まあまあ、お前は早紀と楽しめばいいじゃねえか、なぁ?」

「言われなくても楽しむよ!」

そんな会話をしながら下校時刻を迎えました。

寒風の中、僕と東谷、そして早紀が自転車を漕ぎます。

「ううう、寒い!」

早紀「また言ってるね」

「だって寒いんだもん!」

早紀「言ったからって暖かくならないわよ」

「わかってるよ、そんな事」

東谷「全く、うるさいったら、ありゃしない」

早紀「ホント、騒がしいんだから。もうちょっと大人っぽくなれないの?」

「寒いのを我慢せねばならんのなら大人になんぞなりたくない!」

早紀「東くんなんか、何にも言わないよ」

「そいつは感覚が麻痺してるんじゃ、感覚がバカなんじゃ!」

早紀「そんな事ないよ。落ち着いてるんだよ。だから、あんな大人っぽい女子に好かれるんだよ」

東谷「雅也も言ってたけど、里佳子って、そんなに大人っぽいか?」

早紀「うん、凄いよ。色気ムンムンって感じ!」

東谷「いや、色気なら早紀も負けてないと思うけどな・・・」

「うん。負けてない負けてない!」

早紀「ヤダ、二人ともイヤらしい言い方しないでよ!」

「ね、今日、何時ごろ来てくれるの?」

早紀「え、ああ、5時か6時頃でいい?」

「うん。問題なし!」

早紀「じゃ、そのくらいに行くね」

「うん。じゃ、夜にね。バイバイ!」

早紀「バイバイ」

東谷「浮かれてトラックに跳ねられるなよ」

「うるせえ!テメェは跳ねられろ!」

東谷「早く帰れ、しっしっ!」

「覚えてろよ、テメェ!」

早紀「ホント、子供なんだから!」

そんな事を言い合いながらも僕らは日常を楽しんでました。

家に帰ると母が特大のクリスマスケーキを用意してくれてました。

「デカいケーキだなぁ、こんなに食えないぞ」

「別に全部食べなくたっていいんだよ。今日は初めてのクリスマスイブなんだろ?」

「んん、ああ、まあな」

ズズッとホットコーヒーを啜ります。

「アンタ、ちゃんとゴムは付けるんだよ」

「ブーッ」

コーヒーを噴き出してしまいました。

「あっ、汚いね!ケーキに掛かったじゃないの!」

「ゲホ、ゴホ!な、何言ってんだよ!」

「何って避妊しろって言ってんのよ。正しい性教育でしょうが!」

「そ、そんな事しねえよ!」

「嘘おっしゃい!アンタくらいの年頃の男はその事しか考えてないよ。分かってんだからね、母さん!」

「そういうこと言うなよ!」

「いいかい、アンタはまだ責任能力が無いんだから、他人様の娘さんを妊娠させるなんて事があっちゃイケナイんだよ!」

「分かってるって!」

「ゴムは買ってあるんだね?」

「う、うるさいな。そんな事しないって言ってるだろ!」

「母さんが買ってきておいたからね。そこの引き出しに入ってるから!」

「余計な事するなよ!」

「何が余計な事よ。備えあれば憂い無しって言うだろ?」

「もういいって!」

「楽しみだね〜」

「何でお袋が楽しんでんだよ。てか、何を期待してんだ。頭おかしいのか?」

「ふふふ、テレちゃって、ひひひ」

(やっぱり、このババア、頭イカれてんな。親父が他の女に走るの分かるわ)

夕刻、早紀から電話が入りました。

この頃は携帯すらありません。電話は家の電話が常識でした。

「あら、早紀ちゃん?ウチのバカ息子が首を長くして待ってるよー」

「ちょ、代われよ、もう!」

僕は受話器を母親からひったくりました。

「痛い!何すんだよ、この子は!」

「向こう行けって!」

「ここは私のウチなんだよ!」

「もういいから、向こう行ってくれって!」

「全く、一人で大きくなったような顔して!だいたいアンタはオムツが取れるのも遅かったんだよ!」

「あー、もう分かったから向こう行ってくれ!」

僕ら親子のやり取りを聞いて早紀が電話の向こうで笑ってました。

早紀「相変わらず仲良いね!」

「仲良くなんかないよー。大変なんだから!」

早紀「ふふ、今から出るね」

「あ、うん、待ってる!」

早紀「じゃ、後でね」

「あ、気を付けてね。トラックに跳ねられないように(笑)」

早紀「まだ言ってる(笑)。じゃあね、バイバイ!」

「うん。バイバイ。待ってるね!」

「トラックとか縁起でも無いこと言うんじゃないよー。バカだね、この子は!」

「何だよ。聞いてたのかよ!」

「冷蔵庫に鶏のモモ肉もあるから、それも食べてね。あの子、鶏肉くらい焼けるんだろ?」

「ん、ま、多分」

「ん、アンタ料理してもらった事ないの?」

「え、あ、そういや無いな」

「ダメじゃないか。料理が一番大事なんだよ。嫁選びには!」

「別にまだ結婚すると決まった訳じゃないだろ!」

「それでも観察しとくモンなんだよ。そういう事は!」

「あ、そう。わかったよ。料理が下手だから親父に逃げられたんだな!」

「あ、言うね、この子は!ケンカ売ってんのかい?」

「もういいから仕事行けよ!」

「まだ早いじゃないか!」

「今日は早めに行こうよ。ね!」

「ヤダよ。早く行ったって店開いてないし。給料貰えるなら行くけど」

(全くもう!)

午後5時過ぎに早紀が来ました。

「早紀ちゃーん。待ってたよー。さ、早く入って。今コーヒー淹れてあげるから!」

早紀「すみません」

母がホットコーヒーを早紀に渡しました。

ズズッと早紀がコーヒーを啜ります。

早紀「美味しい!あったか〜い!」

「ほら、ケーキ買っておいたからね!」

早紀「大きい〜、綺麗!」

「でしょ?」

早紀「あ、でも、この茶色いのは?」

「このバカ息子がコーヒーぶち撒けたんだよ!」

早紀「ヤダ、何してんのよ!」

「いや、それは・・・」

「私がゴム用意してんのかって・・・」

「わ〜〜〜!」

早紀「ど、どうしたの?」

「ちょ、ちょっと待っててね!」

僕は母親を連れてキッチンを出ました。

「バカか?何言おうとしてんだよ!」

「何って、だから、ちゃんと避妊しろって話だよ。こういう事はお互いに責任があるんだからね」

「だからって、早紀に言うなよ!狂ってんのか、テメェは!」

「親に向かって何て口の効き方をするんだい!このドラ息子!」

「頼むから、普段通りにするのはヤメテ!お願いだから、少しは他所行きになってくれ!」

「何言ってんだい、ここは私のウチじゃないか」

「だから、そういうこと言ってんじゃなくて、もう少し常識をさ・・・」

「何が常識だよ。この非常識息子が!」

(ああ、もう疲れる・・・)

「あ、そうだ。早紀ちゃん。鶏のモモ肉があるんだけど、アンタ焼ける?」

キッチンに戻って母が言いました。

早紀「あ、はい。焼いた事はあります」

「そう。料理は得意なの?」

早紀「いえ、どちらかと言うと苦手なんで、また教えてもらえますか?」

「ああ、お安い御用だよ。いつでも言いな!」

(良く言うな、このババア。アンタだって、そんなに料理上手くないだろ!)

そんな会話をしながら、母は出勤の時間を迎え、家を出ました。

(はぁ〜、やっと出て行った。長かった〜)

僕たちは二人になると、早速、シャンパンで乾杯しました。アルコール度数の低いヤツです。

鶏肉を食べ、食後にケーキを食べながら、僕はクリスマスプレゼントを早紀に渡します。

「こ、これ・・・」

早紀「私に?」

「うん。安物だけど・・・」

早紀が包装紙を破り、小さい長方形の箱から中身を取り出します。

18金の安物のネックレスです。先端に十字架がぶら下がってました。

早紀「綺麗〜!」

「ホント、安物だから!」

早紀「ね、付けて!」

「え、あ、うん」

僕は早紀の後ろに回り、背後からネックレスを早紀の首に付けます。緊張して手が震えました。

早紀「ぷっ、手、震えてるけど」

「ご、ごめん。こういうの慣れてなくて」

早紀「じゃ、今度は私の番だ。はい!」

早紀が紙袋を手渡してきました。

中を見ると、手編みの黒いセーターでした。

「あ、セーターだ!」

早紀「雅也、寒がりでしょ?それに黒が好きって言ってたから・・・」

「ありがとう。着てもいい?」

早紀「うん!」

僕は早速、セーターに袖を通しました。

早紀「あ、似合う!」

「凄え、あったかい!」

その後もシャンパンを飲みながら談笑しました。

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